J・R・R・トールキンの小説「指輪物語」を原作に、ピーター・ジャクソンが監督を務めた壮大なファンタジームービー三部作『ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)』シリーズ。
映像化不可能と言われた有名小説を見事に実写化した『ロード・オブ・ザ・リング』、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の3作品が織りなす幻想的なサーガを紹介します。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ全3作品紹介
J.R.R.トールキン原作の『指輪物語』の映画化した壮大なトリロジー『ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)』シリーズ。
邪悪な指輪を破壊するための旅路を完全映像化したファンタジーシリーズ全3作品を徹底紹介します。
『ロード・オブ・ザ・リング』
価格:ブルーレイ2,619円(税込)/DVD1,572円(税込)、デジタル配信中
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
制作:2001年製作/アメリカ
上映時間:178分
タイトル:ロード・オブ・ザ・リング(原題:The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring)
『指輪物語』を原作とする荘厳なファンタジーシリーズの幕開けとなる第1作目は、アカデミー賞4部門受賞する、大ヒットを記録しました。
魔力を秘めた一つの指輪を手にしたホビットが、闇の冥王の追っ手を逃れながら指輪を破壊するために旅する様子を描いたスリリングな冒険譚です。
ホビット族が平和に暮らすホビット庄に住む青年フロド・バギンズが、ある日フロドは111歳の誕生日を迎えた養父のビルボから一つの指輪を譲り受けます。
その指輪はかつて冥王サウロンが作り出した、遥か昔に肉体を滅ぼされたサウロンが、絶大な力を封じ込めたもので、世界を滅ぼす魔力を秘めた禁断の指輪でした。
指輪を破壊するために、遥か彼方にある滅びの山、オロドルイン山の火口へと投げ捨てるしかなく、フロドは人間やエルフ、ドワーフの各種族から集まった仲間とともに火口を目指し、旅を始めます。
世界を守るためにフロドと仲間たちが繰り広げる危険に満ちた旅路が描かれる『LOTR』第1作目です。
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小説「指輪物語」を映像化したトリロジー第1部!映画『ロード・オブ・ザ・リング』作品紹介
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『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
価格:ブルーレイ 2,619円(税込)/DVD 1,572円(税込)デジタル配信中
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
制作:2002年/アメリカ
上映時間:179分
タイトル:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(原題:The Lord of the Rings: The Two Towers)
古典ファンタジー小説の傑作「指輪物語」を完全映画化したトリロジー第2作目となるのは『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
指輪を破壊するための旅路にある仲間たちそれぞれ新たな出会いと別れを繰り広げます。
裂け谷の領主エルロンドが主催する会議で指輪保持者として認められたフロドたち9人の旅の仲間は「一つの指輪」を破壊するために滅びの山の火口を目指して旅を続けていました。
ところが旅の一行はサウロンの手下の襲撃を受けて、フロドとサム、アラゴルンとレゴラス、ギムリ、そしてメリーとピピンの3手に分かれてしまい、フロドとサムはその昔、指輪の保持者だったゴラムと出会い、火口までの道を案内させることに。
アラゴルンとレゴラス、そしてギムリの3人は、メリーとピピンを追いかける途中で白の魔法使いとなって復活したガンダルフと合流し、サルマンの呪いに苦しむローハン王国へと向かいます。
一つの指輪をめぐり、サウロンと手を組むサルマンの軍勢の侵攻が激化し、味方は次々と窮地に……。
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灰色のガンダルフが復活!映画『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』作品紹介
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『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
価格:ブルーレイ2,619円(税込)/DVD1,572円(税込)デジタル配信中
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
制作:2003年/アメリカ
上映時間:203分
タイトル:ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(原題:The Lord of the Rings: The Return of the King)
『LOTR』の第3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』はアカデミー賞11部門の最多受賞を果たしたシリーズ内でも特に評価の高い作品。
冥王サウロンの勢力が拡大する中つ国、ミドル・アースでの冒険の完結を描きます。
アラゴルン、ガンダルフたちの活躍でサルマンの軍勢に勝利したと思いきや、サウロンの軍人間の国ゴンドールへの攻撃を始め、ゴンドール、ローハン国の連合軍とサウロンの勢力との最終決戦が開始。
「一つの指輪」を破壊するための旅を続けていたフロドは火口へと近づくにつれて指輪の力に身体を蝕まれ、サムとも仲違いをしてしまいます。
そんな危機的状況の中、サムの誠実さ、アラルゴンの勇敢さがフロドを救い、全ての命運を握る指輪の行方に決着が。
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ファンタジーの傑作シリーズ完結編!映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』作品紹介
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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのキャスト
3作品の主人公のホビット、フロド・バギンスを演じるのは長い俳優歴を持ち、ファンタジックな世界観にぴったりの雰囲気を持つイライジャ・ウッド。
『LOTR』シリーズの主演までにも『ディープ・インパクト』や『パラサイト』と、注目作品に出演していましたが、『LOTR』フロド役で一躍スターダムに躍り出ました。
大きな瞳とあどけない顔つき、人のよさが溢れている表情はフロドそのものでした。
そして『LOTR』シリーズ、そしてその前日譚を描いたトリロジー『ホビット』シリーズを通して魔法使いのガンダルフ役を務めたのは名優イアン・マッケランです。
舞台と映画の両方で活躍を続けるイアンはガンダルフ役以外にも、『X-メン』シリーズのマグニートー、『ダ・ヴィンチ・コード』のリー・ティービング、『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』のホームズと、有名な原作のあるアイコニックな役柄を多く演じています。
もう1人、『LOTR』シリーズで一躍脚光を浴びた俳優といえば、エルフのレゴラスを演じたオーランド・ブルーム。
デビュー間もなく抜擢されたレゴラス役は『LOTR』、『ホビット』シリーズ通して熱狂的なファンダムを確立するほど印象的でした。
その後も『パイレーツ・オブ・カリビアン』のウィル・ターナーや『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のバッキンガム公爵など、ファンタジー色の濃い役柄を演じています。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ登場キャラクター徹底紹介
前作『ロード・オブ・ザ・リング』のラストで3手に分かれてしまった9人の旅の仲間たち。
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』ではそれぞれの旅路でアドベンチャーを繰り広げます。
セオデン王やゴラム、エント族など新しいキャラクターも多く登場する本作の登場人物を紹介します。
中つ国を絶滅させようとさらなる攻撃を仕掛けるサウロンと、それを迎え撃つアラゴルンたちの戦い、そして滅びの山へ向かうフロドとサムの旅路と、どこをとっても見どころだらけの『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
キャラクターの深い内面描写が評価を集めた本作の登場人物を紹介します。
フロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)
ホビット族の少年のフロド。
優しい性格で、おじであり養父でもあるビルボから魔法の指輪を引き継ぎますが、その指輪が世界を破滅させる邪悪なものであると知り、指輪を破壊するための旅に出ることに。
サウロンの部下から追い狙われることになり、9人の仲間が集まって助け合いながら指輪を破壊することのできる滅びの山の火口を目指します。
強靭な意思を持っていなければ、指輪を持った時に闇の世界に落ちてしまうため、とても危険な道中です。
繊細で清らかな心を持つフロドにしかできない大役でした。
当初は9人の仲間で火口への旅を連れ立っていましたが、指輪の魔力やサウロンの手下の襲撃でサムと2人で旅をすることに。
滅びの山に近づくほど、強まる指輪の魔力に身体を蝕まれ、意思を乗っ取られそうになってしまいます。
ガンダルフ(イアン・マッケラン)
「灰色のガンダルフ」の異名を持つ魔法使いで、膨大な知識と優れた剣術、そして強い魔力を持ったキーパーソンとなる人物です。
フロドが受け継いだ指輪が魔力を持った指輪であることを知って、旅立つように告げたのは彼でした。
サウロンに対抗するために結成された5人の賢者からなる白の会議のメンバーで、深い知識と高い戦闘能力を持っています。
旅の途中、バルログとの戦いで谷底へ落ちて死んでしまったと思われていましたが、より強い白の魔法使いとなって蘇り、サルマン軍とローハンの戦いでは使者として騎馬隊を連れ帰り、ローハン軍を勝利へと導きました。
続くサウロンの軍との最終決戦では山の死者の軍団と交渉し、援軍をもたらします。
アラゴルン(ビゴ・モーテンセン)
旅の最中だったフロドたちと出会って仲間に加わった剣の達人アラゴルン。
フロドを守るための9人の仲間に選ばれていますが、長寿を誇るドゥーネダインという種族の人間です。
かつてサウロンの腕を切り落とした人間の王イシルドゥアの養子で彼の後継者と言われていて、ガンダルフと出会い指輪を破壊するための旅に同行します。
エルフのアルウェンと恋に落ちます。
アルウェン(リブ・タイラー)
エルフの姫であるアルウェン。
旅の最中に瀕死状態になったフロドを助けるために姿を現しました。
フロドたち仲間を手助けします。
アラルゴンを待つために他のエルフたちとアマンへ移ることをせず、不死の命を放棄して中つ国に止まりました。
サム(ショーン・アスティン)
もともとフロドの家で働いていた庭師です。
旅立つフロドについて危険な冒険へと身を投じ、道中では主に料理を担当し、指輪の魔力で正気を失いそうになるフロドを幾度も助けます。
頼れる同伴者でどんな時も誠実にフロドを支えてきました。
途中から案内役として旅に加わったゴラムを完全には信じずにことあるごとに疑っていましたが、ゴラムの策略でフロドから疑いを向けられてしまいます。
ピピン(ビリー・ボイド)
フロドの親戚であるホビット族のピピン。
ピピンもまたフロドについて旅に出ることになりますが、いたずらが大好きな性格で、そのために災難を呼ぶことも。
ゴラム(アンディ・サーキス)
ホビットと近い種族で、もともとはフロドの義理のおじビルボの前に指輪を持っていました。
本当の名前はスメアゴルで、友人を殺して指輪を奪い、指輪の効果で生きる間に醜い姿へと変わり、ゴラムと呼ばれるようになります。
指輪を狙ってフロドたちを追いかけてきて、火口への道案内をするように。
ずる賢く悪い「ゴラム」と善良な「スメアゴル」二つの人格の間で揺れていて、自分を信じてくれるフロドに報いようとするのですが、指輪の魔力に抗えずにいます。
ギムリ(ジョン・リス=デイビス)
ドワーフ族の男で、指輪の旅に同行する9人のうちの1人です。
エルフとドワーフは仲が悪い種族ですが、ギムリとレゴラスは堅い友情で結ばれていて、お互いを相棒のような存在として認め合っています。
セオデン(バーナード・ヒル)
剛健な騎馬隊を誇るローハン王国の国王です。
妹夫婦が亡くなってしまったため、子どものエオメルとエオウィンを引き取って育てています。
サルマンの魔力の影響で正気を失っていましたが、ガンダルフによって本来の勇敢で頭脳明晰な国王として復活します。
エオウィン(ミランダ・オットー)
ローハンの王セオデンのめいエオウィン。
勇敢ですが、女性であるために戦うことを認められず、兄のエオメルだけが戦えることが不満です。
アラゴルンにほのかな恋心を抱いていましたが、その後ゴンドールの大将だったファラミアと出会って恋に落ちます。
ファラミア(デビッド・ウェンハム)
ゴンドールの執政デネソールの次男ファラミア。
父親のデネソールは兄のボロミアばかりを可愛がっていますが、心根の優しいファラミアは兄を憎むこともなく父親に認められようと努力を続けていました。
一度はフロドとサムを捕まえますが、その使命を理解して自分の身を顧みずに2人を逃します。
サルマン(クリストファー・リー)
白のサルマンと呼ばれる偉大な魔法使いです。
白の会議の一員でしたが、指輪の力に魅せられ、サウロンと同盟を組んでしまいます。
妖術を使い、サルマン軍を増兵させ、魔力でセオデンを支配していました。
J.R.R.トールキンの一つの指輪をめぐる冒険の実写化に挑んだイマジネーション溢れるファンタジーシリーズ。
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