記事ポイント
- TOYOHIRO MATSUSHIMAと中田樹の写真二人展
- 会場は日本橋のアートホテルBnA_WALL地下1階
- 通常展示は入場無料、初日にレセプション
写真家・TOYOHIRO MATSUSHIMAと中田樹による二人展『#FFFFFF, #000000』が、東京・日本橋のアートホテルBnA_WALLで2026年10月31日(土)に始まります。
白と黒のあいだに広がる無数の階調に目を向け、モノクロームの表現で「ものごとに輪郭を与えること」への問いを投げかける写真展です。
会期は2026年11月8日(日)までで、通常展示は無料で鑑賞できます。
BnA_WALL 二人展『#FFFFFF, #000000』

- 展覧会名:#FFFFFF, #000000
- 出展作家:TOYOHIRO MATSUSHIMA、中田樹
- 会期:2026年10月31日(土)〜11月8日(日)
- 会場:BnA_WALL 地下1階
- 所在地:東京都中央区日本橋大伝馬町1-1
- 主催:BnA_WALL
- 通常展示入場料:無料
- 開場時間:10月31日(土)12:00〜18:00(展示公開)、11月1日(日)〜11月8日(日)12:00〜20:00(通常展示)
- オープニングレセプション:2026年10月31日(土)18:00〜22:00、エントランス1,000円(別途1drink)、LIVE:Kei Nishima、DJ:tari、yudai tatsumi
二人展『#FFFFFF, #000000』は、白と黒という明確に分けられた二つの色を起点に、そのあいだに存在する無数の階調へと目を向ける写真展です。
展覧会名の「#FFFFFF」は白、「#000000」は黒を表すカラーコードで、展示は白と黒を起点にしています。
理想と現実のあいだで揺れる人間の矛盾や不確かさを見つめるTOYOHIRO MATSUSHIMAと、街や自然の風景を通して既存の認識を揺さぶる中田樹という、異なるアプローチの二人が参加します。
二人はモノクロームという共通の表現を通して、ものごとに輪郭を与え、意味を定めることへの疑問を提示します。
会場のBnA_WALLは、アートの中に泊まるという体験を通して、作品と人との多様な関わり方を生み出すアートホテルです。
輪郭は、どこにあるのか。
人は日々、ものごとに名前を与え、境界を引き、何かを定義することで、自分自身や目の前の世界を理解しようとします。
あらゆるものが分類され、わかりやすい答えや評価が求められる現代で、定義することは世界を理解するために必要な行為です。
一方で、何かをひとつの意味に定めることで、かえって見えなくなってしまうものがあるのではないか。
本展はそこから出発します。
TOYOHIRO MATSUSHIMAは、定義しきれないものをそのまま受け入れようとします。
中田樹は、街や自然の風景を異なる角度から捉え、すでに名前や意味を与えられたものの認識を少しずつ崩壊させていきます。
定義しきれないものへの受容と、定義されたものの解体。
異なる方向から出発する二人の作品は、ものごとをひとつの意味に定めることへの疑問でつながっています。
異なる背景や経験を持つ人々が行き交う会場では、同じ作品に出会っても受け取り方は一人ひとり異なります。
白と黒のあいだに無数の階調があるように、ものごとの見方にもひとつの正解はありません。
二人の異なる視点から生まれた作品を通して、明確な答えを求めることから少し離れ、そのあいだにあるものを見つめる展示です。
作品との出会いは、鑑賞者がその瞬間の自分自身に小さな問いを向けるきっかけになります。
TOYOHIRO MATSUSHIMA

左右の黒い曲面の間に白い帯が広がり、境界が灰色の階調へ溶けていくモノクロ作品です。
熊本県出身で、携帯電話で撮影した写真での受賞をきっかけに、独学で写真家としてのキャリアを始めました。
渡米後はアーティストを中心に、Taylor SwiftやFENDIなどの撮影を手がけています。
中田樹 / Tatsuki Nakata

明るい面の波状の凹凸と、斜めに入る細長い黒い領域が対比をつくるモノクロ作品です。
1992年に千葉県で生まれ、トロントでのワーキングホリデーをきっかけに写真家を志しました。
『i-D Japan』の編集アシスタントを経て写真家・小見山峻に師事し、2024年末に独立しています。
ファッションを中心にライブやスナップなどを撮影する一方、自身の視点による作品制作にも取り組み、2026年には初の個展『Oscillation』を開催しました。
二人展『#FFFFFF, #000000』は、白と黒のあいだの階調を通して、ものの見方に正解はないことを静かに問いかける展示です。
初日の2026年10月31日(土)18:00からはオープニングレセプションがあり、Kei Nishimaのライブとtari、yudai tatsumiのDJとともに作品を楽しめます。
© TOYOHIRO MATSUSHIMA
© Tatsuki Nakata








