KADOKAWAが、ポップカルチャーをテーマにした周遊型アートフェスティバル「Pop Over Musashino」を埼玉県所沢市の2会場にて開催!
角川武蔵野ミュージアムではイラストレーター展、所沢航空発祥記念館ではロボット展が実施されます☆
KADOKAWA「POP OVER MUSASHNO」
期間:2025年2月7日(金)~3月30日(日)
会場:
・角川武蔵野ミュージアム(イラストレーター展)
・所沢航空発祥記念館(ロボット展)
KADOKAWAが埼玉県所沢市の2会場にて開催する、ポップカルチャーをテーマにした周遊型アートフェスティバル「Pop Over Musashino」
POM展は、ところざわサクラタウン内にある隈研吾氏がデザイン監修した「角川武蔵野ミュージアム」と、日本初の飛行場の跡地に建てられた「所沢航空発祥記念館」の2カ所の会場で、それぞれ異なるテーマで展開されます。
第一会場の角川武蔵野ミュージアムでは、地域の歴史的風土をテーマに、SNSで注目を集める新進気鋭のイラストレーター数十名が描く新作を公開する企画展を開催。
第二会場の所沢航空発祥記念館では、『マジンガーZ』や『機動戦士ガンダム』など70年代の空飛ぶロボットアニメをテーマにした現代アートが展示されます。
「所沢市民文化センター ミューズ」では、大河原邦男氏、永井豪氏、安彦良和氏登壇のスペシャルイベントも予定されています。
「Pop over」には、その場に気軽に立ち寄るという意味があります。
POM展では、太古から移民が交り合い、新たな文化が生まれてきた武蔵野という土地に「Pop over」しながら、「Pop Culture(ポップカルチャー)」と地域文化との「Overlap(重なり合い)」が楽しめる、新たな体験を堪能できます。
角川武蔵野ミュージアム:イラストレーター展「FR@GMENTS of THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」
料金:
前売券(オンライン販売)1,700円(税込)
当日券(窓口販売)1,800円(税込)
会場:角川武蔵野ミュージアム5階(ところざわサクラタウン内)
開館時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
共催:公益財団法人 角川文化振興財団
企画協力:株式会社TWIN PLANET・株式会社R11R
参加作家(50音順):
青里みんと/葵山わさび/赤倉/朝際イコ/芦屋マキ/AyaNee/アルコポルカ/あんころもちこ先生/磯辺/imid/うた坊/O仮名だモ/おおね/OKADA/オカユウリ/オツザカ/おのやま/かたるに。/かにくみーとい/神吉李花/ききのき/くまぞう/ぐりーんたぬき/黒城ろこ/慧子/Kou/coalowl/コタチユウ/510/寿なし子/ごろく/犀将/彩田花道/桜田佳代子/桜庭すず/さけハラス/サコ/さわ/ s!on/色田/周憂/色塩/城咲ロンドン/しんいし智歩/Z-Z/SG/スガタ/スドウ創太/sekuda/rsef/その/それーゆ/TKS/田中寛崇/ちょん*/津島ソラ/ツネナみ/ TSUMOI/巴ゆも/ともけー/ともわか/とろろとろろ/nowri/ナナテトラ/ななみ雪/7日/なるめ/ぬごですが。/はーみん/白皙/87saurus/はまふぐ/はむメロン/haru/ハルイチ/hiko/ひずみ/ビビ/ひみつ/100年/ひゃもぉ/藤森しき/冨士原良/双森 文/ぽんすけかいかい/ぽん豆°/茉生田うぃん/まかぎ/ましろか/matumot/まのでまりな/眩しい/間明田/南波タケ/海憂/Mengxuan Li/瑪透/杜本/八館ななこ/やまなみ/山吹あん/雪丸ぬん/yudouhu/YOOKI/ryo9/旅行/るいせんと/REOspikee/ ronoh/ ROROICHI/わき
角川武蔵野ミュージアム5階のところざわサクラタウンでは、「アイドルマスター シンデレラガールズ」をテーマにしたイラストレーター展「FR@GMENTS of THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS(フラグメンツ オブ アイドルマスター シンデレラガールズ)」を開催。
2005年にアミューズメント施設向けゲームからスタートした、株式会社バンダイナムコエンターテインメントによる「アイドルマスター」シリーズは、ライブイベントやTVアニメ、映画等多岐に渡るメディアミックス展開で人気を博し、2025年に記念すべき20周年を迎えます。
今回の展覧会では同作品の中でも“デレマス”の愛称で親しまれる「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアイドル190名が、X総フォロワー数770万超・総勢111名のイラストレーターによる美麗イラストで彩られます。
イラストレーターたちが描くのは、武蔵野を舞台にアイドルたちの自然体な姿を切り取ったフラグメンツ(断片・カケラ)。
今回の展示会場でもあり、隈研吾氏がデザイン監修した角川武蔵野ミュージアム(ところざわサクラタウン内)をはじめ、日本初の飛行場の跡地である所沢航空記念公園、かつてデレマスのライブが行われたベルーナドーム、そのほか古くから街道の要所で、自然豊かな環境の中に歴史的景観が共存する武蔵野の様々な象徴的な場所を、アイドルたちが生き生きと躍動感を持って駆け回る姿が描かれます。
武蔵野に「Pop Over(立ち寄る)」するアイドルたちの素顔が垣間見える、ところざわサクラタウンでしか楽しめない、史上初の展覧会です。
所沢航空発祥記念館:ロボット展「Fighting Robots 現代アーティストによるサイドストーリー」
料金:大人520円・小中学生100円(税込)
会場:所沢航空発祥記念館
会館時間:9:30~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(ただし、祝日と重なる日はその翌平日)
共催:所沢航空発祥記念館・公益財団法人所沢市文化振興事業団
協力作品・会社(年代順):
マジンガーZ(1972年-1974年)ダイナミック企画株式会社
勇者ライディーン(1975年-1976年)株式会社東北新社
超電磁マシーン ボルテスV(1977年-1978年)東映株式会社
機動戦士ガンダム(1979年-1980年)株式会社バンダイナムコフィルムワークス
第2会場となる所沢航空発祥記念館では『マジンガーZ』
『勇者ライディーン』
『超電磁マシーン ボルテスV』
『機動戦士ガンダム』といった70年代の空飛ぶロボットアニメをテーマにした現代アート展が開催されます。
1970年代、高度成長期が終わって閉塞感があった日本で、画面はモノクロからカラーへ、さらに単なる“正義VS悪”ではない、戦争のリアリティやドラマ性を追及した作品も多く生まれたことで、日本のロボットアニメは海外をも巻き込み、第一次全盛期を迎えました。
今回は、海外でも人気の高い作品をテーマに、現代アーティストの池内啓人氏、小松美羽氏、藤浩志氏、山本高之氏、弓指寛治氏によって、造形・インスタレーション・映像・絵画など様々な手法で表現されます。
ロボットアニメが好きな方も、そうでない方も、会場に散りばめられた日本の航空の歴史も振り返りながら、アーティストから湧き出たインスピレーションを心ゆくままに楽しめます。
池内啓人 Hiroto Ikeuchi 氏 プロフィール
ブリコラージュの手法を用い既製品を分解、再構築した作品を製作するアーティスト。
これらは事物が持つ本来の意味を解体し、鑑賞者の主観によって変化する新たな価値が提供されます。
作品のモチーフの多くはロボットアニメなど日本のカルチャーや海外SFに源流を持ち、レトロフューチャーとしてあり得たかもしれない現在を作り出すアーティストです。
小松美羽 Miwa Komatsu 氏 プロフィール
幼少期より自然豊かな環境で様々な生き物と触れ合い、その死を間近で見届けてきた経験から独特の死生観を構築するアーティスト。
万物に魂が宿る八百万神の概念や古くから伝わる神話に登場する神獣を中心に日本の伝統的な文化と現代的な芸術感を融合させた独自の表現によって現在、世界に大調和(The Great Harmonization)という概念を提唱し、「祈り」のメッセージを発信しています。
藤浩志 Hiroshi Fuji 氏 プロフィール
4歳の頃よりカエルのキャラクター切り抜きスクラップブックを制作。
デビュー作「鴨川泳いだこいのぼり」以降、様々な企画で「カエル」が象徴的ワードに。
世界人口の増加をモデル化した「2025カエルの池シンポジウム」では2nd JASグランプリを受賞しています。
2000年より遊ばなくなったおもちゃで子どもの遊びの場を作り出す「KAEKKO(かえっこ)」を全国配布。
現在、壊れたおもちゃの山と暮らしているアーティストです。
山本高之 Takayuki Yamamoto 氏 プロフィール
小学校の教員免許を持ち、その経験をもとに、子どもたちとワークショップ型の活動を行いながら「なにかを知る」という体験を探求する作家。
コチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド、2016年)に参加しているほか、国際芸術祭あいち(2022年)ではラーニング・キュレーターを務めています。
弓指寛治 Kanji Yumisashi 氏 プロフィール
「自死」や「慰霊」をテーマに創作を続けるアーティスト。
ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校の第一期生として学んでいた2015年に、交通事故後で心身のバランスを崩していた母親が自死。
出棺前に浮かんだ「金環を持った鳥のモチーフ」が、多くの作品で彼の表現の核となっています。
2018年に「第21回岡本太郎現代芸術賞展」岡本敏子賞、2021年に「VOCA展2021」佳作賞を受賞しています。
ロボット展「Fighting Robots 現代アーティストによるサイドストーリー」スペシャルイベント
料金:2,500円(税込)
開催日:2025年2月8日(土)
時間:14:00~15:30(13:00開場)
会場:所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール
ゲスト:大河原邦男、永井豪、安彦良和
モデレーター:
井上伸一郎(小説家・編集者・プロデューサー)
演奏:潤音ノクト(バーチャルアーティスト)
「所沢市民文化センター ミューズ」では、大河原邦男氏、永井豪氏、安彦良和氏登壇のスペシャルイベントが開催されます。
ロボットアニメ界の巨匠たちによるトークセッションのほか、バーチャルアーティストのピアノ演奏×ロボットアニメソングのコラボレーションが実現します。
演奏は、潤音ノクト(うるねのくと)。
株式会社KADOKAWA・株式会社ドワンゴによるクラシック音楽バーチャルアーティストプロジェクト「ポルタメタ」からデビューした、東京交響楽団特別監修のバーチャルピアニストです。
2024年4月「ニコニコ超会議」で初披露後、YouTubeを中心に、クラシック音楽やピアノ演奏の魅力を伝える配信活動を行っています。
2024年8月「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2024」にて、東京交響楽団とのリアルタイム共演で本格デビューを果たしています。
ポップカルチャーと地域文化が融合した、周遊型アートフェスティバル。
「Pop Over Musashino」(POM展)は、2025年2月7日(金)~3月30日(日)の期間開催されます☆