記事ポイント
- 受賞者1〜3組に制作支援金30万円を支給
- 入選30組前後が谷中御殿坂のグループ展に出展
- 応募料無料で募集期間は85日間
ArtStickerを運営するThe Chain Museumとスターバックスが共同で、新たなアートアワード”P&PP ART AWARD”を創設し、2026年10月27日13:00から作品の募集を始めました。
完成作品だけでなく、作家の思考や制作プロセス、その先の展開まで見つめるアワードで、入選者30組前後は「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」のグループ展に出展します。
最終審査を経た受賞者1〜3組には、新作制作に向けた資金とサポート、受賞記念新作展の機会が用意されます。
ArtSticker / スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂 “P&PP ART AWARD”

- 募集期間:2026年10月27日(火)13:00〜2027年1月19日(火)23:59まで(85日間)
- 一次審査(アーティスト登録)締切:2026年12月20日(日)23:59まで
- 応募料:無料(入選時の作品展示にかかる輸送費・梱包費は出展者負担)
- 入選・受賞組数:「PROCESS」展出展30組前後、アワード受賞1〜3組
- 展示会場:スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂(東京都荒川区西日暮里3丁目2-5)
- 営業時間:8:00〜21:00
“P&PP ART AWARD”は、完成された作品を表彰するだけでなく、背後にあるアーティストの思考や制作プロセスにも光をあて、その先の展開をサポートするアワードです。
一杯のコーヒーが立ち止まる余白を作り、思考を深めて対話を生み出すように、アートも日常の風景に新たな「補助線」を引き、世界を捉え直す「気付き」をもたらすという考えが込められています。
舞台の「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」は、人々が何気ない日常の中で偶然アートと出会う場所です。
最終審査にはアート業界の有識者に加えて、同店のストアマネージャーやバリスタ、実際に会場を訪れるお客様も加わります。
3つの指標の1つ目は「Piece|作品の自律性」で、作家独自の思考や探求と表現力が生む、目の前の人の足を止める引力を重視します。
2つ目の「People|関係性の構築」では、作家のこれまでの積み重ねと、作品と鑑賞者の間に生まれる多様な関係性に目を向けます。
3つ目の「Place|場との対話」では、多様な人々が集い日常が流れるカフェに作品が置かれたとき、どのような対話が生まれ、景色がどう書き換わるかを捉えます。
応募方法

- 一次審査:ArtStickerのアーティスト登録(2026年12月20日(日)23:59まで)
- 二次審査:ポートフォリオ登録と応募(2027年1月19日(火)23:59まで)
- 最終審査:企画展「PROCESS」展(2027年4月2日(金)〜5月16日(日))での展示審査
参加費無料で、新作でなくてもよく、応募はオンラインで完結します。
一次審査では、申請フォームから基本情報を提出し、後日アーティスト登録の可否が通知されます。
すでにアーティスト登録が完了している場合は、二次審査から参加できます。
二次審査では、ダッシュボードから作品群を登録してアーティストポートフォリオを作成し、企画展「PROCESS」展への出展を希望する作品2点以上を必ず含めます。
各作品ページの「作品の説明」欄には、テキストと写真を自由に組み合わせて、ステートメント、着想の背景、影響を受けた事象、制作の過程などを掲載でき、作品が生まれるまでの軌跡を鑑賞者と審査員にダイレクトに届けられます。
ポートフォリオは今回の応募だけの一時的なものではなく、登録後はアーティスト自身の恒久的な作品ページとして継続して活用できます。
ポートフォリオ登録の完了後は、専用フォームから二次審査に申し込みます。
二次審査を通過した30組前後は、企画展「PROCESS」展で実際に作品を展示し、会場での最終審査を経て受賞者1〜3組が決まります。
アーティスト登録や審査に伴う費用負担はなく、入選時の作品展示にかかる輸送費と梱包費のみ出展者の負担です。
賞・副賞
- 「PROCESS」展 入選者(30組前後):グループ展への出展(2027年4月2日(金)〜5月16日(日)開催予定)
- アワード受賞者(1〜3組):制作支援金1組あたり30万円(消費税が課される場合は別途加算)、制作サポートプログラム、受賞者のみのグループ展
入選者と受賞者それぞれに副賞が用意されています。
入選者・入選作品によるグループ展を「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」で開催します。
アワード受賞者1〜3組には全員に、新作制作に向けた1組あたり30万円の支援金が支給されます。
制作サポートプログラムでは、審査員らとの対話などを通じて、展覧会に向けた新作制作をサポートします。
制作された新作は、受賞者のみのグループ展として2027年11月開催予定の展覧会で展示されます。
応募資格
- 対象:国内外での活躍を志望する現代アーティスト
- 活動歴:概ね10年以内
- 応募区分:国籍・性別、プロフェッショナル・アマチュア、個人・団体を問わず
- 条件:作家本人による応募で、「PROCESS」展と受賞記念新作展「P&PP(仮称)」展に出展できること
国籍や性別、プロかアマチュアか、個人か団体かを問わず応募できます。
出展にあたっては、作品の保険や費用負担などの条件を定めた契約書を締結します。
受賞者には、2027年6月〜8月の制作サポートプログラム期間中などに撮影・広報への協力が依頼され、顔出しが難しい場合は顔が映らない形での撮影・広報も可能です。
スケジュール
- 募集期間:2026年10月27日(火)〜2027年1月19日(火)23:59まで(一次審査のアーティスト登録締切は2026年12月20日(日)23:59まで)
- 「PROCESS」展 入選者決定・通知:2027年2月下旬
- 出展作家の情報公開:2027年3月上旬
- 「PROCESS」展 搬入・インストール:2027年3月30日(火)終日
- 「PROCESS」展 会期(最終審査を実施):2027年4月2日(金)〜5月16日(日)、スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂
- アワード受賞者(1〜3組)発表:2027年5月下旬
- 制作サポートプログラム:2027年6月〜8月
- 受賞記念新作展「P&PP(仮称)」展 会期:2027年11月予定、スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂
応募作品の要件
- 制作時期・出展条件:新作・旧作を問わず、「PROCESS」展の会期(2027年4月2日〜5月16日)を通して展示できること
- 販売条件:展示会場およびArtStickerで販売できること
- 平面作品:長辺116.7cm以内(50号相当)
- 立体作品:幅・奥行30cm以内、高さ50cm以内
- 重量:10kg以内
- 権利関係:著作権および所有権が作家本人に帰属していること
- 応募点数:2点以上
「PROCESS」展の出展作品は、規定の範囲内であれば、テーマ、画材、表現方法を問いません。
額装済みの場合は、額装を含めたサイズ・重量で数えます。
映像作品はモニターなど展示に必要な機材を作家自身が用意し、機材を含めて平面作品のサイズ・重量の範囲内とします。
電源は使用できますが、音声のある作品はヘッドフォンなどでの鑑賞に限り、店内に音を流すことはできません。
インスタレーション作品は出展作品として応募できませんが、参考作品としての登録は可能です。
他の公募展で入賞・商品化されていない作品に限られ、他の公募展との同時応募はできません。
著作権または商標権等の権利が作家以外に帰属するキャラクター、ブランド、名称などを含む作品は応募できません。
展示を希望する作品を2点以上登録し、実際に展示する点数は原則1組につき1点です。
空間のバランスを考慮して個別に相談のうえ決まります。
参考作品(ArtSticker登録作品)は、出展作品とは別にポートフォリオとして複数登録でき、登録点数やサイズ・重量・形態に制限はありません。
権利が作家以外に帰属するキャラクターなどを含む作品は登録できません。
受賞記念新作展「P&PP(仮称)」展では、制作サポートプログラム(2027年6月〜8月)を経た新作を1点以上制作します。
旧作を併せて出展することも可能です。
サイズや作品の形態、全体の展示点数、空間構成などの詳細は、受賞後に主催者と受賞者で協議のうえ決まります。
審査体制
アート業界の有識者から空間設計チーム、スターバックス店舗従業員、日常の中でアートに触れる鑑賞者まで、多角的な視点で最終審査を行います。
プロフェッショナル審査では、アート業界の有識者と空間設計チームが専門的な視点から審査します。
パートナー(現場)審査では、作品と人々が出会う現場に立つ同店のストアマネージャー(店長)とバリスタが審査に参加します。
オーディエンス投票は「PROCESS」展の会期中に同店を利用した客が行い、投票ポイントが審査の指標となります。
大庭大介 Daisuke Ohba

- 生年・出身:1981年、静岡県生まれ
- 学歴:2007年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画分野修了
プロフェッショナル審査の審査員を務める画家で、絵画を光や物質、身体、時間が関わり合う場として捉え、そのあいだから立ち現れる像を手がかりに、見ることと世界との関係を探求しています。
近年の主な展覧会に、2026年「2000年代の絵画~静岡ゆかりの作家による」(静岡県立美術館、静岡)、2025年「Contactee / Tied Light 照らされた者/結光」(京都 蔦屋書店、京都)、2024年「FLARE」(Tiger Gallery、ロンドン)、2023年「センス・オブ・ワンダー:感覚で味わう美術」(静岡県立美術館、静岡)、同年AWT FOCUS「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」(大倉集古館、東京)、2020年「New Paintings from Kyoto」(LOOCK Galerie、ベルリン)などがあります。
クリスチャン・ディオールによるアーティストプロジェクト「DIOR LADY ART #6」に参加し、アイコンバッグ「レディ ディオール」を再解釈しました。
「House of Dior Ginza」ではエントランス壁画を手がけ、2023年に開業した虎ノ門ヒルズ ステーションタワーには大型絵画2点が恒久的に設置されています。
宮崎晃吉 Mitsuyoshi Miyazaki

- 肩書き:HAGISO Inc. 代表取締役
- 生年・出身:1982年、群馬県生まれ
東京藝術大学大学院修士課程修了後、磯崎新アトリエに勤務し、2011年の独立後は建築設計やプロデュースを手がけています。
2013年からは自社事業として、東京・谷中を中心エリアに築古のアパートや住宅をリノベーションした飲食・宿泊事業を設計・運営しています。
著書に、顧彬彬との共著「最小文化複合施設ーたまたま住んだ一軒のアパートからはじまる、東京・谷中の物語」などがあります。
経歴は、2006年に東京藝術大学美術学部建築科卒業、2008年に同大学院美術研究科建築設計 六角研究室修了、2008〜2011年に磯崎新アトリエ勤務、2013年にHAGISO代表・設計事務所HAGI STUDIO開設、2016年にHAGI STUDIO代表取締役、2022年にHAGISO代表取締役です。
東京藝術大学 藝術未来研究場 特任准教授(2024年〜)、 日本まちやど協会 代表理事(2017〜2024年)、同副理事(2024年〜)も務めています。
2018年にグッドデザイン賞金賞受賞・ファイナリスト選出(hanare)、2024年に第34回 BELCA賞 ベストリフォーム部門受賞、2025年にいばらきデザインセレクション2025 大賞を受賞しています。
スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂

- 住所:東京都荒川区西日暮里3丁目2-5
- 営業時間:8:00〜21:00
“藝と珈琲の交差点”をコンセプトに、谷中エリアの歴史や文化に敬意を込めた2階建ての木造建築です。

スターバックスのコーヒー体験に次世代を担う若手アーティストの感性が交差する場所です。

日常の中のちょっとした刺激や特別な時間を過ごせる場所です。
ArtSticker

The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォームです。
著名アーティストから注目の若手アーティストまで幅広い作品を収録し、ジャンルもインスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど多岐にわたります。
“P&PP ART AWARD”は、作品の独自性に加え、制作の軌跡や「人」「場」との関わりまで評価する公募です。
応募料は無料で、新作でなくても挑戦でき、受賞者には1組あたり30万円の制作支援金と受賞記念新作展の機会が用意されています。
Photo: You Ishii
外観 / スターバックス コーヒー ジャパン 提供
内観1F / スターバックス コーヒー ジャパン 提供
内観2F / スターバックス コーヒー ジャパン 提供






