記事ポイント
- 約6か月の改修を終えて再びゲストに開放
- 花こう岩舗装に2,735個の石片を使用
- 橋の中央に新しいコンパスローズを設置
ディズニーランド・パリのディズニーランド・パークにある眠れる森の美女の城(Sleeping Beauty Castle)へ続く橋が、約6か月にわたる改修を終えてゲストに再び開放されました。
橋は新品のような姿になり、天然石と真ちゅうで作った新しいコンパスローズなどの装飾が加わりました。
再開は2026年10月12日で、城が初めて一般公開された1991年10月12日から35年にあたる日に重なりました。
ディズニーランド・パリ 眠れる森の美女の城の橋
- 場所:ディズニーランド・パリ ディズニーランド・パーク 眠れる森の美女の城へ続く橋
- 改修期間:約6か月
- 発表日:2026年10月12日
- 主な素材:花こう岩舗装(2,735個の石片)、シャンパニー石灰岩の手すり子、熱帯産木材の床板、人工石、天然石と真ちゅうの象眼細工
約6か月にわたる改修を終え、眠れる森の美女の城へ続く橋がゲストに再び開放されました。
1991年10月12日、報道関係者、キャスト・メンバーとその家族が参加した「ランデブー・オ・シャトー」で、眠れる森の美女の城が初めて一般公開されました。
35年後の同じ10月12日にあたる2026年10月12日に、橋が再開しました。
ディズニーランド・パリを象徴するこの場所では、外観を守りながら一部の細部を変えるため、定期的にメンテナンスや改修、改良が行われてきました。
35周年を記念して、ディズニーランド・パークを象徴するこの場所に新しい細部が加わり、橋が改修されました。

1991年10月12日のランデブー・オ・シャトーには、報道関係者、キャスト・メンバーとその家族が参加しました。

毎日数千人が訪れる橋では、装飾要素を支える構造を全面的に作り直し、アーチ、持ち送り、装飾スパンドレルも再構築しました。
欄干の木製支柱は交換され、跳ね橋には熱帯産木材の新しい床板が設置されました。
橋面も全面的に設計し直し、従来の型押しコンクリートを、メンテナンスがしやすく見た目にも優れ、ゲストの快適性にもつながる花こう岩舗装へ交換しました。
舗装には、橋のアーチ形状に沿うように2,735個の石片をジグソーパズルのように組み合わせています。
天然石の手すり子にはシャンパニー石灰岩を使い、全面的に作り直したうえで、下の噴水から飛ぶ水しぶきから守る撥水処理を施しました。

橋の立面とアーチの下面は、ペースト状の人工石を金属の骨組みに吹き付け、その上から職人が手作業で彫刻してレリーフ模様を作っています。

仕上げでは、一つひとつを5種類の色合いと明暗のトーンで手塗りし、眠れる森の美女の城の石に見られる自然な色の変化を再現しました。

橋の中央には、天然石と真ちゅうの象眼細工で作った新しいコンパスローズが設置されました。
配色には、オーロラ(Aurora)を見守る3人の妖精の色が取り入れられています。
反対方向を指すメリーウェザー(Merryweather)の青い枝とフローラ(Flora)の赤い枝は、オーロラのドレスの色をめぐる有名な口論を表しています。
これは、オーロラがフィリップ王子(Prince Philip)と踊る衣装をめぐり、2人が言い争う印象的な場面を表現したものです。
2本の枝の間には、仲裁役を担うフォーナ(Fauna)を表す緑色の弧が配され、両方の枝をつないでいます。

コンパスローズの中央には、いばらに囲まれたオーロラの王冠を描いた真ちゅう製メダリオンが置かれ、北を示す真ちゅう製のフルール・ド・リスも加わりました。
この細部は、ディズニーランド・パークの開園当初に橋の4方向を示していた4個の真ちゅう製の文字にちなむものです。
4個の文字は、2010年の以前の改修で取り外されていました。
真ちゅうの要素は3層で構成され、専門の職人がさまざまな仕上げを手作業で施し、奥行きと輝きの繊細な効果を生んでいます。
最後に、古びた風合いを表現するパティナ加工と塗装、新しい植栽によって改修が仕上げられました。
ウォルト・ディズニー・イマジニアリング・パリのステージ・アーキテクト、ステファノ・セルヴィは、次のようにコメントしています。
今回の改修は、多くの職種の人々が関わり、それぞれの専門知識を生かしたことで実現しました
「私たちは、歴史的建造物の修復を専門とする人々にも協力を依頼し、ディズニーランド・パリにとって特別な存在である眠れる森の美女の城を手がけました」
「橋をかつての輝きへ戻しながら、その個性を形づくる細部を守り、これからも長く城の一部であり続けられるようにすることが私たちの目標でした」
眠れる森の美女の城の橋は、石の質感を再現した装飾と、物語に由来するコンパスローズを備えて再開しました。
開園当初の4個の文字にちなむ細部も加わり、35周年の節目にふさわしい橋になりました。







