11の学位プログラムを2028年4月に設置予定!芝浦工業大学 大学院理工学研究科の学位プログラム制への改組

学部組織との関係

記事ポイント

  • 2028年4月に大学院理工学研究科を改組予定
  • 学部と接続する11の学位プログラムを設置
  • 博士前期課程の収容定員を1,800人へ拡大

 

芝浦工業大学は、2028年4月に大学院理工学研究科を改組する予定です。

学部での学びから連続し、取得する学位ごとに身に付ける力と学修成果を明確にする「学位プログラム制」へ移行します。

計画は構想中の予定で、今後変更される可能性があります。

 

目次

芝浦工業大学 大学院理工学研究科の学位プログラム制への改組

 

学部組織との関係

 

  • 改組予定:2028年4月に大学院理工学研究科を改組
  • 計画の位置付け:構想中の予定で、変更の可能性あり
  • 設置する専攻:理工学研究科 理工学専攻(仮称)
  • 博士前期課程の収容定員:1,800人(+200人)

 

芝浦工業大学は、2028年4月に大学院理工学研究科を改組する予定です。

学部での学びから連続し、取得する学位ごとに身に付ける力と学修成果を明確にする「学位プログラム制」へ移行します。

11の学位プログラムを学部の学びと接続して体系的に位置付け、専門を深めながら分野を越え、多様なキャリアへつながる大学院教育を目指します。

学部組織との関係を示す図では、理工学研究科と学部・課程、各学位プログラムの対応が整理されています。

AIをはじめとする科学技術の進展や社会課題の複雑化を背景に、理工系人材には専門性と分野横断の力が求められています。

一つの専門を深く究める力に加え、異なる分野の知識や方法を結びつけ、多様な人々と協働する力を重視します。

今回の移行は、芝浦工業大学大学院が培ってきた専門性を基盤とする教育を、より明確で体系的なものへ発展させる改革です。

学位プログラム制は、取得する学位に応じて身に付けるべき能力と学修成果を明確にし、教育課程を体系的に設計する仕組みです。

芝浦工業大学では大学院への進学ニーズが高まっており、博士前期課程の入学者数は2024年度869人、2025年度929人、2026年度959人と増加し、2026年3月の学部卒業生の大学院進学率は50.0%と過去最高を更新しています。

進学需要の高まりに対応し、博士前期課程の収容定員は現行の1,600人から1,800人へ拡大されます。

これまで「修士(工学)」などに集約されていた学位を、11分野の専門に即した名称で授与します。

機械工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(工学)、博士後期課程で博士(工学)を授与します。

物質化学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(工学)、博士後期課程で博士(工学)を授与します。

電気電子工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(工学)、博士後期課程で博士(工学)を授与します。

情報・通信工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(工学)、博士後期課程で博士(工学)を授与します。

土木工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(工学)、博士後期課程で博士(工学)を授与します。

国際理工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(理工学)、博士後期課程で博士(理工学)を授与します。

システム理工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(システム理工学)、博士後期課程で博士(システム理工学)を授与します。

生命科学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(生命科学)、博士後期課程で博士(生命科学)を授与します。

数理科学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(数理科学)、博士後期課程で博士(数理科学)を授与します。

デザイン工学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(デザイン工学)、博士後期課程で博士(デザイン工学)を授与します。

建築学・学位プログラムは、博士前期課程で修士(建築学)または修士(工学)、博士後期課程で博士(建築学)または博士(工学)を授与します。

学位プログラムでは、学部での学びと専門性をつなげ、自分の専門分野に近い学位の取得を目指せるようになります。

大学院で深めた専門性や研究成果は、自身の学びと専門性を証明する学位として形になります。

博士前期課程では、専門分野の高度な知識と柔軟な思考による問題解決能力を持ち、研究者・技術者と協働できる理工系人材を養成します。

博士後期課程では、卓越した知識と研究推進能力を持ち、世界の研究者・技術者と協働して持続可能な社会の構築を先導できる人材を養成します。

大学院では専門分野の「研究力」に加え、課題設定力、多様性、発信力なども身に付ける力として示されています。

専門知識だけではない多様な力を身に付けながら、アカデミアと産業界の双方につながる学修機会やキャリア支援を通じて、多様な進路選択を後押しします。

アカデミアと産業界の双方につながる学修機会とキャリア支援を充実させ、学生一人ひとりの可能性を広げ、多様な進路選択や将来像を支援します。

 

大学院理工学研究科 研究科長 長谷川忠大氏

 

大学院理工学研究科 研究科長の長谷川忠大氏は、2028年度の移行に向けたメッセージを寄せています。

長谷川氏は、新しい学位プログラムで学生一人ひとりが専門を深めながら、分野を越えて学べる教育環境を整えるとしています。

研究力に加えて、課題を設定する力、多様な人と協働する力、自らの考えを発信する力なども育む方針です。

設置手続きでは、2026年8月に文部科学省から「届出」可の通知を受けています。

2027年4月には、届出書類の提出が予定されています。

2028年4月には、理工学研究科 理工学専攻(仮称)の開設が予定されています。

文部科学省「教学マネジメント指針」用語解説(2020年1月)では、学位プログラム制を、学位のレベルと分野に応じて達成すべき能力を明示し、体系的に設計した教育プログラムと説明しています。

中央教育審議会大学分科会では、学位取得を目指す学生の学修の視点に立ち、体系的に設計された学位プログラムの実施に着目する制度とされています。

芝浦工業大学は、グローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動を特長とする理工系大学です。

芝浦工業大学は工学部、システム理工学部、デザイン工学部、建築学部、大学院理工学研究科を有し、東京都の豊洲と埼玉県の大宮に2つのキャンパス、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属しています。

2024年には工学部が学科制から課程制に移行しました。

建学以来掲げてきた「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」のもと、2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求しています。

社会や研究の現場で得た経験を確かな知へ変え、その知を社会へつなぐ実学を重視しながら、創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指して教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。

 

改組計画は構想中の予定で、今後変更される可能性があります。

専門を深め、分野を越え、知を社会へつなぐ大学院教育を目指す取り組みです。

 

よくある質問

Q. 芝浦工業大学大学院理工学研究科の改組はいつ予定されていますか?

A. 2028年4月に改組し、理工学研究科 理工学専攻(仮称)を開設する予定です。

Q. 設置予定の学位プログラムはいくつですか?

A. 学部での学びと接続する11の学位プログラムを設置する予定です。

Q. 博士前期課程の収容定員はどう変わりますか?

A. 現行の1,600人から1,800人へ拡大されます。

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