イラストやアート、写真関連の出版を多く手がける玄光社から、「ディズニーアニメーション コンセプトデザイン集」が登場!
「ディズニーアニメーション背景美術集」に続くウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアーカイブスシリーズ第2弾は、ディズニーアニメーションの世界観を創る美麗なコンセプトアート&デザイン集。
メアリー・ブレアやブリトニー・リーなどが手掛けるアートをじっくり堪能できるファン必携の一冊を紹介していきます☆
玄光社「ディズニーアニメーション コンセプトデザイン集」
価格:7,700円(税込)
販売店舗:全国の書店、Amazonなど
判型 : A4変形横 352ページ・帯付き
©Disney
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの貴重なアーカイブから厳選したアートを収録した『ディズニーアニメーション コンセプトデザイン集』が登場。
人気を博した『ディズニーアニメーション背景美術集』に続く、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアーカイブスシリーズ第2弾です。
『ディズニーアニメーション コンセプトデザイン集』ではビジュアル・ディベロップメント・アーティストと呼ばれる職人たちが残した、キャラクターや背景の美しいコンセプトアートやデザイン画など貴重なアートワークを収録。
1928年にミッキー・マウスが誕生する際、ウォルト・ディズニーらによって描かれたデザインスケッチ画から『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』『ピーター・パン』『ライオン・キング』『塔の上のラプンツェル』など名作となった数々の短編・長編アニメのキャラクターや背景のコンセプトアートをまとめた、ファン必携の内容となっています。
「コンセプトデザイン(アート)」とは
「コンセプトデザイン(アート)」というのは、作品やキャラクターの方向性を決める最も重要なイメージ(コンセプト)をビジュアル化、つまり絵にしたもの。
そのコンセプトを、ビジュアル・ディベロップメント・アーティストがアートとして形にしていくことでキャラクターに命が吹き込まれ、作品の世界観が作られていくのです。
才能豊かなアーティストたちが映画製作者と氷河や火口、洞窟や古代の彫刻の調査など地球上のさまざまな場所に赴き、そこで受けたインスピレーションを落とし込んだ、まさに魂の込められた絵の数々は心を揺さぶるものがあります。
構想を練っている段階でアーティストの感じたことをイメージとして自由に発想してアウトプットしているものなので、いわゆる“設定資料集”とは違った魅力があります。
誰もが知る名作からマイナーな作品まで、作品ごとに収録した圧巻の352ページ
まず手にとって驚くのがそのボリューム感!
上製本(ハードカバー)で大判、352ページという圧巻のサイズ感で、その重さはディズニーの歴史を感じさせます。
世界初の長編アニメーション映画としても知られる『白雪姫』から始まり、作品ごとにまとめて掲載。
中には何ページにも渡って貴重な資料が続く作品もあり、作品作りに一緒に携わっているかのような気分に。
完成作品には採用されなかったアイデアもたくさん掲載されていますが、どこかにインスピレーションを受けているかもしれないと思うと、あらためて作品を見返してみたくなります。
誰もが知る名作から、あまり知られていない作品まで掲載されていて、新たな作品との出会いの場にもなりそう!
メアリー・ブレアなどアーティスト名の索引つき
具現化されていないイメージを、アーティストが感じたとおりにアートに起こす「コンセプトアート」は、「誰かに向けて発表するためではない」クローズドなもの。
アーティストの個性が色濃く出ているのが特徴で、一般的にイメージされる「ディズニー作品」とは異なる印象を受ける画風も多く収録されているのも特徴のひとつです。
「イッツ・ア・スモールワールド」のコンセプトアートで知られるメアリー・ブレアのアートも多く収録されています。
巻末にはアーティスト名の索引があるので、メアリー・ブレアやブリトニー・リーなどお気に入りのアーティストの作品をチェックすることも。
『アナと雪の女王2』、『ラーヤと龍の王国』までのアートを収録していて、アニメーション制作の歴史の変遷を垣間見ることもできます。
ふわふわで風船のような見た目のベイマックスも、内部の仕組みについてしっかりと構想を練られていることがわかります。
そんな色々な角度からのアイデアや想像の数々がディズニー作品にリアリティを与えている理由のひとつなのかもしれません。
アニメ業界関係者、ゲームなどのコンセプトアーティスト、イラストレーター、絵師など絵を描く人にとっても刺激となる資料集。
玄光社「ディズニーアニメーション コンセプトデザイン集」は、全国の書店、Amazonなどで販売中です!
協力:株式会社玄光社
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