4月は地球環境について考える「Earth Month(アースマンス)」と呼ばれています。
ウォルト・ディズニー・ジャパンでは「アース マンス」を祝し、世界最高峰のドキュメンタリーチャンネル ナショナル ジオグラフィックの体験型イベントを開催!
ウォルト・ディズニー・ジャパン『アースデイ WITH ナショナル ジオグラフィック OCEANS TOMORROW』
料金:入場無料
開催日:2023年4月22日(土)、23日(日)11:00~20:00
場所:横浜 象の鼻パーク・象の鼻テラス
世界最高峰のドキュメンタリーチャンネルであるナショナル ジオグラフィックは、“地球環境について考える日”「アースデイ」に合わせ、「分かち合い響き合い創り合う」をテーマに、美しき海と、そこに暮らす生き物たちの記録を通じ、海洋生態系を探求する2日間限定イベントを開催!
ナショナル ジオグラフィックが持つ豊富な映像コンテンツや、世界で活躍する海洋生物・環境学者のストーリーを通じて「海を知り」、音楽ライブやアート作品などアーティストから放たれるエネルギーから「海を感じ」ワークショップを体験・経験することで「海を学ぶ」ことができます。
世界の海を知り尽くしたナショナル ジオグラフィックエクスプローラー達の話を生で聞ける貴重な機会。
ナショナル ジオグラフィックが持つ豊富な映像コンテンツ、世界で活躍する海洋生物・環境学者のストーリーを生で聞くことができ、音楽ライブやワークショップなどもある2日間限定のイベントです。
世界の海を知り尽くしたナショナル ジオグラフィック エクスプローラーが来日
ナショジオの海洋生物学者とフィルムメーカーを迎え、海の現状を知ることができるトークステージ。
1日目にはスリランカの海洋生物学者、自然保護活動家で、インド洋北部でシロナガスクジラ研究の先駆者でもあるアーシャ・デ・ボスさんが登壇。
地球上で最大の生き物・シロナガスクジラに、20年前にはじめて洋上での出会ったときの出来事をお話してくださいました。
6頭のシロナガスクジラを目の当たりにした興奮や生態系におけるクジラの役割、人間との共生の課題を鮮明な言葉で表現し、陸に生きる私たちにたくさんの気づきを与えてくれました。
会場に集まった参加者からの質疑応答のコーナーも。
「クジラは個体ごとに性格は違いますか?」という質問に、
「個体差はあると思いますが、種類によって違いがあるように感じています」と回答。
「シロナガスクジラはしっかりエサを食べて、とても真面目、ビジネスマンのよう。マッコウクジラは集中力が高く、社交性の高い種類もいます」とわかりやすく解説してくださいました。
また、国内でクジラのガイドをしているという質問者からは「クジラの魅力を伝えることでクジラの生態を汚すことにならないかと葛藤することがある」との悩みも。
「ツアーを行う側からしたら絶景ですよ!素晴らしい体験ですよ!と伝えがちかもしれません。参加者のソーシャルメディアに載せてみたいという気持ちもわかりますが、ツアーには教育の側面があると考えています。学んだことも発信してほしいという思いがありますね」とご自身の思いを明かしました。
ココリコ・田中 直樹さんをはじめとした海洋生態系に造詣の深い日本のローカルヒーローが登場
様々なジャンルのゲストたちによるクロストークが新たな創造を生み出す、このイベントならではの特別な対談。
1日目はココリコ・田中 直樹さん、木村 尚さん、ジョンさんが登場し、アーシャ・デ・ボスさんとともにディスカッションが行われました。
まずはそれぞれが好きな生き物を挙げながら自己紹介。
進行役は芸能界随一の「海洋生物好き」として知られている田中 直樹さん。
好きな生き物として「サメ」を挙げ、特に「ジンベイザメ」の大きさに魅了されたと話します。
NPO法人海辺つくり研究会理事として全国の海辺の環境再生に協力し、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!:ダッシュ海岸をつくりたい」に出演中の木村 尚さん。
一昨日も「ザ!鉄腕!DASH!!」のロケを行ってきたそう。
好きな生き物について、「見た目がかわいくて好きや、ふぐやスッポンなど食べて好きというのもありますが、一番好きなものは人間です。こんなに面白いものはないですよね」とコメント。
漁師を営む傍ら、子供達向けの漁業体験などを開催し、“食”を通じて自然から学ぶ機会をつくる活動を行っているジョンさん。
ジョンさんは好きな生き物、気に入っている生き物として挙げたのはタツノオトシゴ。
タコ漁の際にかごにたまに入っていることがあるそうで、子どもたちに見せてあげたいと話します。
そして、アーシャさんが好きな生き物は「シロナガスクジラ」
田中さんもいつかシロナガスクジラをスリランカで見たいと思っていたそうで、そんな田中さんに、アーシャさんは「距離を取って、自然な状態で見られるホエールウォッチングが理想的」と話します。
「クジラが生活している場所にお邪魔するわけですから、自分の家にゴミを投げられたら、音楽をかけられたらどう思いますか?リスペクトをもってほしい」とアーシャさん。
それについて、木村さんは「海の生き物だけではなくて、例えば富士の樹海なども同じなんです。生き物に対して理解をもって接していくのが大切。」とコメント。
ジョンさんは漁師の立場から、「東京湾を見ていると、海藻類の成長がおかしくなっています。種をつける時期、育ちもズレてきています。海藻類の養殖をしているので、管理するという視点では手に取るようにわかる変化としてはそのあたりを感じています。」と生態系の変化を話します。
「ザ!鉄腕!DASH!!」でも日本の海の環境改善を発信している木村さんは
「環境を改善していくと多分こういうことがおきるだろうなという計画してやるんですが、必ずしもそうなるとは限らない。そういうところに面白さやドラマがあるんですね」と話し、
「ただ、ここ3年、急激にどうにもならないくらい生き物が減っているんです。排水なのか、水温なのか、これが決め手だという結論が得られていない状況なんです。だからといって、ただ眺めているわけにはいかないので、何かしらの取り組みをしていきたいと思っています。」と現状を解説しました。
いくつかの課題が見えてきている中、アーシャさんは
「私は科学者ですが、ストーリーテリングの面で言えば、科学者は必ずしも伝えることが上手とは限らない。科学は物事の決定の土台となるものとなりますが、人々に伝えていくためには共感できるものが必要で、私はいつもそれを模索しています」と伝えることの難しさを吐露。
それについて木村さんは
「日本はサイエンスコミュニケーションという面では遅れている国。正しく伝えていくことは大切だよねというのはわかっているものの、ちゃんとした研究やデータに裏付けされたものや物差しが必要。300人いたら、300通りの方法で伝えていくことが大切なのかな」と課題を明らかにしました。
科学者、芸能界、漁師とそれぞれの立場で海洋への思いを明かしてくさだったトークセッション。
最後にアーシャさんから「私たちのメッセージを皆さんにシェアすることができました。今日知ったことを、誰にでもいいんですけど、少なくとも一つ、誰かに共有してほしいと思っています」とメッセージが送られ、トークイベントは幕をおろしました。
ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリー作品を大画面で上映
ナショナル ジオグラフィックが持つ膨大な映像コンテンツの中から、海洋生態系に迫った作品を上映。
大自然が織りなす圧巻の映像美を大画面で楽しめます。
ワークショップ
古くなったモノや捨てられるモノに、新たな価値を与えて息吹を吹き込む「アップサイクル」活動を行うUPCYCLE JAPAN協力の元、ワークショップを開催。
海の豊かさを守る「洗剤ワークショップ」で環境にやさしい暮らしのアイデアを学んだり、「海洋プラスチックキーホルダー作り」で親子で楽しくアップサイクルを体験することができます。
創造力をかき立て、海を守るアクションにつながるワークショップです。
ナショナル ジオグラフィックが持つ豊富な映像コンテンツや世界で活躍する海洋生物学者のストーリーを通じて「海を知り」、音楽ライブやアート作品などアーティストから放たれるエネルギーから「海を感じ」、ワークショップを体験・経験することで「海を学ぶ」ことができる2日間。
『アースデイ WITH ナショナル ジオグラフィック OCEANS TOMORROW』の紹介でした☆
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アースデイにあわせナショナル ジオグラフィックのイベントを開催!ウォルト・ディズニー「Earth Month(アース マンス)」
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