児童文学を豪華キャストで映画化した痛快ファミリー・ムービー『穴/HOLES』
予測不能な展開と、少年たちのファンタジックな冒険を描くアドベンチャー作品を紹介します。
ディズニー映画『穴/HOLES』作品紹介
制作:2003年/アメリカ
上映時間:117分
タイトル:穴/HOLES(原題:Holes)
ルイス・サッカーの傑作児童文学を映像化したアドベンチャー映画『穴/HOLES』
ユーモアと皮肉がたっぷり効いたスリリングな冒険ファンタジー作品です。
ストーリー/あらすじ
スタンリーは、一族にかけられた呪いのために、悪運に悩まされている少年。
やることなすことつきがなく、呪われた血筋を恨む毎日です。
そんなある日、ついにスタンリーは靴泥棒の濡れ衣を着せられて、青少年の犯罪者を矯正するための施設グリーン・レイク・キャンプに収容されることになってしまいます。
生まれてこのかたずっと運の悪い毎日を送ってきたスタンリーは無実を証明する気力もなく、あっさりと施設へと送られ、服役の期間は18ヶ月です。
グリーン・レイク・キャンプはレイクと名がついているにもかかわらず、小さな池さえもない一面砂漠の厳しい環境でした。
昔は湖があったといいますが、干上がってしまった今では、脱走しても渡り切ることができない砂漠に囲まれた、まるで陸の孤島です。
そんな場所で、収容されていた少年たちと一緒に、スタンリーは来る日も来る日も穴を掘らされます。
施設を運営するのは謎の多い所長と変わり者のMr.サー、そしてカウンセラーのドクター・ペンダンスキーの3人。
穴掘りの理由を人格形成のためと言い張る彼らでしたが、実はこの作業には所長のある企みが関連していました。
劣悪な環境下での重労働を強いられる少年たち。
スタンリーは一族の呪いにあらがい、グリーン・レイク・キャンプから無事に帰還することができるのでしょうか。
また、所長たちの思いもかけない企みとは一体どんなものなのでしょう。
キャスト&スタッフ
キャスト:
所長:シガーニー・ウィーバー/山像かおり
Mr.サー:ジョン・ボイト/堀勝之祐
ケイト・バーロウ:パトリシア・アークエット/松本梨香
ペンダンスキー:ティム・ブレイク・ネルソン/岩崎ひろし
スタンリー・イエルナッツ4世:シャイア・ラブーフ/林勇
お父さん:ヘンリー・ウィンクラー/仲野裕
スタッフ:
監督:アンドリュー・デイビス
製作:マイク・メダヴォイ、アンドリュー・デイビス、テリサ・デイビス・タッカー、ローウェル・ブランク
原作・脚本:ルイス・サッカー
ルイス・サッカーの傑作を当時のハリウッド期待の若手と、シガニー・ウィーバーら名優で映画化した本作。
『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフのスクリーンデビュー作品です。
監督は『逃亡者』や『コラテラル・ダメージ』のアンドリュー・デイヴィスが務めています。
『穴/HOLES』の見どころ
スタンリー・イエルナッツ4世といういかめしい名前の不運な少年を主人公にした『穴/HOLES』
シャイア・ラブーフがお茶目に演じるスタンリーが、収容された謎の施設グリーン・レイク・キャンプでの奇想天外な冒険をする様子が描かれています。
見どころの一つは、スタンリーが施設で出会うユニークな少年たち。
それぞれX-レイ、磁石、ジグザグ、ゼロ、脇の下といった一度聞いたら忘れられないような愉快なニックネームで呼び合っています。
おもしろおかしいニックネームを持ったやんちゃな男の子たちが、どんな悲惨な労働環境でもユーモアを忘れず支え合いながら困難に立ち向かう様子に勇気がもらえます。
絶大な人気を誇る児童文学を最高キャストで映画化した映画『穴/HOLES』
予測不能な展開にエネルギーあふれる少年たちのやりとりが笑えるファミリー・アドベンチャー作品を紹介しました。
『穴/HOLES』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
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