「人魚姫」のストーリーをディズニーならではの楽しいミュージカルにして贈られるファンタジー・アニメーション『リトル・マーメイド』
軽快なテンポの音楽と、現代的な人魚姫像が今もなお多くのファンに支持される名作です。
観るだけでハッピーな気持ちになれるディズニーの真骨頂とも言える傑作アニメーションを紹介します!
ディズニー映画『リトル・マーメイド』作品紹介
タイトル:リトル・マーメイド(原題:THE LITTLE MERMAID)
製作:1989年/ アメリカ
上映時間:84分
ディズニー・アニメーションの中でも爆発的なヒット作となった『リトル・マーメイド』
クラシカルな「人魚姫」の物語を心踊る名曲で彩り、勇気をもらえるストーリーにアレンジした傑作ファンタジーです。
2019年夏頃から、待望の実写映画化が進められている本作。
多くのファンを魅了し続ける往年の傑作アニメーションを今一度チェックしてみましょう!
『リトル・マーメイド』ストーリー/あらすじ
海の王トリトンの末娘のアリエル。
好奇心旺盛な彼女は、人間たちが海に落とした品物の数々をコレクションするなど、人間の世界に興味しんしん。
そんなある日、アリエルは偶然見かけた人間エリックに恋をしてしまいます。
ところが、彼女の目の前で船ごと嵐に襲われ海に投げ出されてしまうエリック。
アリエルは必死でエリックを海から浜辺へと助け出します。
エリックは、助けられる間に聞いた美しい歌声を頼りに、声の主を見つけ出すことを決意します。
アリエルは、いよいよ地上への憧れとエリックへの恋心を抑えることができず、海の魔女アースラのもとに。
アースラはアリエルに声と引き換えに人間の脚を与える契約を持ちかけます。
ところがその契約はエリックとキスを交わすことができれば、一生人間のままでいられるが、それが果たせない場合には、魂をアースラに奪われてしまうという恐ろしいものでした。
悩むアリエルを巧みに誘惑し、ついに契約させてしまうアースラ。
アリエルは人間の脚を手に入れますが、声を奪われてしまったため自分がエリックを救った、彼が探す声の持ち主であることを伝えることができません。
アースラとの契約、そしてアリエルの恋はどうなってしまうのでしょうか。
『リトル・マーメイド』スタッフ&キャスト
キャスト:
アリエル/ヴァネッサ:ジョディ・ベンソン
セバスチャン:サミュエル・E・ライト
スカットル:バディ・ハケット
アースラ:パット・キャロル
エリック王子:クリストファー・ダニエル・バーンズ
トリトン:ケネス・マース
監督: ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
製作: ハワード・アシュマン、ジョン・マスカー
原作: ハンス・クリスチャン・アンデルセン
脚本: ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
作詞: ハワード・アシュマン
音楽: アラン・メンケン
誰もが知る主題歌の「アンダー・ザ・シー」
この名曲は当時アカデミー歌曲賞を受賞、また作曲にあたったアラン・メンケンもアカデミー作曲賞を受賞しています。
また、関連作品として、2000年に後日談を描いたOVA作品『リトル・マーメイドII Return to The Sea』が発売、2008年には映画より以前の海の王国の様子を描いた『リトル・マーメイドIII はじまりの物語』が登場しています。
『リトル・マーメイド』の魅力的なキャラクターたち
至極の名曲に溢れた『リトル・マーメイド』の大きな魅力となっているのが、個性あふれるキャラクターたち。
アンデルセンの古典的な物語にユーモアとハッピーな息吹を吹き込んでいます。
美しい赤毛に、エメラルドグリーンの尾ひれがトレードマークのアリエルは、ディズニープリンセスの中でも、絶大な人気を誇っています。
おてんばなアリエルのよき理解者であり、親友でもあるフランダーは、臆病で怖がり屋な性格もとっても可愛い!
トリトンに仕える宮廷音楽家の蟹のセバスチャンはミュージカルシーンに欠かせません。
また、ディズニー・ヴィランズの中でも強力な恐怖と魔力を持つ海の魔女アースラの存在も映画のドキドキをより高めています。
宝物のような名シーンとポップな名曲、素敵なキャラクターたちが織りなす最高のファンタジー傑作!
実写化に期待が募る『リトル・マーメイド』の紹介でした。
『リトル・マーメイド』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中です。