1977年に『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。
スカイウォーカー家の物語を描く──「スター・ウォーズ」完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月20日(金)に日米同時公開!
その公開に合わせ、脚本も手がけたJ.J.エイブラムス監督、脚本をつとめたクリス・テリオさん、レイ役のデイジー・リドリーさん、フィン役のジョン・ボイエガさん、ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックさん、C-3PO役のアンソニー・ダニエルズさん、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディさんが来日!
今回は2019年12月12日に行われた来日記者会見の様子を紹介します☆
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』来日記者会見
開催日:2019年12月12日
スカイウォーカー家の物語を描く「スター・ウォーズ」完結編、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月20日(金)に日米同時公開!
その公開に合わせ、J.J.エイブラムス監督、クリス・テリオさん、デイジー・リドリーさん、ジョン・ボイエガさん、オスカー・アイザックさん、アンソニー・ダニエルズさん、プロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディさんが来日。
来日記者会見が行われました。
J.J.エイブラムス監督
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続き、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の監督をつとめたJ.J.エイブラムス監督。
前夜に行われたレッドカーペットイベントとは違い、チェック柄のラフな衣装で登場。
2年かかって撮影、ポストプロダクションに1年かかった作品をついに観ていただけるのが嬉しい。
俳優たちの演技を、またILMの最新・最高のVFXもぜひ見てほしい。
キャリー・フィッシャーさん(レイア)の登場シーンについては、スカイ・ウォーカーの結末を描くのに彼女の存在は欠かせないと思った。
彼女の存在は重要で、リキャストやデジタルキャラクターは使いたくなかった。
フォースの覚醒のときに撮影を活かしてシーンを作りました。
また、レイア姫に出会えるシーンをぜひ楽しんでほしい。
「日本に影響を受けた要素はあるか?」という質問に対し
前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、東京に来たときに、高田馬場からのインスピレーションで「タコダナ」という惑星を登場させましたが、カイロ・レンが壊れたマスクを修復する場面は、「金継ぎ」という日本の技術にインスピレーションを受けています。
割れたことを隠すのではなく、それを活かすという意味があります。
また、本作に登場する「レン騎士団」は黒澤明監督作品から影響を受けています。
さらに僕の友人でもある村上隆さんも本作に出演しています。
クリス・テリオさん(脚本)
J.J.エイブラムス監督と共に『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で脚本をつとめたクリス・テリオさん。
非常に疲れているが、ワクワクもしています。
映画には4つの人生があり、
脚本、キャストたちが作る段階、ポストプロダクション、観客が見る段階
4つ目の人生をぜひ楽しんでほしい。
デイジー・リドリーさん(レイ役)
ヒロインであるレイ役をつとめたデイジー・リドリーさん。
「日本に来られて嬉しいです」と日本語で挨拶してくださいました。
今回の現場は最高で、監督たちが作った世界観で楽しんで撮影できました。
この作品を分かち合えることが楽しみに思っています。
撮影に5年関わったが、これほどの存在になるとは考えていなかった。
『スター・ウォーズ』と自分の人生を分けて考えることはできません。
素晴らしい方々と作品に関われたことを光栄に思っています。
そしてこの日、最も会場がどよめいた瞬間となったのは、レイの出生の秘密についての質問への回答です。
「レイの出生に関する謎は明かされるのか?」という質問に対し、デイジーさんは「明かされます」と明言!
最後のジェダイでレイが学んだことに満足はしているが、まだ答えを求めているのではないかと感じています。
それを模索し、その答えが今作では明らかになります。
家族の物語ではあるが、血脈だけではなく、友情や愛からつくられる関係も注目してほしい。
「スター・ウォーズ」シリーズが家族の愛と喪失を描いてきた物語であるだけに、レイの出生はファンの間でも最も話題となっていた大きな謎の一つ。
そんな中、今回の完結編でいよいよその謎が明かされることがデイジーさんより明言され、会場からは驚きと興奮の声が上がっていました。
オスカー・アイザックさん(ポー・ダメロン役)
ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックさん。
楽しい時間を過ごした仲間と離れるのが寂しいので、映画公開遅らせてもよいのではないか。
とジョークを飛ばしてくれました。
今回の3部作に関われたことは自分を謙虚にさせてくれました。
そして、人一人よりも、また映画よりも大きな文化的な現象である「スター・ウォーズ」
その結末に関われたことは誇りに思います。
どんな風に人生が変わったというと、世界中の方に出会えたことも誇りに思っています。
ジョン・ボイエガさん(フィン役)
フィン役のジョン・ボイエガさん。
フォースの覚醒に出演したときは、3作に登場するとは思っていなかった。
撮影中最高の思いを過ごしたので、オスカーたちと会うこともなくなると思うと寂しい思いもあります。
自分自身、スターウォーズファンであったので、どのように作られていくのかという作成過程を見られてインスピレーションが刺激されました。
自分にとっては魔法のような経験でした。
作品の一部になれたことは貴重な経験でした。
アンソニー・ダニエルズさん(C-3PO役)
「スター・ウォーズ」シリーズ全作品に登場するレジェンド的存在C-3PO役のアンソニー・ダニエルズさん。
過去8作出演してきたが、今作はいちばん重要である作品。
後数日で秘密にしていたことを我慢しなくて良くなるので安心しています。
予告編で大きな話題を読んだC-3POの「最後にもう一度だけ」というセリフについては
これは大変美しいセリフで、いろいろな解釈ができます。
撮影時の現場もとても感動的な雰囲気でした。
友人とのお別れかもしれないし、みなさんとのお別れを意味するかもしれない。
素晴らしいシーンになっているので、後、数日後にぜひ意味を考えながら見てほしい。
また、J.J.エイブラムス監督も
C‐3POは最初にSWに登場したキャラクターで、彼こそがレジェンドであり、作品の笑いのトーンを教えてくれる存在でもあります。
そんな役柄を顔を見せずに演じ切る彼の演技力はとても素晴らしいものなのです。
とシリーズ1作目から出演しているアンソニーさんへの称賛を贈り、会場からも自然と拍手が。
また「C3‐POこそが真の悪役なのでは?」という質問には
C‐3POは42年間のSWの歴史を紡いできた糸であり、同じく闇も紡がれてきたのかもしれません。
彼の金ピカの見た目は闇の隠れ蓑なのかもしれませんね。
とユーモアたっぷりに返答していました。
キャスリーン・ケネディさん
プロデューサーでルーカスフィルム社長でもあるキャスリーン・ケネディさん。
42年以上にわたる、映画を作ってきた『スター・ウォーズ』
全員がその一部になれたことは光栄です。
R2-D2
「スター・ウォーズ」シリーズ通して出演している人気ドロイド「R2-D2」も登場!
BB-8
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場している「BB-8」
D-O
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で初登場する一輪型の小型ドロイド「D-O」も日本初お披露目となった12月11日のレッドカーペットイベントに続き登場。
劇中同様、「BB-8」についていくかわいい姿を見せてくれました。
豪華なゲストが来日した『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』来日記者会見レポートでした。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開情報
タイトル:『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
公開日:2019年12月20日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
数々の金字塔を打ちたて、エンターテイメント史において伝説と呼べる唯一の映画「スター・ウォーズ」
時代の寵児となったJ.J.エイブラムスを再び監督に迎え、スカイウォーカー家の「家族の愛と喪失」の物語が、ついに42年に渡る歴史に幕を下ろします。
作品概要
祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、わずかな同志たちと立ち上がるレイ。
スカイウォーカー家を中心とした壮大なサーガの結末、そして「光と闇」のフォースをめぐる最終決戦がついにフィナーレを迎えます!
銀河を巻き込み、壮大なスケールで描かれてきた愛と喪失の物語「スター・ウォーズ」シリーズ。
その完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)に全国公開です。
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