「メズム東京、オートグラフ コレクション」の五感で楽しむ料理を提供するレストラン「シェフズ・シアター」にて、『オズの魔法使い』の世界観を表現したランチ&ディナーシグネチャープログラムを開催。
物語の前半をランチ、後半をディナーで再現。
ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成します。
メズム東京、オートグラフ コレクション『オズの魔法使い』メニュー
提供期間:2023年10月4日(水)~2024年1月28日(日)
提供時間:ランチ11:30~15:00 (L.O. 14:00) / ディナー 17:00~23:00 (L.O. 22:00)
提供場所:メズム東京、オートグラフ コレクション 16階レストラン「シェフズ・シアター(Chef’s Theatre)」
料金:ランチ:6,400円~ / ディナー:12,800円~
キャンセル料:前日50% / 当日100%
東京の“今”の躍動感や波長と共鳴し、五感を魅了する数々のこだわりでお客さまをお迎えするクリエイティブなホテル『メズム東京、オートグラフ コレクション』にて、『The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)』の世界観を独創的に表現した、ランチ&ディナープログラムを開催!
ミュージカルや映画でも知られる『The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)』は、1900年にアメリカで出版された、竜巻によって家ごと運ばれ、魔法の国オズに迷い込んだ少女ドロシーの冒険や様々な出会いを描いた文学作品。
長い年月を経た現在でも世界中で愛読されている14巻にもおよぶ奇想天外なストーリーは、第6巻で一度終了するも、読者からの強い要望に応え、著者ライマン・フランク・ボームはこのシリーズの執筆を再開しました。
メズム東京の「シェフズ・シアター」でも、物語と同様、ゲストからの強い要望でメニューをリニューアルしシグネチャープログラム第5弾として再登場します。
シグネチャープログラムは、物語の前半をランチ、後半をディナーで再現。
ランチとディナーを合わせると一つの物語が完成します。
ランチプログラム
ランチプログラムでは、大きな竜巻によってドロシーが家ごと不思議の国オズへと飛ばされる冒険の始まりから、ついにエメラルドの都へたどり着き物語が大きく展開していく場面までを料理で表現。
アミューズ【竜巻/The Cyclone】
ツブ貝/トマト/パセリ
物語は、主人公の少女ドロシーが愛犬トトと共に家ごと竜巻で飛ばされるところからスタートします。
ガラスの器に、エスカルゴバターでソテーしたツブ貝を盛り付け、トマトコンソメのエスプーマを上にかけ、パセリベースのグリーンのピュレで竜巻の渦を表現してマイクロハーブで飾りつけしています。
オードブル【マンチキンたちと話し合い/The Council with the Munchkins】
トラウトサーモン/フロマージュブラン/柑橘
ドロシーは東の悪い魔女の家の上に落ち、奴隷にされていた小さな人々マンチキンたちを偶然に救います。
家に帰る方法を訪ねたドロシーに親切な北の魔女は、東の魔女の銀の靴を持ってエメラルドの都へと続く黄色いレンガの道をたどってオズの魔法使いに会いに行くように伝えます。
銀の靴をイメージしたトラウトサーモンのコンフィに白い魔女をイメージしたフロマージュブランのディップを添え、オレンジをベースとしたソースで、黄色いレンガ道を表現しました。
メイン【森の中の道【魚】/The Road through the Forest】
本日の鮮魚/黒米/栗
銀の靴に履き替えたドロシーは、カカシと、錆びて動けなくなったブリキのきこりと、臆病なライオンに出会います。
カカシは脳みそを、ブリキのきこりは心を、ライオンは勇気を手に入れる願いを叶えてもらうため、オズの魔法使いに助けを求めにドロシーと一緒にエメラルドの都に向かうことになります。
黒米と黒オリーブのリゾットと黒オリーブのチュイルでブリキのきこりを、蕪のピュレと根菜でカカシを、玉ねぎと栗でライオンをそれぞれの色から料理に作り変えています。
メイン【おそろしいけしの野【肉】/The Deadly Poppy Field】
川俣シャモ/紫キャベツ/紫マスタード
試練を乗り越え、エメラルドの都を目指して進みますが、途中で色鮮やかな花々に魅せられ、気が付くと真っ赤なケシの花畑へ入り込んでいました。
深い眠りを誘うケシの花の匂いによって、ドロシーとトトとライオンは眠り込んでしまうのでした。
川俣シャモのムネ肉に鶏のムースをのせ紫キャベツで包んで火を入れ、マデラソースをベースにした紫マスタード、ビーツで風味を加えています。
赤い色の野菜の付け合わせとハーブで盛り付けています。
デセール【すばらしいエメラルドの都/The Emerald City of Oz】
青りんご/洋ナシ/ショウガ
とうとうエメラルドの都にたどりつきます。
何もかもが緑色の都でやっと会うことができたオズの魔法使いから、西の悪い魔女を退治することができたら願いを叶えようといわれ、いったんはあきらめかけますが、やってみようと立ち上がります。
りんごのコンポート、さつまいもクリーム、しょうがのムース、チョコスポンジ、洋ナシとターメリックのソースにサクサクパイ。
青リンゴの軽いクリームと飴細工でエメラルドの都を表現しています。
ディナープログラム
ディナープログラムでは、悪い西の魔女との闘いで窮地に追い込まれるシーンから、無事にわが家に帰るフィナーレまでを表現します。
アミューズ【悪い魔女を探しに/The Search for the wicked Witch】
白身魚/ホタテ/タコ
西の悪い魔女を倒すためにドロシーたちは、西の魔女のもとへと向かいます。
魔女の手下である狼の群れや、カラスの大群、黒い蜂の大群に襲われる危機を乗り越えますが、“黄金の帽子”をかぶり呪文を唱えた魔女に、かかしときこりは壊され、ドロシーとトト、ライオンは魔女に捕まってします。
狼を紅芯大根と梅干しのソースを添えた白身魚のマリネ、カラスをひじきのソースとイカ墨パンを使ったタコのラグーコロッケ、蜂を春菊ソースと野菜のエチュベにハチの巣をイメージしたチュイルで表現。
魔女の黄金の帽子はホタテとイカのサラダに柑橘系のソースを加え金粉のコルネを盛り付け再現しています。
オードブル【ドロシー仲間をすくう/The Rescue】
車エビ/ハマグリ/蕪
西の魔女に捕らえられ不当に働かされていたドロシーが、ある日、怒りを覚えバケツの水を魔女にかけると、魔女は叫び声をあげながら溶けて消えてしまい、仲間と共に自由を取り戻すことができたのです。
車エビ、ハマグリ、魚介のコンソメを使用したゼリー寄せと緑の魔女を表現したグリーンハーブのチュイルを飾ったグリーンハーブのムースを作り、バケツ型の器にいれた暖かいハマグリベースの出汁で調理した蕪のブルテをかけます。
溶けていくムースで物語を再現しています。
メイン【偉大なペテン師の魔術/The magic Art of the Great humbug】
鯛/コブミカン/レモンバーム
西の魔女を倒し再びエメラルドの都へ戻ったドロシーたちに、オズの魔法使いは、自分はペテン師、ただの人間であることを明かします。
落胆するドロシーたち。
しかしオズは、それぞれの望むものは、魔法を使わなくとも手に入ると言い、かかしには針や詰め物をして作った脳みそを、ブリキのきこりには絹で作ったハート型の詰め物を、ライオンには緑の瓶に入った勇気の出る飲み物を渡します。
鯛のパイ包み焼にレモンバームの風味を加えた魚のムース、ドライトマト、チョリソーのスライス、ジャガイモのスライスを綺麗に並べ、フルーツタルトのような見た目に。
アメリケーヌをベースとしたコブミカン、シトロネル、ココナッツ等を加えたソースを添えています。
メイン【気球はどうやってとんだか【肉】/How the Ballon was Launched】
国産牛/パースニップ/石川小芋
オズはドロシーを気球に乗せてカンザスへ帰すことにしますが、飛び立つ時に走り出したトトを追いかけたドロシーは気球に乗りそびれ、結局オズだけが気球に乗って行ってしまいました。
エメラルドの都の兵隊から、南の良い魔女グリンダなら助けてくれるかもしれないと教えられ、ドロシーたちは再び旅に出ます。
味噌を使用したマリナードに半日漬けた国産牛をロースト。
セップの風味を纏ったパートブリックを半円形に加工して気球を作り、白いセロリラブのピュレ、パースニップ、ニョッキ、パールオニオン等の白いクリーム煮で雲を表現しています。
デセール【なつかしいわが家へ/Home Again】
かぼちゃ/栗/ヨーグルト
南の国にたどり着いたドロシー達は、南の魔女グリンダに会います。
グリンダは黄金の帽子を使って、かかしをエメラルドの都へ、ブリキのきこりを西の国へ、ライオンを森へと送り届ける約束をします。
ドロシーは、グリンダに言われた通りに銀の靴のかかとを3回たたきあわせ、我が家へ連れていってと願いました。
気がつくとそこは見慣れたカンザスの大草原で、ドロシーとトトは、ヘンリーおじさんとエムおばさんに再会することができたのでした。
クロレラのスポンジケーキにキャラメルムース、栗のコンポート、かぼちゃのムースでガトーを作り抹茶のチュイル、ハーブで草原をイメージ。
竹炭で着色したヨーグルトとベルガモットのアイスクリームで銀の靴を表現。
見た目からは想像できない味を魔法の世界を楽しむように味わえる一皿です。
旬の食材を使い、丁寧に作り上げたメニューの数々。
物語のファンだけではなく、おいしいものへの探求心溢れるゲストを今まで以上に満足させる料理にリニューアルされました。
店内では物語をテーマにした音楽が流れ、物語を五感で楽しめる工夫も満載!
メズム東京、オートグラフ コレクション『オズの魔法使い』メニューの紹介でした。