巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。
その『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、2022年7月29日(金)から劇場公開中。
前日となる7月28日に、クレア役のブライス・ダラス・ハワードやコリン・トレボロウ監督、日本語吹替版キャストらが登壇するイベントが開催されました☆
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日記者会見
巨匠、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』、そして『ジュラシック・ワールド』シリーズ。
大ヒットシリーズの最終章を飾るに相応しい、スケール感、映像技術、そしてエンターテインメント性など全てにおいてフルスケールアップを果たした『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が7月29日(金)についに公開されました。
前作に引き続き、主人公オーウェン役にクリス・プラット、そしてヒロインのクレア役にはブライス・ダラス・ハワードが続投。
そして『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したサム・ニール演じるアラン・グラント博士、ローラ・ダーン演じるエリー・サトラー博士、前作でカムバックしたジェフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士といったレジェンドキャラクター達も登場。
さらには新キャラクター&新恐竜達の登場も明らかに!
ついに7月29日(金)から日本でも公開を迎えた本作を祝し、来日記者会見が開催されました。
イベントには、ヒロイン・クレアを演じるブライス・ダラス・ハワードさん、
クリス・プラット演じるオーウェン達と行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクター・ケイラを演じるディワンダ・ワイズさん、
そしてメガホンを執ったコリン・トレボロウ監督が来日!
オーウェン役を演じたクリス・プラットさんも
「こういう機会は絶対に出たかったんだ!」
と満面の笑顔でリモートでの登場となりました☆
ブライス・ダラス・ハワードさんとコリン・トレボロウ監督は、2018年に実施された前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャパンプレミアから実に4年ぶりとなる来日。
日本のファンの前にカムバックし、映画の公開を喜びました。
そして、公開を迎えた『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の撮影秘話などについて来日キャスト陣に質問も。
『ジュラシック・パーク』から約30年、遂に完結となる本作について、完結させるにあたってスティーブン・スピルバーグ監督とどのような事を話しましたか?
という質問に対し、
コリン・トレボロウ監督は、
「主にキャラクターについて話をしました」と明かし、
「我々が大好きだったローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムとこの3人のレジェンド・キャラクターについて、またオーウェン役のクリス・プラット、そしてブライス・ダラス・ハワードのキャラクターについて話をして、みんなを一緒に共演させるということを話ました。
そして、ディワンダ・ワイズが演じているケイラという新しいキャラクターも、是非皆さんに愛していただきたいですね。
はい、とても責任感を感じています。」
と、スティーブン・スピルバーグ監督との会話を回想しました。
続いて、レジェンドキャストと共演した感想を聞かれたクリス・プラットさんは、
「彼らと共演できてとても光栄です。
私は10代の頃に第1作目を見ているんですが、そこから30年経った今、アイコンと呼ばれる彼らとスクリーンで共演をできたというのは、キャリア1番と言えるくらいの光栄なことです。」
と、敬意を示すと、
ブライス・ダラス・ハワードさんは
「私は『ジュラシック・パーク』を、公開した週末に12歳で見たの。
この映画を見たからこそ、私は映画を作りたいと思ったんです。
それくらい重要な作品です。
そして、自分が「ジュラシック」の一部になるとは予測もしていませんでした!
(レジェンドキャストについては)とにかく楽しい人たちで、遊び心があり、才能に溢れていて思いやりに溢れているの。
全ての瞬間が彼らによって高められていると思います。」
と絶賛。
ディワンダ・ワイズさんは、
「映画の準備期間に、素晴らしいキャストと同居できたのが最高の体験でした!
2017年にローラが、ある賞を受賞したのだけど、私はその現場にいて“あんなふうになりたいな”と思っていたのだけど、そんな人たちと一緒にスクリーンに出るだけではなく家族ぐるみで仲良くなれたなんて、最高の体験でした。
ジェフは毎晩素晴らしい音楽を提供してくれたし、サムは美味しいワイン。
そして、ローラは・・・究極の悪戯っ子ね。
最高に楽しくて最高に素晴らしい時間を過ごさせさせてもらいました。」
と撮影期間を懐かしみながら、楽しいエピソードを披露してくださいました。
さらに、イベントには日本語吹替版キャストも。
主人公オーウェンの吹替を務めた玉木宏さんと、
ケイラ役の伊藤沙莉さん、
フランクリン・ウェブ役を務めた満島真之介さんら豪華キャストが登壇!
日本語吹替版キャストの玉木宏さんや伊藤沙莉さんから、ブライス・ダラス・ハワードさんやクリス・プラットさんへ演じる上で大変だったことについての質問などのトークも繰り広げられました。
トップバッターの玉木宏さんは
「(マルタ島の)バイクでのチェイスシーンは、とても興奮を覚えるシーンでした。
実際の撮影はどのような感じだったのですか?」
とクリス・プラットさんに質問すると
「まず、オーウェンに素晴らしい声を与えてくださった玉木さん、ありがとう。」
とお礼を述べた後、バイクのシーンについて
「本当にすごいシーンだよ。
映画と言うのは演技もそうだけど、スタントマンやみんなの力が合わさってコラージュされて作られているんだ。
あのシーンは本当にすごいし、『ジュラシック・ワールド』を思い出させるところもありつつ、ちょっとその時とは違うひねりもあって、みんながワクワクするようなシーンになっているはず。」
を自信をのぞかせました。
演出する上で苦労したシーン、良い出来だと思っているシーンは?という質問が満島真之介さんからコリン・トレボロウ監督へ尋ねられると
「(全てに対して)チャレンジング!」
と返答するも、
「アニマトロニクスの恐竜がたくさん出ていて、セットもたくさん作ったんだ。
でも、それぞれの場所でプロフェッショナルなエキスパートがたくさんいるので、私は見ているだけと言う時もあったよ。
さっきクリスが話したマルタ島でのバイクシーンについてはかなりのCGやビジュアルエフェクトを使っていると思われているけど、実際には実物のバイクや飛行機を使って撮影をしているんだ。」
と撮影での苦労を語りました。
そして1番のお気に入りのシーンとして、クレアが密林で恐竜に追われ、池に入って息をひそめるシーンを挙げ
「あのシーンは私が思うようになったと思う。素晴らしいシーンだよ」
と、コメント。
満島真之介さんは
「(撮影については)いろんな思い出があると思うのだけど、今の話を聞いた後に映画を見ると、いろんなシーンを愛情を持って楽しむことができますね」
と感想を述べました。
続いて、伊藤沙莉さんがディワンダ・ワイズさんへ「演じるのに苦労したシーン」について聞くと
ディワンダ・ワイズさんは「全てが難しかったわ!」と大きなジェスチャーで笑い、
「1番最初の撮影がツルツル滑る氷上で、クリスと一緒のアクションシーンだったの。
クリスが全力でサポートしてくれて、つるっと滑ってもしっかりを支えてくれたことが嬉しかった」
と、クリス・プラットさんに助けられた撮影の裏側について明かす一幕も。
それを聞いた伊藤沙莉さんは
「とても好きなシーンですが、まさか1番最初に撮ったシーンだとは!」
と、驚きの表情を見せました。
本作は、人間と恐竜の共存もテーマの1つとなっているが、もし恐竜と共存することになったら?という問いにブライス・ダラス・ハワードさんは
「クリス・プラットが横にいれば大丈夫よ!」と大笑い!
そして
「この映画の楽しいところは、もし○○だったら?と想像力が豊かになるところ。
十年近いところで学んだことは、クリスとれば大丈夫!ということね。」
とチャーミングに笑いました。
するとクリス・プラットさんもその答えを受け
「うん、なんとかなるんじゃないかな!
結構いけると思うよ。
もし恐竜がいるとしたら、ブライスとまた一緒に過ごせるのでそうなったら楽しいね」
と笑顔を浮かべました。
最後に、日本のファンへのメッセージを聞かれると、ブライス・ダラス・ハワードさんは
「これは本当にことなんだけど『ジュラシック・ワールド』の1作目で上手くいったら日本に行けるかもしれないねと、みんなで話していたの。
最高の場所を最後まで取っておいたというわけ。
日本の観客のみなさんが私たちのことを大切にしてくださってとても嬉しいです。
お子さん、家族のみなさんで映画館で楽しんでほしい。
そして、願わくば12歳くらいのお子さんが私と同じような体験(本作に感激して映画を作ることを目指した)をしてくれたら嬉しいです。」
と日本のファンへ感謝のメッセージを伝えてくださいました。
クリス・プラットさんは今回来日が叶わなかったことについて
「日本に行けなくて残念!」といい
「実は、赤ちゃんが産まれたばかりで妻や子供の近くに居たかったんだ。」
とその理由を明かし、会場からは拍手が!
「この10年間、本当にありがとう。
(本作の)ファンでいてくれてありがとう。
ファンのことを考えて作ったので、とにかく劇場に見にいってくれると嬉しいよ。
もし次回があるなら、家族と一緒に日本に行きたいです。」
と日本のファンに向けて温かいメッセージを残しました。
大ヒットシリーズの最終章を壮大なスケールで描いた『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
レガシーキャストと新キャストの共演も見逃せません。
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、2022年7月29日(金)から劇場公開中です☆
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