高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争、地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりを心揺さぶるドラマと共に描き、全世界震撼の大反響を呼んだ「猿の惑星」新シリーズ。
最新作にして、映画史の神話へと繋がる『猿の惑星/キングダム』が、2024年5月10日についに日本公開されます。
今回は、人類の“望み”がかかった重大な秘密を握る人間・ノヴァの魅力と監督が語る演技ついてのコメントを紹介します。
映画『猿の惑星/キングダム』ウェス・ボール監督コメント
人間が高度な知能を持つ猿に支配された未知の惑星という前代未聞の世界観と、衝撃的なラスト・シーンで映画史上に燦然と輝く神話となった、1968年公開の映画『猿の惑星』
そんな『猿の惑星』の、“完全新作”として描かれる『猿の惑星/キングダム』
『ゼルダの伝説』実写映画の監督にも抜擢され世界から注目が集まっているウェス・ボールと、『アバター』シリーズを手掛けた最高峰のVFXスタジオWETAがタッグを組み、現在から300年後、支配者が人間から猿へと移り変わった衝撃的な世界を舞台に、猿と人間の“共存”か人間の“絶滅”かをかけた<猿&人間>VS<猿>の新たなる衝突をこれまでにない圧倒的なスケールで描きます。
人間と猿の立場が完全に逆転した世界が舞台となっている本作において、人間は文化や技術、社会性を失い衰退化、まるで野生動物のような存在として描かれています。
そんな野生化した人間を手掛けるうえで監督を務めたウェスは、人間の女性・ノヴァ役のフレイヤ・アーランを“完全なる野生”に見えるよう様々な工夫を凝らしました。
フレイヤを泥々にしたり爪を汚したり、アザを作ったりまでもしましたが、彼女はまるで気にしませんでした。
とこだわりを明かすとともに、フレイヤの役者魂を絶賛。
監督が自信を覗かせる“野生化した人間”も、本作の見どころのひとつとして期待が高まります。
野生動物と化した人間と一緒に暮らしつつ、人間の中で誰よりも賢いとされており、逆転した人間と猿の関係性に大きな影響をもたらす“ある秘密”を握っているノヴァ。
中身こそ賢くあるもののビジュアルは完全に野生化した人間のため、汚れなどの施しはもちろん、野生っぽく見える動きにもこだわっているそうです。
監督は
彼女は走り方なんかも最高なんです。
本作においてとても重要なことは、野生の人間でありつつアクションも演じなければならないこと。
フレイヤはそこをしっかりとこなし、ノヴァを上手に表現してくれました。
と、難しい役どころを見事に演じたフレイヤによって見た目も動きも完全に“野生化”した人間に仕上がっていることを明言。
ノヴァを演じたフレイヤも
できる限り彼女について知りたいと思っていたので、監督とはたっぷりと時間をかけてノヴァについて話し合いました。
そして肉体面での準備もたくさんしました。野生動物のような動きを学ぶとかもです。
と野生動物を参考にしつつ、監督とともに綿密にノヴァを創り上げたことを語りました。
本作ではそんなノヴァが、絶対的な猿による支配を目論む冷酷な独裁者・プロキシマス・シーザーによって家族と故郷を奪われてしまった若き猿・ノアと出会い、ともに人間と猿の“共存”という道を目指しプロキシマスへと立ち向かっていきます。
しかし、ノヴァと出会う前までのノアは、逆転した人間と猿の立場が当たり前の世界で生きてきた猿。
監督は、
主人公のノアは、人間を“野生動物”として見ています。
現実の世界で人間が、動物園の檻の中にいる猿を見るような感覚で彼は人間を見るのです。
『すごいね、お互いにコミュニケーションを取るんだ、頭が良いんだね』
と僕たちが思うように、逆の立場から。
そこからノアは本当の人間について学んでいくのです。
と物語における人間の立場を語ってくださいました。
ノヴァと出会い共に時間を過ごしていくなかで、これまで知ることのなかった“本当の人間”、そしてかつて人間と猿が共存していた時代があったことを知り、今まさに誕生しようとしている猿の独裁国家に違和感を抱いていくノア。
果たして二人は、種を超えた団結によって狂気の支配を止め、再び共存可能な世界を作ることができるのか―。
そして、そのカギとなるノヴァの握る“秘密”とは一体何なのか。
シリーズ史上最大のスケールで描かれる新たな衝突の先には、衝撃のラストが待ち受けています。
監督が自信を語る“野生人間”ノヴァにも是非注目し、『猿の惑星』完全新作を堪能してくださいね!
映画『猿の惑星/キングダム』作品概要
監督:ウェス・ボール
出演:オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
-
猿が支配する世界を描いた新たな物語!映画『猿の惑星/キングダム』
続きを見る
映画史に残る神話的名作シリーズ『猿の惑星』の新章開幕。
映画『猿の惑星/キングダム』は、2024年5月10日全国ロードショーです☆
© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.