ティム・バートン監督が贈る切なくてちょっとダークなファンタジー・アニメーション『フランケンウィニー』
ぬくもりのあるストップモーションで綴られる愛とオリジナリティ満載の名作を紹介します。
ディズニー映画『フランケンウィニー』作品紹介
制作：2012年／アメリカ
上映時間：87分
タイトル：フランケンウィニー（原題：Frankenweenie）
どこかおかしくて切なくて、だけど愛に溢れたストップモーション・アニメ映画『フランケンウィニー』
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のティム・バートン監督が同名の短編を最新技術で長編アニメーション化した見応えある傑作です。
ストーリー／あらすじ
科学と映画づくりが大好きで、博識ではあるけれど、好きなことにばかり熱中しているせいで友達がいない少年ヴィクター。
ヴィクターの唯一の友達は飼い犬のスパーキーで、彼らはいつも一緒に過ごしていました。
ところが、ある日思いも寄らない不幸な事故が起こり、スパーキーが死んでしまいます。
スパーキーの死をどうしても受け入れられず悲しみに暮れていたヴィクターは、どうにかしてスパーキーを蘇らせたいと考えるようになります。
ヴィクターは「死んだカエルの身体に電気を流すと足が動く」という実験をヒントにして、雷の電力を使ってスパーキーを蘇生させることを計画。
果たして禁断の実験は成功し、スパーキーはつぎはぎだらけのフランケンシュタインのような姿で生き返ります。
ところがスパーキーの復活を知った近所の子どもたちが、次々ととんでもないものを蘇らせようとしたから大変！
街はとんでもない騒ぎとなってしまいます。
キャスト＆スタッフ
キャスト：
スーザン：キャサリン・オハラ/湯屋敦子
フシギちゃん：キャサリン・オハラ/宮本侑芽
体育の先生：キャサリン・オハラ/近藤春菜
エドワード：マーティン・ショート/平川大輔
ブルゲマイスター町長：マーティン・ショート/赤星昇一郎
ナソル：マーティン・ショート/小倉史也
ジクルスキ先生：マーティン・ランドー/壤晴彦
ヴィクター：チャーリー・ターハン/吉永拓斗
エドガー：アッティカス・シェイファー/関根航
エルザ：ウィノナ・ライダー/南里侑香
スタッフ：
監督、製作、原案：ティム・バートン
製作：アリソン・アバッテ
脚本：ジョン・オーガスト
脚本原案：レニー・リップス
製作総指揮：ドン・ハーン
撮影監督：ピーター・ソーグ
プロダクション・デザイン：リック・ハインリクス
編集：クリス・レベンゾン（A.C.E.）、マーク・ソロモン
アニメーション・ディレクター：トレイ・トーマス
パペットキャラクターデザイン＆クリエイト：マッキノン＆サンダース
音楽：ダニー・エルフマン
美術監督：ティム・ブラウニング、アレクサンドラ・ウォーカー
『シザーハンズ』から約22年ぶりにティム・バートンとタッグを組んだウィノナ・ライダーがボイスキャストとして出演。
バートン監督ならではの、ダークさの中に温かみのある世界観と、芸術性の高いアニメーションが話題となりました。
『フランケンウィニー』に登場するキャラクター
味わい深いストップ・モーションで表現されるキャラクターはヘンテコだけど優しくてとっても素敵。
『フランケンウィニー』に登場する不気味かわいい登場人物を紹介していきます。
スパーキー
ボールで遊ぶのが大好きなブルテリア。
事故で死んでしまいますが、自分の死に気がついていません。
飼い主のヴィクターは永遠の親友です。
ヴィクター（チャーリー・ターハン）
科学と映画制作に熱中する10歳の少年です。
唯一無二の相棒である犬のスパーキーを事故で失い、禁断の実験で蘇らせようとします。
フシギちゃん（キャサリン・オハラ）
不気味なことを言うせいで変わり者扱いをされている女の子。
白猫のおヒゲくんといつも一緒にいます。
ナソル（マーティン・ショート）
蘇ったスパーキーの噂を聞きつけて、禁断の実験の秘密を知ろうと探ります。
頭が良くて悲観的。
ティム・バートン監督によるこだわりにあふれた3Dストップモーション『フランケンウィニー』
芸術性の高いビジュアルで少年の飼い犬への愛をあたたかく、そして奇妙に描いた傑作です。
『フランケンウィニー』は、Disney+(ディズニープラス）で配信中です。
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