マーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCUの大人気キャラクター、ソー、ハルク、ロキが繰り広げる痛快バトルを描く『マイティ・ソー バトルロイヤル』
最強のヴィランを相手に繰り広げられる戦闘、コミカルな名シーンに満ちた傑作アクション作品です。
マーベルが贈る『マイティ・ソー』シリーズ3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』を徹底紹介していきます。
マーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』作品紹介
タイトル:マイティ・ソー バトルロイヤル(原題:Thor: Ragnarok)
製作:2017年/アメリカ
上映時間:131分
MCUのフェイズ3を飾る大ヒットマーベル作品『マイティ・ソー バトルロイヤル』
圧巻のバトルアクションと笑える名場面に満ちた『マイティ・ソー』シリーズ最高傑作です。
ソー、ハルク、ロキ、そしてドクター・ストレンジが登場する豪華なヒーローアクション作品を紹介します。
ストーリー/あらすじ
人工知能ウルトロンとアベンジャーズの戦いから2年。
雷神ソーは世界滅亡の危機を救うべくスルトとの戦いに臨んでいました。
ラグナロクと呼ばれるアスガルドの破滅をもたらそうとするスルトを苦戦の末に制したソーが、王冠を携えアスガルドへと帰還すると、そこでは父王オーディンに化けた義弟ロキのやりたい放題が繰り広げられています。
ロキを問い詰め、オーディンが地球に置き去りにされていることを知ったソーは、ロキとともに地球へ。
地球で待っていたドクター・ストレンジが2人をオーディンの居場所、北欧へと送ると、オーディンはすでに弱り切った身体で最期を悟って過ごしており、2人に姉の存在を明かすと息絶えてしまいます。
オーディンが消え去ると、そこにすぐに2人の姉、ヘラが出現。
ヘラは、その邪悪さゆえにオーディンの力で封印されていましたが、オーディンが死んだために復活を遂げたのでした。
ソーはムジョルニアで攻撃を仕掛けますが、ヘラはそれを片手で受け止めたばかりか、木っ端微塵にしてみせます。
力の差を察知したロキが素早く時空を使ってアスガルドへと戻ろうとしますが、ヘラは2人を時空の狭間へと落とすと、ロキが出現させた時空の道を使ってアスガルドへと侵入し、あっという間に制圧してしまうのでした。
時空へと飛ばされたソーは見知らぬ惑星に不時着し、アスガルドの戦士だったというヴァルキリーに囚われてしまいます。
その惑星はグランドマスターという男の支配下でバトルロイヤルが開催されており、ソーはその出場者にされてしまったのでした。
必死で抗議するも全く聞いていないグランドマスター。
さらにそこには彼の来賓客として悠々と過ごすロキの姿が。
ロキは先に不時着したこの地で、巧みな話術を使ってグランドマスターに取り入ることに成功していたのです。
素知らぬ顔を貫くロキを尻目に、髪を刈られたソーはバトルロイヤルに出場。
あらゆる惑星から集った戦士たちが揃う会場で、ソーの対戦相手として現れたのはなんとウルトロンとの戦いから行方不明になっていたハルクことブルース・バナーでした。
話しをしようとするソーに耳を貸さない暴走状態のハルクの攻撃にさらされ、さらにヴァルキリーによって取り付けられた麻痺装置が作動し戦闘不能状態に。
ソーが目覚めると、そこには落ち着きを取り戻したハルクが。
ハルクと口喧嘩しながらも、ヘラの脅威からアスガルドを守るためにバトルロイヤルからの脱出が急がれるソーでしたが、未だ麻痺装置が外れないため思うようにいきません。
ヴァルキリーを呼び出し装置のコントローラーを奪うと、ハルクが乗ってきたクインジェットに飛び乗り、そこでブラック・ウィドウの映像を使ってハルクをブルース・バナーに戻すことに成功。
しかし、ハルクに破壊されたクインジェットはもはや起動せず、惑星からの脱出方法に悩むソーに協力を申し出たのは元アスガルドの戦士ヴァルキリーでした。
ヘラに恨みを持つ彼女は捕らえていたロキを差し出します。
即席の脱出計画部隊が結成され、ロキから聞いたグランドマスターの宇宙船を目指す一行。
バトルロイヤルの戦士たちを解放し、その混乱に乗じて格納庫へとやってきますが、油断ならないロキが密告を試みます。
しかし、それを見越していたソーがロキにあらかじめ麻痺装置を取り付けていたため、ロキの計画は失敗。
ソー、ハルク、ヴァルキリーは宇宙船に乗り込みアスガルドを目指します。
アスガルドではヘラが古代の戦士たちを蘇らせ、恐怖の支配を蔓延らせていました。
到着したソーらとの熾烈な戦闘となりますが、ヘラの強大な力には及ばず、アスガルドの市民にも危険が及びます。
そこへ、巨大宇宙戦艦で追ってきたロキが到着し、市民を船へ避難させることに成功。
一方ヘラとの戦いに臨むソーは片目を犠牲にし、ムジョルニアのない今、ヘラに敵う手立てはないと絶望しかかっていました。
その時父オーディンの幻影がソーに語りかけ、その言葉から力を得たソーが覚醒。
ヘラとの戦いを制することよりも、市民の命を優先することを決めたソーは人々を狙うヘラの軍を蹴散らし、ロキに城にある王冠を使ってスルトを蘇らせるように伝えます。
古くから伝わるアスガルドの滅亡、ラグナロクを故意に起こそうというソーの計画にたじろぐロキでしたが、他に道が残されていないことを悟ると計画を実行。
蘇ったスルトはアスガルドを破壊し、アスガルドを力の源としていたヘラはそれによって滅びます。
アスガルドの崩壊によって故郷を失ったソーたちでしたが、市民の命は救われ、新たなる進路を決断したアスガルドの民は地球へ向かうのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
ソー:クリス・ヘムズワース
ロキ:トム・ヒドルストン
ヘラ:ケイト・ブランシェット
ヘイムダル:イドリス・エルバ
グランドマスター:ジェフ・ゴールドブラム
ヴァルキリー:テッサ・トンプソン
スカージ:カール・アーバン
ブルース・バナー/ハルク:マーク・ラファロ
オーディン:アンソニー・ホプキンス
スタッフ:
監督:タイカ・ワイティティ
脚本:エリック・ピアソン
ストーリー:クレイグ・カイル、クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ビクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
共同製作:デヴィッド・J・グラント
撮影監督:ハビエル・アギーレサロベ
プロダクション・デザイナー:ダン・ヘナ、ラ・ヴィンセント
編集:ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
コスチューム・デザイナー:マイエス・ルベオ
視覚効果監修:ジェイク・モリソン
視覚開発監修:アンディ・パーク
音楽:マーク・マザースボウ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン
キャスティング:サラ・ハリー・フィン
コメディアン、俳優、映画監督と幅広く活躍し、映画界の注目を一心に集めるタイカ・ワイティティが監督を務めた本作。
これまでの『マイティ・ソー』シリーズに革新的なエッセンスが加わり、アドリブに満ちたコミカルなシーンと遊び心にあふれる仕上がりが話題を呼びました。
ソー役クリス・ヘムズワースのほか、ロキ役のトム・ヒドルストン、父オーディン役のアンソニー・ホプキンスらが続投する他、『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・カンバーバッチ、ヘラ役にオスカー女優のケイト・ブランシェットが集結しています。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』に登場するキャラクター
『アベンジャーズ』シリーズでは見られない素顔を垣間見せる『マイティ・ソー バトルロイヤル』の登場人物。
思わず笑ってしまうような台詞やシーン盛りだくさんの本作に登場するキャラクターを紹介します。
ソー
アスガルドの王子ソーは、本作で大切な武器ムジョルニアをヘラに破壊されてしまいます。
ムジョルニアがないままアスガルドの命運を賭けヘラとの戦いに臨んだソーは、古くからの予言を逆手に取った奇策で対抗。
バトルロイヤル出場の際には自慢の長髪をバッサリ切られ、これまでの破天荒な雷神ぶりとは一味違う一面を覗かせています。
ハルク/ブルース・バナー
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の戦いから行方をくらましていたハルクことブルース・バナー博士がなんと宇宙の果てでソーの対戦相手として登場。
ハルクはその圧倒的な強さから、バトルロイヤルの王者となっていました。
あまりに長い間ハルクになっていたブルースは戻れなくなることを恐れて変身を拒んでいましたが、アスガルドの危機を目の当たりにし、最後にはハルクとなって戦いに加勢します。
ロキ
宇宙一の裏切り王子ロキは今作でもやはりトリック・スターとして大活躍。
オーディンになりすましていたかと思うと、まんまとグランドマスターに取り入って来賓として悠々自適に過ごしています。
怖いもの無しに見えるロキですが、ハルクには手酷くやられた過去があるので、その姿を闘技場で見た際は動揺を隠せなかったようです。
ヘラ
死を司る女神として君臨する最強の敵ヘラ。
ソー自慢の武器、ムジョルニアをいとも簡単に破壊し、世界を滅ぼすほどの力を有する美しき復讐者です。
長きにわたって封印されていたためオーディンに強い恨みを持ち、兄弟たちにも複雑な感情を抱いています。
ヴァルキリー
ヒューマノイドを装って賞金稼ぎとしてバトルロイヤルで儲けているならず者ヴァルキリーは元アスガルドの戦士。
ヘラに仲間を殲滅された過去を持っています。
戦闘力抜群の彼女はお酒が大好きで暴れ出すと誰も止められません。
マーベル・シネマティック・ユニバースの人気キャラクターがバトルにコメディにと大活躍を繰り広げる『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『マイティ・ソー』シリーズ3作目となるマーベルの大人気アクション作品を紹介しました。
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