記事ポイント
- 「冨士急三十六景」は創立100周年記念企画
- 現代の富士山麓を江戸木版画で描く全10作品
- 2026年10月10日から作品展示を予定
富士急行は、創立100周年を記念して「冨士急三十六景」を発表しました。
富士急グループ『冨士急三十六景』

- 公開作品数:10点
- 展示開始日:2026年10月10日(土)
- 展示場所:ハイランドリゾート ホテル&スパ 地下1階
- 展示期間:2026年10月10日(土)〜終了日未定
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』をオマージュし、現代の富士山麓の風景・文化・人々を江戸木版画で描く企画です。
富士急グループを代表する施設や風景に、昔の旅人、現代の観光客、日本人、海外から訪れた人々を描き込んでいます。
展示では、江戸木版画ならではの色の重なりや和紙の風合いを間近で見られます。
※展示期間等の詳細は変更となる場合があります。

作品は、絵師、彫師、摺師が工程を担い、一色ずつ和紙に摺り重ねる伝統技法「江戸木版画」で制作されています。
制作を手がけた「高橋工房」は、安政年間(1855〜1860年)創業の浮世絵木版画工房です。

「冨士急三十六景」も、江戸時代から受け継がれる素材と技術・技法を用い、職人の手仕事によって一枚一枚仕上げられています。
富士山麓電氣鐵道

- 描写場所:三ツ峠駅〜寿駅間の「がんじゃ踏切」
- 設立日:1926年9月18日
富士急グループの原点であり、創業時の社名でもある「富士山麓電氣鐵道」を描いた一景です。
創業当時の「モ1号」を踏襲した“さび朱色”の車両と、富士山の青の対比が表現されています。
※1926年9月18日設立。
1929年に大月〜富士吉田23.6kmの鉄道営業開始。
現在は大月駅〜河口湖駅の全長26.6 kmを結ぶ。
富士ゴルフコース

- 開場:1935年
- 描写:9番ホールのティーグラウンド
山中湖畔の景観と富士山を望むゴルフコースを舞台に、時代を超えてゴルフを楽しむ人々を描いています。
9番ホールのティーグラウンド横に立つ名物「角栄松(かくえいまつ)」も作品に登場します。
アウトドアリゾート「PICA」

- 描写場所:「PICA Fujiyama」
木々に囲まれたテントサイトで、焚き火を囲んで語らう人々や、サウナでくつろぐ人々を描いています。
月に映るシルエットは、撮影を楽しむ人が飛ばしているドローンです。
ドームテントに描かれた満月ならではの動物など、眺めるたびに探す楽しみがある作品です。
山中湖と富士急バス

富士山へ向かう人々と山中湖の風景を、富士急行のバスとともに描いた作品です。
画中には、山中湖遊覧船「白鳥の湖」、水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」、河口湖からやってきた遊覧船「天晴(あっぱれ)」が描かれています。
富士急ハイランド

富士山麓の自然を背景に、絶叫マシンでスリルと高揚感を楽しむ人々を描いています。
画の中には、オリジナルキャラクター「絶叫戦隊ハイランダー」も紛れています。
ホテルマウント富士「はなれの湯」

富士山と山中湖を一望できる絶景露天風呂「はなれの湯」を中心に、湯けむりの向こうに広がる山麓の風景を描いています。
初島

- 所在地:静岡県熱海市沖合10km
初島灯台から遠く富士山を望む人々、ヤシの木にかかったブランコ、「初島レモン」のモニュメントを描いた作品です。
数十年に一度だけ花を咲かせることでも知られる植物「竜舌蘭(リュウゼツラン)」も描かれています。
箱根遊船

「箱根遊船 大茶会」と「箱根遊船 SORAKAZE」の二隻を、芦ノ湖と富士山の風景の中に描いています。
湖畔には箱根神社の平和の鳥居も描かれています。
スノーパーク イエティ

- 所在地:富士山二合目
白銀のゲレンデを滑り抜ける人々と、その奥に広がる富士山を描いた作品です。
雪煙や雪面の一部には、雲母を用いてきらめきを加える木版画の技法「雲母(きら)摺り」を取り入れています。
富士芝桜まつり

- 開催地:富士本栖湖リゾート
- 開催時期:例年4月中旬から5月下旬
濃いピンク、淡いピンク、白に近い色合いまで、芝桜の色の重なりを表現した作品です。
画中右側には“ミニ芝桜富士”も描かれています。
富士急グループを象徴する風景と人々の姿を、伝統的な江戸木版画で描いた「冨士急三十六景」です。








