『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー脚色賞を受賞したルカ・グァダニーノが製作総指揮を務め、世界中の映画祭で喝采を浴びた美しいドキュメンタリー作品が、邦題を『白いトリュフの宿る森』として2022年2月18日(金)に日本公開決定!
声優の津田健次郎さんがナレーションを務める予告編と、日本版ポスターが解禁されました。
秘密の森の希少な白トリュフを狩る老人と犬の静かな生活を淡々と追った、まるでおとぎ話のような優しい映画を紹介します。
映画『白いトリュフの宿る森』
公開日:Bunkamura ル・シネマ他、2022年2月18日(金)ロードショー
制作:2020年/イタリア/アメリカ/ギリシャ
タイトル:『白いトリュフの宿る森』(原題:The Truffle Hunters)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
批評家たちの間で異彩を放つドキュメンタリーとして話題となり、数々の映画賞に選出されている不思議な魅力を放つ映画が邦題を『白いトリュフの宿る森』として2022年2月18日(金)に日本公開されることが決定しました。
『君の名前で僕を呼んで』の監督のルカ・グァダニーノが製作総指揮を務めるメルヘンチックな実在の世界のお話です。
津田健次郎さんがナレーションを務める予告編とあわせて紹介します!
津田健次郎さんのナレーションによる予告編
美しく響く金の音から始まる予告編からは北イタリア、ピエモンテの自然色に彩られた秘密の世界が垣間見えます。
優しく語りかけるようなナレーションは声優の津田健次郎さん。
誰も見たことのない不思議な宝探しの光景には白トリュフの香りが漂うようです。
老人たちと犬、そしてその町の人々のやりとりからは映画の深みと温かさが感じられます。
予告編ナレーション 津田健次郎さんのコメント
そこは老人達と犬だけが知っている秘密の森。
希少な白トリュフを狩る老人たちの静かな生活を淡々と描く御伽噺の様な世界。
老人たちと犬その家族の物語は微笑ましく、時に深刻でもある。
穏やかな田舎の風景、彩り豊かな深い森が心に沁みる。
優しい映画です。
ストーリー/あらすじ
世界で最も希少で高価な食材、アルバ産白トリュフ。
その名産地である北イタリア、ピエモンテ州で、写真家のマイケル・ドウェックが、とある言い伝えのような噂を耳にします。
夜になると森に白トリュフを探しに出てくる、まるで妖精のようなおじいさんたちがいる、というのです。
栽培は行われず、どのように、なぜそこに育つのか解明されていない白トリュフ。
危険のつきまとう森の奥深くに、老人たちは犬と一緒に、まるで宝探しを愉しむように、何世代にも伝わる伝統的な方法で白トリュフ探しを行います。
気候変動や森林伐採により供給量が減り、トリュフ探しの極意を誰もが求める中で、老人たちはトリュフが実る場所を決して明かしません。
その口の固さは絶対で、長年連れ添った妻や友人にさえも同様です。
ドウェックは約3年間に渡って彼らの生活に入り込み、信頼関係を得たうえでトリュフ探しの貴重な撮影に成功。
そこに映し出されるのは、彼らの大地に寄り添い、時の流れが止まったような、純粋で、美しい暮らしです。
世界の映画賞が絶賛!
2021年1月に第36回サンダンス映画祭での披露目ををきっかけに、批評家たちの間で異彩を放つドキュメンタリーとして瞬く間に話題となった本作。
第73回カンヌ国際映画祭、第45回トロント国際映画祭ほか、テルライド、ニューヨーク、テッサロニキ、トリノ、サン・セバスティアン、台北、と数々の国際映画祭で正式上映されました。
その評価は大変に高く、合計20部門にノミネートされた他、史上初の快挙となる第73回全米監督協会賞と第35回全米撮影監督協会賞を同年同時受賞!
さらにアカデミー賞の前哨戦のひとつとして知られる第92回<ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞>TOP5ドキュメンタリーにも選出され、世界の批評家や映画通の間で芸術性の高いドキュメンタリーに絶賛が巻き起こっています。
世界を魅了する北イタリアの秘密のトリュフ探し、美しく淡々とした暮らしは、忙しなく生きる人々の心を癒してくれそうです。
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノが製作総指揮を務め、世界中の映画祭で絶賛されたドキュメンタリー。
邦題を『白いトリュフの宿る森』として2022年2月18日(金)に日本公開されます。