マーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCUの人気ヒーロー『マイティ・ソー』シリーズ第2弾『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
マーベルヒーローが集結し世界的大ヒットとなった『アベンジャーズ』後の世界をマーベル・スタジオが総力を上げて描くアクション超大作です。
予測できない展開が世界を驚かせた『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を徹底紹介!
マーベル映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』作品紹介
タイトル:マイティ・ソー/ダーク・ワールド(原題:Thor: The Dark World)
製作:2013年/アメリカ
上映時間:112分
壮大なスケールでひろがり続けるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)、第8作目となる『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『マイティ・ソー』そして『アベンジャーズ』では敵としてはだかったロキとの共闘という驚きの展開がファンの心をがっちり掴んだヒット作品です。
ヒーローたちが転換期を迎えるマーベルのフェイズ2を大きく盛り上げる重要作品を紹介します。
ストーリー/あらすじ
結成されたアベンジャーズと、ロキ、チタウリ族が死闘を繰り広げたマンハッタンの危機から1年。
ソーにアスガルドへと連れ戻されたロキは、終身刑を下されていました。
ソーは三銃士やシフとともに直列配置となった9つの惑星がもたらす世界の混乱を鎮めるため、日々戦いに駆り出されながらも地球に置いてきた愛するジェーンに焦がれ続けているのでした。
当のジェーンもソーを忘れることができないまま日々を過ごしていましたが、そんな中、友人のダーシーとともに時空が歪みを見せているという廃墟へ。
廃墟の状況がソーが現れた時と似ていたことから、ソーとの再会を願うジェーンは廃墟を調べてまわり、そのうち時空のはざまへと足を踏み入れてしまいます。
その昔、ソーの父オーディンの父親にあたるボーによって封印されたインフィニティ・ストーン、エーテルのある場所へと迷い込んでしまったジェーンは、あろうことか自身の身体にエーテルを吸収。
そしてこの出来事が、かつてエーテルを悪用しようと企み、ボーによって眠らされていたマレキスを目覚めさせていたのです。
ジェーンが地球上から姿を消したことを察知したヘイムダルの報告で、ソーはすぐさまジェーンを探しに駆けつけ、2人は再会。
喜びを味わう間もなく、ジェーンが取り込んでしまったエーテルを取り出すためソーはジェーンをアスガルドへと連れて帰ります。
賢者たちの知恵を集結させてもエーテルを取り出すことができなかったジェーンはしばらくアスガルドで過ごすことに。
そんな中、収監していたマレキスの手下がエーテルの破片から得た力で脱獄し、マレキスの軍を引き入れてジェーンを狙い城に侵入。
女王フリッガがかろうじてジェーンを守りますが、フリッガ自身はマレキスの手下によって命を奪われてしまいます。
実は女王を刺し殺した犯人アルグリムに面白半分にジェーンの居どころを教えたのは同じ牢にいたロキ。
ロキは自身の軽率な行動が招いた思わぬ結果に打ちひしがれます。
ロキは傷心を抱え、ソーを自分が知るダークワールドへ通じる道へ案内することを決め、ソーとともにマレキスを討つことを承諾。
ソーが考えていたのは、マレキスがジェーンからエーテルを取り出した瞬間にエーテルを破壊してマレキスを討つという危険をはらむ計画でした。
しかし、地球の住人でありながらソーの心を捕らえたジェーンをよく思っていなかったオーディンは、我が息子がジェーンのために危険に晒されることを望まず、すぐにでもマレキスへの攻撃を開始しようと冷静さを失っています。
ロキの案内でアスガルドを脱出した一行はダークワールドでマレキスとの邂逅を果たし、ロキの演技でジェーンを差し出す振りをし、エーテルを取り出させることに成功。
ところがエーテルを破壊することに失敗し、マレキスがエーテルを取り込んでしまいます。
強力なパワーを得たマレキスの逃亡を阻もうとしますが、その強靭な力に及ばす、さらに配下のカースの一撃に見舞われるソー。
そこでソーの身をかばったのは誰からも信用されることのなかったロキでした。
ロキはカースに胸を刺され、こと切れてしまいます。
ロキの本心を知ったその瞬間に弟を失ったソーは怒りと悲しみに燃え、マレキスを追って地球へ。
歪みを増した時空を往還しながら互いの力をぶつけ合うソーとマレキスの戦いが始まります。
死闘の末、マレキスを制圧したものの、自身も力つき止めを刺す力を残さないソー。
地球でエーテルについて調査を進めていたセルヴィグ博士が一計を案じ、時空転送装置を使ってマレキスの上に敵艦を移動させ、マレキスの息の根を止めます。
無事にジェーンと地球を救ったソーはアスガルドへと帰還し、オーディンに謁見すると、ジェーンとの未来を選ぶこと、ロキが本来持っていた心根こそ王の器であったことを話し、王位を放棄する意向を伝えるのでした。
ところが、この時ソーの話を聞いていたのは、オーディンに姿を変えた死んだはずのロキ。
それに気づかぬまま、ソーは地球へと戻り、思い続けたジェーンをその胸に抱きしめるのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
ソー:クリス・ヘムズワース(三宅健太)
ジェーン:ナタリー・ポートマン(坂本真綾)
ロキ:トム・ヒドルストン(平川大輔)
オーディン:アンソニー・ホプキンス(浦山 迅)
エリック・セルヴィグ:ステラン・スカルスガルド(金子由之)
ヘイムダル:イドリス・エルバ(斉藤次郎)
マレキス:クリストファー・エクルストン(相沢まさき)
アルグリム/カース:アドウェール・アキノエ=アグバエ
ダーシー:カット・デニングス(田村睦心)
ヴォルスタッグ:レイ・スティーヴンソン(咲野俊介)
ファンドラル:ザッカリー・リーヴァイ(遠藤大智)
ホーガン:浅野忠信(浅野忠信)
シフ:ジェイミー・アレクサンダー(北西純子)
フリッガ:レネ・ルッソ(滝沢 久美子)
スタッフ:
監督:アラン・テイラー
脚本:クリストファー・L.ヨスト、クリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリー
ストーリー:ドン・ペイン AND ロバート・ロダット
製作:ケヴィン・ファイギ,p.g.a.
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、クレイグ・カイル、アラン・ファイン、ナイジェル・ゴストゥロウ、スタン・リー
撮影:クレイマー・モーゲンソー, ASC
プロダクション・デザイン:チャールズ・ウッド
編集:ダン・レーベンタール, A.C.E.、ワイアット・スミス
衣裳デザイナー:ウェンディ・パートリッジ
視覚効果監修:ジェイク・モリソン
音楽:ブライアン・タイラー
引き続きソーを演じるのは、ソー役で一挙人気スターの仲間入りを果たしたクリス・ヘムズワース。
ジェーンを続投するナタリー・ポートマン、オーディン役のアンソニー・ホプキンスらオスカー受賞経歴を持つ演技派が勢ぞろいしていることも見逃せないポイントです。
浅野忠信、ザッカリー・リーヴァイ、レイ・スティーヴンソンによって演じられるクールな三銃士の活躍も必見!
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に登場する主要キャラクターとそのキャスト
MCU作品で個性豊かなキャラクターを演じる錚々たるキャストたち。
注目を集め、活躍を続ける彼らとともに、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に登場する主要キャラクターを紹介します。
ソー/クリス・ヘムズワース
アスガルドの王子で雷神、将来は王となるはずのソー。
演じるクリス・ヘムズワースはオーストラリア出身の人気俳優です。
『スター・トレック』主人公カークの父役でデビューし、ソー役で一挙スターの座を獲得しました。
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ロキ/トム・ヒドルストン
ソーの義弟でありながら、育ちの複雑さからアスガルドや地球の征服を狙ったこともある野心家のロキ。
いたずらの神であるロキはあらゆる人物に化けてはストーリーに波乱をもたらします。
演じるトム・ヒドルストンは舞台やテレビで活躍していたイギリス出身の注目俳優。
MCU中で、最も熱狂的なファンを持つキャラクターの1人、ロキをチャーミングに演じています。
ジェーン/ナタリー・ポートマン
優秀な研究者であり、ソーの心を捕らえて離さないジェーン。
『レオン』で衝撃的なデビューを果たして以来、公私ともに目覚ましい活躍を続けるナタリー・ポートマンが演じます。
『ブラック・スワン』でオスカーを獲得し、『マイティ・ソー』4作目では女性版ソーとして活躍することが決定!
オーディン/アンソニー・ホプキンス
偉大なる全能の神、ソーの父親であるオーディン。
『羊たちの沈黙』で世界を恐怖に陥れたレクター博士役で知られる名優、アンソニー・ホプキンスが威厳たっぷりに演じています。
マーベル・シネマティック・ユニバース『マイティ・ソー』シリーズの第2弾。
マーベル・スタジオが総力を上げて描くアクション超大作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の紹介でした。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
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