エンターテイメント史上に名を残す「スター・ウォーズ」の壮大なサーガの世界。
「スター・ウォーズ」シリーズの記念すべき第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を徹底紹介!
ルーク・スカイウォーカーを主人公に繰り広げられるオリジナル・トリロジーが幕を開きます。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』作品紹介
タイトル:『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(原題:Star Wars)
製作:1977年製/アメリカ
上映時間:121分
遥か彼方の銀河系を舞台に、比類のない規模で繰りひろげられる善と悪の戦いを描く「スター・ウォーズ」シリーズ。
その記念すべき第1作目となる作品が『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』、全世界を熱狂させるフォースの世界への入り口となる歴史的作品です。
「スター・ウォーズ」シリーズの伝説を紡ぐキャラクターや、ストーリーの鍵となる名言とあわせて詳しく紹介します!
ストーリー/あらすじ
遠い昔、はるかかなたの銀河系で...
銀河帝国が樹立してから19年、共和国は滅ぼされ、帝国軍の横暴な独裁体制のもとで人々は苦しい生活を余儀なくされていました。
しかし、そこには皇帝ダース・シディアスによる凶悪な帝国支配の中でも、希望を失わず平和を取り戻すために立ち上がろうとする人々の存在も。
惑星オルデランのプリンセス、レイア・オーガナ率いる反乱軍です。
反乱軍は、惑星をも木っ端みじんにする力を持つ帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を盗み出すことに成功していたのですが、作戦の復路、オルデランへと戻る船を急襲されてしまいます。
襲撃の主は帝国軍の指揮をとるダース・ベイダー。
ベイダーはレイアを捕らえ帝国へと連れ去りますが、レイアは隙を見てジェダイの騎士、オビ=ワン・ケノービに助けを求めるメッセージとデス・スターの設計図をドロイドR2-D2に託します。
一方、砂漠の惑星タトゥイーンで暮らす青年ルーク・スカイウォーカーは、タトゥイーンに到着したもののジャワたちに捕まって売り飛ばされてしまっていたR2-D2と通訳ドロイドC-3PO、2体のドロイドを偶然手にします。
ルークがR2-D2を修理すると、レイアが託したメッセージホログラムが出現。
「助けて、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです」(レイア・オーガナ)
後日、R2-D2とルークは砂漠の蛮族タスケン・レイダーに襲撃されたところを、街の外れに隠れ住んでいて変わり者と噂されるベン・ケノービに助けられます。
ベン・ケノービこそが、レイアが救いを求めたジェダイの騎士の生き残り、オビ=ワン・ケノービその人だったのでした。
オビ=ワンは、ルークにジェダイが持つフォースという特異な力を巡る光と闇の戦いについてを話して聞かせます。
そして、ルークの父親もまたジェダイの騎士であったことを告げると、その父親が所有していたライト・セーバーをルークに手渡すのでした。
早速オルデランへ向かうため、船とパイロットを探していたルークとオビ=ワンは、宇宙港モス・アイズリーで密輸商人のアウトロー、ハン・ソロと相棒のチューバッカに出会います。
二人を雇うことに決め、ボロボロに見える宇宙船ミレニアム・ファルコン号に乗り込みオルデランを目指す一行。
「外見はボロだが中身で勝負だぜ!」(ハン・ソロ)
ルークはその道中でジェダイの教えとフォースについてをオビ=ワンから学び、その頃レイアは反乱軍の基地を聞き出そうとするベイダーの尋問に耐え続けていました。
ベイダーは、非情にも故郷オルデランをデス・スターの標的にすることでレイアから反乱軍基地の場所を聞き出すことに成功。
さらに、帝国軍の総督の命令によってデス・スターのレーザーは発射されてしまい、オルデランは宇宙の塵と化してしまいます。
駆けつけたルークたちの前に、オルデランは跡形もなく、漂う惑星の残骸があるばかり。
悲嘆に暮れる間もなく、デス・スターに近づきすぎたミレニアム・ファルコンが、デス・スターが発する船を牽引する重力システム、トラクター・ビームにキャッチされ、一行は船ごと宇宙要塞の格納庫に収容されてしまいます。
意図せずもデス・スターに潜り込むことに成功したルークたちは、それぞれトラクター・ビームの解除、レイアの救出へと別れて行動することに。
ルークとハンがレイア救出に向かう一方、管制室へと忍び込み、トラクター・ビームを解除したオビ=ワンは、かつての弟子であるベイダーと対峙、互いのライトセーバーを交え師弟対決へともつれ込みます。
ところが、オビ=ワンはルークたちがレイアを無事助け出したことを知ると、自らベイダーの一撃を受け、ローブを残し消え去ってしまうのでした。
その様子に衝撃を受けるルークを連れて、デス・スター脱出を果たしたミレニアム・ファルコンはR2-D2の持つ設計図とともにヤヴィン第4衛星にある反乱軍の秘密基地へと急ぎます。
設計図からデス・スターの弱点を割り出した反乱軍は、限りなく小さな可能性に賭け、デス・スター壊滅作戦を計画します。
ルークもR2-D2とともに小型戦闘機Xウィングに乗り込み、デス・スターの原子炉に魚雷を落とすという針の穴を通すような最高難易度のミッションを決行。
「無事に帰ってこいよ!君なしの冒険なんて……。」(C-3PO)
デス・スター殲滅作戦へと乗り出したルーク、「仕事は終えた」と基地を去ろうとするハンとチューバッカ、そしてルークを追い詰めようとするベイダー。
Xウィングの中で小さな希望に目をこらそうとするルークに聞こえてきたのは、オビ=ワンの声でした。
「フォースを使え、ルーク。使うんだ、ルーク」(オビ=ワン・ケノービ)
ルークは達成不可能に近いデス・スター殲滅作戦を成功させるため、フォースの力に身をゆだね……。
キャスト&スタッフ
ルーク・スカイウォーカー:マーク・ハミル/島田敏
ハン・ソロ:ハリソン・フォード/磯部勉
レイア姫:キャリー・フィッシャー/高島雅羅
オビ=ワン・ケノービ:アレック・ギネス/納谷悟朗
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
製作:ゲイリー・カーツ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
ルーク・スカイウォーカーの銀河を巡る冒険がスタートを切る本作はエピソード4でありながら、シリーズ第1作目となる記念すべき作品。
監督、脚本を務めるジョージ・ルーカスの壮大な展望、緻密な設定がこの作品を中心に過去と未来にひろがっています。
シリーズを存分に味わうためにも、じっくりと楽しみたいオリジン的作品です。
伝説を紡ぐ『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のキャラクターたち
「スター・ウォーズ」シリーズの第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、その後大きな拡がりを見せるストーリーのレジェンドとも言える重要な登場人物が大活躍!
前後に繋がる壮大なサーガの主軸となっていくキャラクターたちを紹介します。
ルーク・スカイウォーカー
砂漠の惑星タトゥイーンの農場で育った若者。
プリンセス・レイアやハン・ソロとともに邪悪な帝国との戦うことを決意します。
強大なフォースの力を持ち、オビ=ワンやヨーダの指導のもと、のちの銀河最強のジェダイへと成長。
Xウィングやスピーダー操縦の腕も一流です!
プリンセス・レイア・オーガナ
反乱同盟の強き指導者でもある惑星オルデランのプリンセス・レイア。
シリーズを重ねるごとに明かされていきますが、実はパドメ・アミダラとアナキン・スカイウォーカーの娘で、ルーク・スカイウォーカーの双子の妹。
レイアには、ならず者に弱いという意外な一面も。
とても勇敢で、命を賭しても帝国軍から銀河の平和を守ろうとし、最後まで諦めないその姿はたくさんの人に勇気を与え続けました。
ハン・ソロ
ミレニアム・ファルコンに乗って、密輸を生業としていたならず者ハン・ソロ。
偶然にもルークとオビ=ワンを船に乗せたことから粗野なアウトローだった彼の人生は大きく変わっていきます。
相棒であり副操縦士のチューバッカ、レイアやルークとともに帝国軍との戦いで大きな働きをすることに。
ルークやレイアたちと出会うまでの半生を描いたスピンオフ作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』も制作されており、人間味あふれるキャラクターに多くのファンが魅了されています。
オビ=ワン・ケノービ
伝説のジェダイ・マスターであり、強いフォースを持つオビ=ワン・ケノービ。
クワイ=ガン・ジンを師匠に持ち、その志を受けついで、クワイ=ガンに見出されたアナキン・スカイウォーカーとは師弟関係でもありました。
その後に起きたクローン大戦では共和国軍の将軍としても活躍。
その様子はプリクエル・トリロジー『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で描かれます。
ダース・ベイダー
ジェダイ・ナイトにしてクローン大戦の英雄でもあったアナキン・スカイウォーカーが、フォースのダークサイドに囚われ誕生したダース・ベイダー。
どうして英雄が暗黒面に落ちてしまうことになったのか、その悲劇が描かれているのが、新三部作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』です。
今作では、皇帝として君臨する邪悪なダース・シディアスに仕え、皇帝の意のままに誕生したばかりの反乱同盟軍を脅かします。
チューバッカ
伝説のウーキーの戦士であり、ハン・ソロが船長を務めるミレニアム・ファルコン号の副操縦士であるチューバッカ。
力が強く短気な面もありますが、ボウキャスターの腕はピカイチで、相棒であるハン・ソロや友人に対してはゆるぎない忠誠心を持っています。
仲間からの愛称は「チューイ」です。
R2-D2&C-3PO
幾度もルークたちの危機を救うでこぼこドロイドの名コンビ。
R2-D2は、「スター・ウォーズ」シリーズを通してパドメ・アミダラ、アナキン・スカイウォーカーにも仕えてきた賢くて機転が利くアストロメク・ドロイドです。
船の整備もできて、戦闘機パイロット補佐の腕も抜群!
そして、アナキン・スカイウォーカーが母親を手伝わせるために廃品を集めて作ったプロトコル・ドロイドがC-3PO。
礼儀作法と外交儀礼・慣習(プロトコル)に詳しく、600万を超える言語を扱うことができます。
頼りになるR2-D2と心配性のC-3POは、フォースを巡るスリルに満ちた戦いを幾度もくぐり抜けてきた特別なドロイドです。
「スター・ウォーズ」シリーズの壮大な銀河の物語の第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
フォースを巡る大いなる冒険との出会いを描く歴史的大作をぜひチェックしてみてください!
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。
-
往年のファン必見!インロック『スター・ウォーズ』グッズ
続きを見る
© Lucasfilm Ltd.&TM. All Rights Reserved.