サンエックスの大人気キャラクター『すみっコぐらし』
子どもから大人まで年齢・性別を超えた多くの人の心をとらえている、最も話題のキャラクターのひとつです。
そんな『すみっコぐらし』が、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』としてついに映画化!
“すみっコぐらしチーム完全監修”の新作ストーリーで展開される劇場アニメ。
今回は、そんな『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』について、『すみっコぐらし』の生みの親であるデザイナーのよこみぞゆりさんに、Dtimes編集部がインタビュー!
「すみっコ」たちの魅力や映画の見どころについてお話を伺いました☆
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』インタビュー
誕生してから7周年を迎えた『すみっコぐらし』
「しろくま」「ぺんぎん?」「ねこ」「とんかつ」「とかげ」の5人の「すみっコ」をメインにしたキャラクターシリーズです。
丸みを帯びたフォルムと愛らしいパステルカラーなのに、ちょっとネガティブな設定を持つ『すみっコぐらし』
よこみぞさんは、テーマを重ねるごとにキャラクターごとの関係性がどんどん作られていっていると話します。
よこみぞさん:
『すみっコぐらし』は、私が学生だった頃にノートのすみっこに書いていたキャラクターが元になっているんです。
最初、「しろくま」「ぺんぎん?」「ねこ」「とんかつ」の4匹でスタートして、3年目あたりから「とかげ」が仲間入りしました。
基本的な設定だけで始まった『すみっコぐらし』は、7周年を迎え、検定が実施できるほどの情報量になりました。
細かい性格やキャラクター同士の設定は、ストーリーが進むごとにキャラクター同士の関わりが見えてきたというか、キャラクターが勝手に動いてくれるようになった印象があります。
テーマを重ねるごとにいろんな設定が作られていって、知れば知るほど『すみっコぐらし』のことを好きになってもらえるような深みがあるように感じます。
見た目がかわいいのはもちろんですが、それぞれのキャラクターにギャップがあるところも大きなポイントです。
数多くのキャラクターの中から自分自身に似た、感情移入できるキャラクターを見つけてもらえたら嬉しいですね。
初の映画化となったすみっコぐらし。
映画化にあたり、様々な題材の中から話し合いを重ね、最終的に選ばれたテーマは「絵本」でした。
よこみぞさん:
「絵本」は、大人も子どもも楽しめる題材ということが一番の決め手です。
子ども向けの映画にしたくなかったという思いがあり、絵本ならどの世代の方も楽しめるテーマだなと思いました。
テーマを「絵本」と決めてからも話し合いは続き、日本の昔話と海外の童話をバランス良く構成したり、どの「すみっコ」がどのお話を担当するかや、衣装の彩りなどを決めていきました。
海や、山、雪など様々な情景が美しい背景で描かれているところもポイントです。
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』のはじまりの舞台は、テーマでも人気の「喫茶すみっコ」
『すみっコ』ファンにはお馴染みの場所から、一気に映画の世界に引き込こまれていきます。
よこみぞさん:
「喫茶すみっコ」は「すみっコ」たちの住む街にある行きつけのお店という設定の場所なんです。
映画の冒頭では、「喫茶すみっコ」での日常風景を題材にイントロダクションを入れています。
簡単なキャラクター紹介を入れているので、普段『すみっコぐらし』になじみのないかたもスッと物語に入りこむことができるのではないでしょうか。
キーキャラクターとなる「ひよこ?」は、初めて登場するキャラクターですし、みんなが同じ条件で楽しめる作品になっています。
「喫茶すみっコ」の地下室にある古い絵本の中に吸いこまれてしまった「すみっコ」たち。
5匹はそれぞれ別な物語の世界にまぎれ込んでしまいます。
よこみぞさん:
昔ながらの喫茶店風の「喫茶すみっコ」は、地下室や古い本があってもおかしくなさそうですよね。
5匹は別の世界に飛ばされるのですが、そこでの過ごし方は大きな見どころのひとつです。
寒がりな「しろくま」は雪の降る街で“マッチ売りの少女”になってしまいます。
マッチを擦る度に、あたたかいものがたくさん出てくるので、妄想に注目してください。
「とんかつ」は“赤ずきんちゃん”になってしまうのですが、狼に食べてほしくて驚きの行動に移ります。
“桃太郎”になった「ねこ」は、恥ずかしがりですし、鬼退治なんて無理だろうなというギャップが魅力。
「ぺんぎん?」は、“アラビアンナイト”の世界で、新キャラクターの「ひよこ?」と魔法のじゅうたんに乗り、飛べない鳥(?)同士で空を飛びます。
人魚姫になって海を気持ちよさそうに泳ぐ「とかげ」
「にせつむり」の王子様の登場シーンにも注目です。
どの角度からも可愛く見えるように、衣装の形や彩りにはこだわりました。
これまでもゲームの中で動いたことのあった「すみっコ」ですが、今回の映画ではよりいっそうモチモチとした、柔らかい動きになっているように感じます。
まるで鉛筆で書いたかのような優しいタッチに仕上がっていて、童話というテーマにピッタリです。
映画の見どころやこだわりを明かしてくださったよこみぞさん。
最後によこみぞさんからメッセージをいただきました☆
よこみぞさん:
「子どもだけのキャラクターにしたくない」というのは、『すみっコぐらし』を生み出したときから変わらない思いです。
「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」は、子どもも大人も関係なくみんな同じポイントで泣いたり笑ったりして楽しんでいただける映画になっていると思います。
井ノ原快彦さん、本上まなみさんのナレーションもとても素晴らしいです。
新しい「すみっコ」たちの冒険にご期待ください!
『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』公開情報
劇場公開:2019年11月8日(金)全国ロードショー
配給:アスミック・エース
公式サイト:sumikkogurashi-movie.com
公式Twitter:@sumikko_movie
いつもの喫茶店、いつものすみっこ。その地下室に隠された、ふしぎな絵本とは・・・?
ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。
絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸いこまれてしまうすみっコたち。
絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ・・・?
「このコのおうちをさがそう!」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。
絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。
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取材協力:サンエックス株式会社、アスミック・エース株式会社
©2019日本すみっコぐらし協会映画部