アカデミー賞最多受賞タイ記録を樹立した『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズへと続く『ホビット』シリーズの終幕を飾る作品『ホビット 決戦のゆくえ』
映画史に残る一つの壮大なサーガの完結編を紹介します。
映画『ホビット 決戦のゆくえ』作品紹介
価格:ブルーレイ2,619円(税込)/DVD 1,572円(税込)デジタル配信中
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
制作:2014年/アメリカ
上映時間:145分
タイトル:ホビット 決戦のゆくえ(原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies)
J・R・R・トールキンの名作小説を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」へと続く「ホビット」シリーズ3部作の最終章『ホビット 決戦のゆくえ』
圧倒的スケールの戦闘シーンが最新技術で描かれる人気ファンタジーシリーズの完結編です。
ストーリー/あらすじ
温厚で穏やかな性格のホビットの青年ビルボは竜に奪われた王国を取り戻すため、13人のドワーフとともに旅へと繰り出しました。
ゴラムが落とした指輪を拾い、姿を消すことができるようになったビルボは、闇の森でエルフたちと出会い、邪悪な竜スマウグと対峙。
ついにはなれ山にあるドワーフの王国の奪還に成功します。
ドワーフとビルボたちにはなれ山や財宝を奪い返され、怒り狂ったスマウグは湖の町エスガロスへと飛び立ち、火を吐いて町を火の海に。
そこへ弓の名手バルドがスマウグの剥がれた胸の鱗を狙って黒い矢を命中させ、スマウグを打ち倒すのでした。
竜から王国を奪還した暁には、エスガロスの人々にはなれ山の財宝を分けると約束していたトーリンでしたが、黄金に執着する「竜の病」に冒されたトーリンは約束を破ってしまいます。
その頃、冥王サウロンとドル・グルドゥアの砦で戦っていたガンダルフはサウロンに捕まってしまっていました。
茶の魔法使いのラダガストからの報告を受けて、ガラドリエル、エルロンド、サルマンがガンダルフを救出。
ドル・グルドゥアからオークの軍勢がエスガロスへ向かったことを知らせるために町へ急行します。
ちょうどその頃、財宝の取り分を求める町民たちと闇の森のエルフの王スランドゥイルが協力し、ドワーフたちとの戦を準備していました。
アーケンストーンを探し出していたビルボは、竜の病にかかっているトーリンにはアーケンストーンを渡さずに、スランドゥイルに渡します。
戦を止めるための交渉に使えると考えたのです。
ところがビルボはそれを知って怒ったトーリンに城の門から投げ落とされそうに。
間一髪で助かりますが、そこにトーリンのいとこである黒鉄山のダインたちが援軍に駆けつけ、町民とエルフたちとの戦いが始まってしまいます。
ところが、サウロンの配下にあるアゾグ率いるオークの軍勢が急襲し、戦いは混戦。
究極の選択を強いられたドワーフ、エルフ、町民たちはともにオークの大群に対抗することを選びお互いに協力して圧倒的なオークの軍勢に立ち向かいます。
この後に及んで財宝への執着を捨てきれずにいたトーリンも、仲間たちから叱咤され、ようやく剣を取るのでした。
数では劣勢にあったため、大将であるアゾグを倒す道しかないと考えたトーリンはアゾグを襲いますが、逆にアゾグの息子ボルグにおいのフィーリを殺されてしまいます。
援軍に駆けつけた闇の森のエルフ、レゴラスとタウリエルもともに戦いますが、フィーリの弟キーリまでもが敵の刃に命を落とすことに。
悲しみの中レゴラスがボルグを打ち倒し、トーリンはアゾグと刺し違えて瀕死となり、。駆け寄ったビルボに謝ると息を引きとってしまいます。
そこへラダガストが呼び寄せた大鷲や大熊の姿のビヨルンがさらに援軍として参上し、ドワーフ、エルフ、町民の軍勢はオーク軍に勝利。
はなれ山ではダインが新しい王座に就くことが決まり、ビルボははなれ山の奪還を見届けると、ガンダルフとともにホビット庄への家路を急ぐのでした。
キャスト&スタッフ
ビルボ・バギンズ(青年期): マーティン・フリーマン
ビルボ・バギンズ(晩年): イアン・ホルム
ガンダルフ:イアン・マッケラン
トーリン・オーケンシールド:リチャード・アーミティッジ
スマウグ:ベネディクト・カンバーバッチ
ネクロマンサー/サウロン:ベネディクト・カンバーバッチ
レゴラス:オーランド・ブルーム
タウリエル:エヴァンジェリン・リリー
バルド:ルーク・エヴァンズ
スランドゥイル:リー・ペイス
ドワーリン:グレアム・マクタヴィッシュ
バーリン:ケン・ストット
キーリ:エイダン・ターナー
フィーリ:ディーン・オゴーマン
ドーリ:マーク・ハドロウ
ノーリ:ジェド・ブロフィー
オーリ:アダム・ブラウン
オイン:ジョン・カレン
グローイン:ピーター・ハンブルトン
ビフール:ウィリアム・キルシャー
ボフール:ジェームズ・ネスビット
ボンブール:スティーヴン・ハンター
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット
エルロンド:ヒューゴ・ウィーヴィング
サルマン:クリストファー・リー
ラダガスト:シルヴェスター・マッコイ
アゾグ: マヌー・ベネット
ボルグ:ローレンス・マコール
ダイン:ビリー・コノリー
ビヨルン:ミカエル・パーシュブラント
湖の町の統領:スティーヴン・フライ
アルフリド:ライアン・ゲイジ
バイン:ジョン・ベル
リンディア:ブレット・マッケンジー
フェレン:サイモン・ロンドン
アストリッド:トーマサイン・マッケンジー
エルロス:ロビン・カー
スタッフ:
監督:ピーター・ジャクソン
製作:キャロリン・カニンガム、ゼイン・ワイナー、フラン・ウォルシュ、ピーター・ジャクソン
製作総指揮:アラン・ホーン、トビー・エメリッヒ、ケン・カミンズ、キャロリン・ブラックウッド
共同製作:フィリッパ・ボウエン、アイリーン・モラン
原作:J・R・R・トールキン
脚本:フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエン、ピーター・ジャクソン、ギレルモ・デル・トロ
撮影:アンドリュー・レスニー
美術:ダン・ヘナ
編集:ジャベツ・オルセン
音楽:ハワード・ショア
主題歌:ビリー・ボイド
シニア視覚効果監修:ジョー・レッテリ
『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が引き続きメガホンをとる、『ホビット』3部作のクライマックス作品です。
ドワーフ、エルフ、人間が力を合わせた連合軍と冥王サウロン率いる闇の軍団との決戦が、迫力満点に描かれます。
『ホビット 決戦のゆくえ』に登場するキャラクター
サウロンの闇の軍勢に対抗するため、ドワーフ、エルフ、町民たちが種族の壁を超えて団結する戦闘シーンが見どころの『ホビット 決戦のゆくえ』
ホビットのビルボをはじめ、架空の種族のキャラクターたちの個性が光ります。
『ホビット 決戦のゆくえ』の登場人物を紹介していきます!
ビルボ・バギンズ(イアン・ホルム)
魔法使いのガンダルフに誘われてドワーフ王国はなれ山を取り戻すための旅へ。
ゴラムが落とした「一つの指輪」を持っています。
最初は足手まといと言われていたビルボでしたが、その勇気と機転で次第にドワーフたちに仲間として認められるように。
ガンダルフ(イアン・マッケラン)
絶大な叡智と高い戦闘力を持つ魔法使いです。
サウロンの動向を注視していて、スマウグがサウロンと組むことを回避するため、一騎打ちに臨み幽閉されてしまいますが、エルフたちに救出されます。
ビルボが何かを隠し持っていることには気づいていますが、それが「一つの指輪」であることにはまだ気が付いていません。
トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)
ドワーフ族の山の下の王。
誇り高い勇敢な戦士ですが、はなれ山を取り戻した際に、財宝に取り憑かれる「竜の病」にかかってしまいます。
戦いの最中、ドワーリンの言葉で目覚め、アゾグとの一騎打ちへ。
レゴラス(オーランド・ブルーム)
闇の森のエルフ。
王であるスランドゥイルの息子で、高い身体能力と優れた弓の腕を持ち、高潔な性格です。
闇の森に侵入してきたトーリンたちを捕まえたことも。
タウリエルのことを想っていますが、父親のスランドゥイルには身分の違いから交際を許されていません。
タウリエル(エヴァンジェリン・リリー)
闇の森のエルフで、近衛隊長を務めています。
王子であるレゴラスとは幼馴染です。
高い戦闘能力を持ち、闇の森に侵入してきたドワーフをレゴラスとともに捕まえました。
ドワーフのキーリに好意を持っています。
バルド(ルーク・エヴァンズ)
はなれ山の近く、湖のほとりの町エスガロスで船頭をしているバルド。
その昔、竜のスマウグがエスガロスを襲撃した時に、黒い矢でスマウグの胸の鱗を剥がした領主ガリオンを先祖に持っています。
ガリオンが使った黒い矢の残りの1本を持っていて、それを使ってスマウグにとどめを刺しました。
はなれ山の竜を起こせば町が焼き尽くされるという予言を知っていたため、ドワーフたちがはなれ山に入ることには反対でした。
アカデミー受賞作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズへと続く『ホビット』シリーズの完結作『ホビット 決戦のゆくえ』
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