『天使にラブ・ソングを』

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最高にハッピーなミュージカルコメディの傑作!映画『天使にラブ・ソングを…』作品紹介

投稿日:2020年12月16日 更新日:

最高にハッピーで笑えて泣けるミュージカル・コメディ『天使にラブ・ソングを…』

個性溢れる修道女たちによる軽快なミュージカルシーンは時を経ても色褪せません。

クリスマスシーズンにぴったりな名作『天使にラブ・ソングを…』を紹介します。

 

映画『天使にラブ・ソングを…』作品紹介

 

『天使にラブ・ソングを』

 

制作:1992年/アメリカ

上映時間:100分

タイトル:天使にラブ・ソングを…(原題:Sister Act)

鳥肌もののミュージカル・シーンが今なお語り継がれる『天使にラブ・ソングを…』

オスカー女優ウーピー・ゴールドバーグが主演を務め、世界中に名をとどろかせた大ヒット作です。

映画界の歴史に名前を刻むミュージカル・コメディの名作を紹介していきます。

 

ストーリー/あらすじ

 

『天使にラブ・ソングを』2

 

ギャングが経営するクラブのしがない歌手として生計を立てていたデロリス。

ある日、不倫関係にあったボスの殺人現場を目撃してしまい、ギャングから命を狙われるはめに陥ってしまいます。

逃げるしかないデロリスが身を隠すことになった先は、なんと修道院!

信仰とは縁遠い生活を送ってきたデロリス。

当然、修道院の清廉潔白な暮らしに馴染めるはずもなく、お堅いしきたりに面食らうばかりです。

同様に彼女を迎え入れる修道女たちにも彼女の存在は異質そのものなのでした。

そんな中、デロリスは禁欲生活に辟易し夜遊びに出かけたことへの罰として、聖歌隊のリーダーに就くことを命じられます。

自己表現に慣れていない修道女たちによる聖歌合唱は、歌手を生業としてきたデロリスからすれば目も当てられないできばえ。

また、もともと指揮を担当していた修道女は奔放なデロリスの存在を疎ましく思っていました。

それでもデロリスはクラブ歌手の経験を活かして、修道女たちそれぞれの個性を活かした指導で彼女たちの歌い方を目覚ましく変化させていきます。

つたない子ども騙しのコーラスだった聖歌隊の合唱が、ソウルのこもった聴きごたえ抜群の賛美歌に変わり、これまでなかなか人が集まらなかったミサにも、賛美歌を聴くため多くの人が集まるように。

 

『天使にラブ・ソングを』1

 

次第に話題は大きくなり、デロリスを修道院に匿うことに決めたサウザー警部に注意されるも、やっと打ち解けた仲間とともに歌う喜びの中にいる彼女には大人しく身を隠していることがとても難しいのでした。

ついに話題はローマ法王の耳にまで届き、法王が聖歌隊の合唱を聴きに修道院を訪れるという大きなニュースが飛び込み、大舞台のために聖歌隊が練習にいそしんでいる最中、とうとうギャングのボスがデロリスが修道院にいることを嗅ぎつけてしまいます。

居場所を見つかりギャングに連れ去られてしまったデロリス。

真っ先にデロリス救出を決め、ギャングのアジトへと向かったのは、なんと仲間のシスターたちでした。

俗世を知らない修道女にギャングからのデロリス奪還は果たせるのでしょうか。

そして、デロリスとシスターたちは無事にローマ法王に素晴らしい歌声を届けることができるのでしょうか。

 

キャスト&スタッフ

 

『天使にラブ・ソングを』3

 

キャスト:
デロリス/シスター・メアリー・クラレンス:ウーピー・ゴールドバーグ/後藤加代
修道院長:マギー・スミス/京田尚子
ヴィンス:ハーヴェイ・カイテル/堀勝之祐
シスター・メアリー・パトリック:キャシー・ナジミー/信沢三恵子
シスター・メアリー・ロバート:ウェンディ・マッケナ/石川悦子
シスター・メアリー・ラザラス:メアリー・ウィックス/牧野和子
サウザー警部:ビル・ナン/西村知道

スタッフ:
監督:エミール・アルドリーノ
製作:テリ・シュワルツ
脚本:ジョセフ・ハワード
製作総指揮:スコット・ルーディン
撮影:アダム・グリーンバーグ(A.S.C.)
プロダクション・デザイナー:ジャクソン・デゴヴィア

主演のウーピー・ゴールドバーグが破天荒なクラブ歌手を演じ、その人気を不動のものとした本作。

現在も彼女の代表作として多大な人気を集めています。

世界中で大ヒットを記録した翌年にはシスター役の俳優たちが再度集結し、ローリン・ヒルら新キャストも加え続編となる『天使にラブ・ソングを2』が制作され、こちらも大ヒットを記録。

また、2020年12月10日(木)に開催されたウォルト・ディズニー社の株主向けイベント「インベスター・デー」では、主演にウーピーを迎えての3作目制作が進められていることが明かされています。

気になる3作目はディズニーの公式動画配信サービスDisney+ (ディズニープラス)で配信される予定です。

 

『天使にラブ・ソングを…』で素晴らしい歌声を披露するキャラクター

 

『天使にラブ・ソングを』4

 

素晴らしいミュージカル・シーンが大きな見所である本作。

類まれな歌唱力を持つ俳優陣が揃っています。

感動的な歌唱で魅せてくれるキャラクターたちを一挙に紹介!

 

デロリス/シスター・メアリー・クラレンス(ウーピー・ゴールドバーグ)

 

しがないクラブ歌手だったデロリス。

ひょんなことから縁遠い修道院で生活を送ることになります。

破天荒で型破りな彼女ですが、実は面倒見がよく頭の回転も早く、有能な指導者であることが次第に明らかに。

お堅く杓子定規で息詰まる場所だった修道院に新しい風を吹き込んだデロリスに、シスターたちも次第に信頼を寄せていきます。

 

シスター・メアリー・パトリック(キャシー・ナジミー)

 

陽気で大柄な修道女メアリー・パトリック。

明るくてノリのいい彼女は踊りが得意で楽しむことが大好きです。

優しく素直な反面、夢中になりすぎて周りが見えなくなってしまうことがありますが、デロリスからよく聴くことで歌声を調和させる術を学びます。

 

シスター・メアリー・ロバート(ウェンディ・マッケナ)

 

最年少のシスターで、若年用の修道服を着るメアリー・ロバート。

内気で引っ込み思案ではありますが、思いやりのある性格で当初から誰よりもデロリスのことを気にかけます。

繊細で悩みやすい彼女ですが、デロリスから強さを学ぶと芯の強さを発揮。

最初はか細かった歌声も伸びやかに響き渡るようになり、ソロ・パートを立派に務めあげています。

 

シスター・メアリー・ラザラス(メアリー・ウィックス)

 

もともと聖歌隊の指揮をとっていた年長シスター、メアリー・ラザラス。

破天荒なデロリスに反感を持っていましたが、的確な指導を見て彼女を認めるようになり、歌う喜びに心を開いていきます。

 

ソウルに満ちた歌声に心震える感動のミュージカル作品『天使にラブ・ソングを…』

一緒に歌い出したくなるハッピーな映画が観たいならこれに決まりです!

『天使にラブ・ソングを…』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。

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