記事ポイント
- 小林元喜の『藤井聡太と戦った日』は2026年11月12日刊行
- 西山朋佳、増田康宏、木村一基、伊藤匠ら8人が登場
- 藤井聡太 竜王・名人とサバンナ高橋茂雄の鼎談を開催
全力で藤井聡太と対峙した8人の言葉と人生を通して、勝負に敗れた人がそのあとをどう生きるのかを描く一冊です。
刊行を記念し、藤井聡太 竜王・名人、サバンナ 高橋茂雄さん、著者・小林元喜さんが登壇する特別鼎談も開かれます。
実業之日本社 ノンフィクション『藤井聡太と戦った日』

- 書名:藤井聡太と戦った日
- 著者:小林元喜
- 発売日:2026年11月12日(木)
- 定価:2,420円(税込)
- 体裁:四六判並製/288頁
- 電子書籍:同日発売。配信の有無や価格は電子書籍ストアにより異なります
『藤井聡太と戦った日』は、将棋がまるでわからなくても心を揺さぶられるドラマを描いたノンフィクションです。
人は生きていれば必ずどこかで負けます。
全力を尽くしても負けたとき、人は何を思い、そのあとをどう生きるのかを問いかけます。
登場するのは、西山朋佳、増田康宏、木村一基、伊藤匠など、全力で藤井聡太と対峙した8人です。
奨励会を去り別の道へ進んだ人、アマチュアとして頂点を目指し続けた人、棋士として藤井聡太の強さと対峙し続けた人が登場します。
AI時代の将棋の中で自分だけの思考を探し続けた人や、藤井聡太と戦ったことでかえって将棋への愛を確かめた人の姿も描かれます。
彼らの言葉と人生から見えてくるのは、単なる「棋士・藤井聡太」の姿ではありません。
藤井と戦った者たちが、藤井の才能の正体と自らの人生を赤裸々に語ります。
脳科学やAIの観点からみた藤井の頭脳の分析、新聞社・テレビ局・広告代理店の見解も収録されています。
藤井が自らを語る「藤井聡太への十八の問い」も収められ、夢に届かなかった人や何かに挑戦した経験のあるすべての人に向けた人生のノンフィクションです。

書名にある通り、藤井聡太と実際に盤を挟んだ人々の証言が中心に据えられています。
目次と収録内容
全12章にプロローグとエピローグを加えた構成で、第一章から第八章は対戦者8人のドキュメントです。
第一章は伊藤蓮矢で、副題は「奨励会をやめ、東大へ」です。
「とにかく将棋に関しての主張は全然曲げない子だな、というのはありました。それが兄弟子であろうが、関係なかったですね」という証言が語られます。
第二章は横山大樹で、副題は「郵便局で働くアマチュア名人の意地」です。
「本当に将棋に触れてない時間はないのかなと思うぐらいでした。そこも一つの才能として見てみると、差が縮まる感じは全くなくて、広がる一方の体感はありました」と語ります。
第三章は瀬川晶司で、副題は「サラリーマンの夢」です。
「『こいつには勝てない』と思わせてしまった時点で、勝負はついているんです。信用があると、得しかない。なめられなくなる。藤井さんの信用は今、マックスの状態ですよね」との言葉が載っています。
第四章は西山朋佳で、副題は「女流棋士の世界」です。
「もし将棋に『熟練度』のようなパラメータがあるとしたら、藤井先生は人間が到達できる領域の限りなく最大値、いわゆる『カウンターストップ』の状態まで行っている方だろうと思います」と語ります。
第五章は増田康宏で、副題は「東の天才」です。
「本当に将棋だけしかやってない。でなければ、こんな棋譜残せないなっていうのが分かる。自分ではとても指せないなと思う」と語ります。
第六章は千田翔太で、副題は「AIを超えた神の一手」です。
「正直な話、教えるとかそういうレベルじゃない。与えたら勝手にやるんですよ。幼稚園で九手詰を解いてしまっているっていうのが、もう隔絶した強さというか」と振り返ります。
第七章は木村一基で、副題は「中年の星」です。
「藤井さんを相手に優位な局面へ持っていくには、ものすごく体力を削られるんです。優勢になった頃には、もうくたびれてしまっている。そうすると、肝心の終盤で間違えてしまう」と明かします。
第八章は伊藤匠で、副題は「失冠」です。
「藤井さんが相手だと、こちらから『楽観』という感情が消え失せます。『読んでいない手が来た。ということは、自分には見えていない深い意味があるに違いない』と」と語ります。
第九章は脳科学者・茂木健一郎に訊く章、第十章はAI研究者・山本覚に訊く章です。
第十一章「新聞、テレビ、広告代理店が見た『藤井聡太』」、第十二章「藤井聡太への十八の問い ― 天才は自分自身をどう語るか ―」、エピローグへと続きます。
栗山英樹さん、のんさんからの絶賛コメント
刊行前から、栗山英樹さんとのんさんが本書へ絶賛のコメントを寄せています。
北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサーの栗山英樹さんは、「本当に感動した。我々日本人が改めて感じ、学び直さなければいけないことが全て表現されていて、心に刺さりまくりました。」とコメントしています。
俳優・アーティストののんさんは、「読めば読むほど、『人間じゃねえわな』と思わされる棋士達のなかで藤井聡太氏がどんな存在か語られていく。ヒリヒリした。」とコメントしています。
刊行記念特別鼎談

- タイトル:【緊急開催! 藤井聡太 竜王・名人登壇!】サバンナ高橋茂雄・小林元喜と語る『藤井聡太と戦った日』刊行記念特別鼎談
- 日時:2026年11月12日(木)17:30開場、18:00開演、19:30終了
- 会場:ジュンク堂書店 池袋本店 9F イベントスペース(東京都豊島区南池袋2-15-5)
- 登壇者:藤井聡太 竜王・名人/サバンナ 高橋茂雄さん/小林元喜さん(『藤井聡太と戦った日』著者)
- 観覧形式:会場での観覧、オンライン視聴(ABEMAプレミアムで独占生配信)
- 会場観覧人数:50人
- 参加費用:会場観覧は合計6,420円(入場料4,000円+書籍代2,420円)。オンライン視聴はABEMAプレミアム会員のみ
- 申込方法:会場観覧はチケットぴあで販売。オンライン視聴はABEMAプレミアム会員のみ。会員登録方法はABEMA公式サイトで確認
- 会場観覧の申込期間:2026年10月30日(金)12:00〜11月3日(火・祝)23:59
- 当選発表:2026年11月5日(木)、チケットぴあよりメールで案内
- 主催:実業之日本社
- 協力:AbemaTV
『藤井聡太と戦った日』の刊行を記念し、藤井聡太 竜王・名人、芸能界屈指の将棋好きで知られるサバンナ 高橋茂雄さん、著者・小林元喜さんによる特別鼎談が開かれます。
戦った者たちは次の一手をどう決めるのか、勝負の世界の奥深さを存分に語り合います。

将棋を愛する人はもちろん、将棋を知らない人にも仕事や人生へのヒントが見つかる特別なイベントです。

会場観覧は50人限定で、書籍代を含む料金設定です。
オンラインではABEMAプレミアムで独占生配信されます。
著者 小林元喜
著者の小林元喜(こばやし・もとき)さんは、1978年に山梨県甲斐市で生まれたノンフィクション作家です。
法政大学経済学部を卒業し、早稲田大学大学院公共経営研究科を修了しました。
大学在学中から村上龍氏のアシスタントとしてリサーチやライティングに携わり、『13歳のハローワーク』(幻冬舎)などの制作をサポートしました。
卒業後は当時の東京都知事・石原慎太郎氏の公式サイト制作・運用を担当し、その後は登山家・野口健氏のマネージャーを計10年間務めました。
さまざまな職業を経験し、重度の鬱病を患って精神科閉鎖病棟へ2度入院した経験があります。
作家を志して23年目の2022年に『さよなら、野口健』(集英社インターナショナル)が第19回開高健ノンフィクション賞と「Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」にノミネートされました。
2024年には『親友失格』が小学館ノンフィクション大賞にノミネートされ、全面改稿を経て2026年に『親友は山に消えた』(小学館)として刊行されました。
本作が3作目です。
『藤井聡太と戦った日』は、敗れた経験を持つすべての人に向けて、負けたあとの生き方を8人の証言から描くノンフィクションです。
刊行記念鼎談では、会場観覧とABEMAプレミアムでの独占生配信により、藤井聡太 竜王・名人と高橋茂雄さん、小林元喜さんの語らいを楽しめます。
提供:日本将棋連盟








