『黒牢城』『侍タイムスリッパー』特別版から『国宝』まで!第18回京都ヒストリカ国際映画祭

第18回京都ヒストリカ国際映画祭のイメージビジュアル

記事ポイント

  • 京都文化博物館で開かれる第18回京都ヒストリカ国際映画祭は、歴史映画が集う映画祭です。
  • 『黒牢城 モノクロ特別版』や『侍タイムスリッパー』のモノクロ・サイレント版を上映します。
  • 海外新作4作品の日本初上映と「ヒストリカ お座敷」も楽しめます。

 

「第18回京都ヒストリカ国際映画祭」が、2026年12月13日から20日まで京都文化博物館で開催されます。

テーマは「Worlds 世界はひとつ、じゃない」で、話題作の特別版や名作、海外の最新作が並びます。

 

目次

第18回京都ヒストリカ国際映画祭

 

第18回京都ヒストリカ国際映画祭のイメージビジュアル

 

  • 名称:第18回京都ヒストリカ国際映画祭(KYOTO CMEX 2026公式イベント)
  • 会期:2026年12月13日(日)~20日(日) ※12月14日(月)は休館
  • 会場:京都文化博物館 ※駐車場なし。公共交通機関を利用
  • 料金:企画により異なります。無料企画もあります。
  • 前売券:2026年11月14日(土)からチケットぴあで販売開始(Pコード:556-877)
  • 主催:京都ヒストリカ国際映画祭実行委員会

 

京都ヒストリカ国際映画祭は、日本と世界の歴史映画をテーマにした映画祭で、今年が18回目です。

京都の歴史を根幹に据えた日本で唯一の映画祭です。

今回は『黒牢城 モノクロ特別版』の上映と黒沢清監督のトーク、『侍タイムスリッパー モノクロ・サイレント版』の活弁音曲付き世界初上映、『国宝』の上映と制作陣のトークを行い、海外の最新作4作品はすべて日本初上映です。

京都には東映と松竹の撮影所があり、100年以上にわたり時代劇が作られ続けています。

映画祭では最新作や名作の上映、世界の映画祭との交流、ゲストトークを通じて、受け継がれてきた映画文化と新たな表現をつなぎます。

今年のテーマには、旬の話題作のアナザーバージョンや、李相日・溝口健二・鈴木清順それぞれの歌舞伎、オリヴェイラの異形なオペラ、時代を超えた二人のクロサワ、民族や支配と被支配などの境界線を揺さぶる海外作品が込められています。

プログラム・ディレクターの高橋剣氏は「世界は参加した者の数だけある!」と述べています。

 

ヒストリカ・スペシャル

 

『黒牢城 モノクロ特別版』の場面写真

 

  • 上映作品:『黒牢城 モノクロ特別版』『侍タイムスリッパー モノクロ・サイレント版』『国宝』の3作品

 

時代劇と映画の現在を更新した話題作を、クリエイターのトークとともに上映する枠です。

『黒牢城 モノクロ特別版』は牧野省三賞受賞記念の上映で、日本/2026年/147分/松竹です。

黒沢清監督・脚本、本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子らが出演し、上映後に黒沢清さんのトークがあります。

12月13日の上映後には、京都映画月間の取り組みとしてスペシャルトークも行われます。

 

『侍タイムスリッパー モノクロ・サイレント版』の場面写真

 

『侍タイムスリッパー モノクロ・サイレント版』は活弁音曲付きの世界初上映で、日本/2024年/110分程度/未来映画社です。

安田淳一監督のもと山口馬木也、冨家ノリマサらが出演します。

演奏・活弁は片岡一郎さん、重森三果さん、滝本ひろ子さんが担当し、安田淳一さんがトークに登壇します。

『国宝』は京都フィルムメーカーズラボとの連携企画で、日本/2025年/175分/東宝/PG12です。

李相日監督のもと、吉沢亮、横浜流星らが出演し、村田千恵子さんと種田陽平さんがトークを行います。

 

ヒストリカ・ワールド

 

  • 上映作品:『ゴールデン・エイジ』『バンゾ』『同じ太陽のもとで』『ウルフラム』(すべて日本初上映)

 

時代、国境、文化、民族を越え、世界の多様さと複雑さに触れる海外の新作歴史映画4作品を、すべて日本初上映します。

『ゴールデン・エイジ』(ベランジェ・トゥアン監督、112分)、『バンゾ』(マルガリーダ・カルドーゾ監督、127分)、『ウルフラム』(ワーウィック・ソーントン監督、102分)は監督オンライントークつきです。

『同じ太陽のもとで』(ドミニカ共和国・スペイン/2025年/103分)はウリセス・ポラ監督が来場します。

 

ヒストリカ・フォーカス

 

  • 上映作品:『雨月物語』『残菊物語』『陽炎座』『カニバイシュ』『羅生門』

 

没後70年を迎える溝口健二をはじめ、マノエル・ド・オリヴェイラ、黒澤明、鈴木清順の作品を上映し、歴史映画の豊かな表現を体験できます。

溝口健二没後70年記念として『雨月物語』(1953年/96分)と『残菊物語』(1939年/143分)を上映し、『雨月物語』には黒沢清さんがゲストで登場します。

鈴木清順監督『陽炎座』(1981年)とオリヴェイラ監督『カニバイシュ』(1988年)には批評家の佐々木敦さん、黒澤明監督『羅生門』(1950年)には安田淳一さんがゲストで来場します。

 

連携企画・関連イベント

 

  • ヒストリカ お座敷:2026年12月19日(土)・20日(日) 各日12:00~18:00(予定)/京都文化博物館6階和室/入場無料・事前申込不要
  • HISTORICA X:2026年12月20日(日)13:00~18:00/京都文化博物館6階和室/定員100名/参加費無料/申込は公式サイト
  • 夜のヒストリカ:映画祭開催期間中、YouTubeで配信予定 ※12月14日(月・休館日)は配信なし
  • 第5回京都映画賞 表彰式・上映会:2026年12月12日(土)/京都文化博物館3階フィルムシアター/京都映画賞会員限定(応募多数の場合は抽選)

 

イタリア文化会館-大阪との共催で『耳』『甲板の下』『イノセント〈デジタル・リマスター版〉』を上映し、京都フィルムメーカーズラボの過去参加者の長編『やまぶき』も上映されます。

『耳』はヴェネツィア・ビエンナーレ-ビエンナーレ・カレッジ・シネマ提携企画、『イノセント〈デジタル・リマスター版〉』はボローニャ復元映画祭-チネテカ・ディ・ボローニャ連携企画で、アンドレア・メネゲッリさんがゲスト登壇します。

「第17回京都映画企画市」の2025年優秀企画のパイロット版『薬のような映画』(21分)も上映され、監督が来場します。

「ヒストリカ お座敷」は第4回となるカンファレンスイベントで、畳の上で映画について語り合います。

詳細とタイムテーブルは11月中旬以降に公式サイトで公開されます。

「夜のヒストリカ」は三宅唱、伊藤高志らを迎え、西尾孔志がホストを務める配信企画です。

「HISTORICA X」は「AIクリエイティブ最前線2026」をテーマに、映画・アニメ・インタラクティブエンターテインメントの各領域でAIを実装するクリエイターや事業者がセッションを行います。

よくある質問

Q. 会場に駐車場はありますか?

A. 京都文化博物館に駐車場はありません。

公共交通機関の利用が案内されています。

Q. ヒストリカ お座敷に申し込みは必要ですか?

A. トークエリア・展示エリアともに入場無料、事前申込不要で、どなたでも参加できます。

 

話題作の特別版から名作、海外の日本初上映作品、畳の上のトークまで、歴史映画の幅広い魅力に、12月13日から20日の会期(12月14日は休館)を通じて京都で触れられます。

 

(C)米澤穂信/KADOKAWA (C)2026映画「黒牢城」製作委員会

(C)未来映画社

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