記事ポイント
- 男子大学生ゴルファー23名で並行群間比較試験
- ISOは間質グルコース濃度を80~110mg/dLで維持
- 研究成果は2026年9月1日にJISSN掲載
ブルボンと武蔵丘短期大学の共同研究により、ゴルフラウンド中のイソマルツロース含有グミ摂取を検証した研究成果が、2026年9月1日に「Journal of the International Society of Sports Nutrition:JISSN」へ掲載されました。
男子大学生ゴルファー23名を対象とした試験では、イソマルツロース配合グミ群で間質グルコース濃度の急激な上昇が抑えられ、ラウンド後半のDHEAS濃度とテストステロン濃度が対照群より高く維持されました。
一方、主観的なリラックス感や集中度などは対照群で高く、生体反応と自覚意識が必ずしも一致しない結果も示されました。
ブルボン『イソマルツロース含有グミの継続摂取による ゴルフラウンド中の生理的ストレスの変化』

- 掲載日:2026年9月1日
- 掲載誌:Journal of the International Society of Sports Nutrition:JISSN
- 論文タイトル:Effects of continuous isomaltulose-containing gummy intake on interstitial glucose and salivary hormones during an 18-hole golf round: A randomized, double-blind controlled pilot study
- 対象:競技ゴルファー23名(男性・大学生)
- 試験デザイン:並行群間比較試験
- 試験食:イソマルツロース配合グミ群(ISO)、イソマルツロース非配合群(CON)
- 摂取条件:各ホールのプレー中に継続摂取(総重量250g)
対象者は身体特徴や過去の成績などに基づき、イソマルツロース配合グミ群のISOと、非配合グミ群のCONに割り付けられました。
18ホールのプレー中に、間質グルコース濃度、ゴルフパフォーマンス、リラックス感・集中度・疲労感、唾液中ホルモン、眠気に関する指標を測定しました。
各時点の群間比較にはWelchのt検定が使われています。
血糖動態と生理的ストレスホルモンの測定結果

CONでは摂取に伴って130mg/dLを超える急激なピークが見られた一方、ISOはラウンドを通じて80~110mg/dLの範囲で推移しました。
試験結果から、イソマルツロース配合グミの継続摂取によって血糖値の急激な上昇が抑えられ、低値に推移することが確認されました。

ISOはCONと比べて、DHEAS濃度が6番・18番ホール終了後、テストステロン濃度が12番ホールで高く維持されました。
この結果から、疲労蓄積時におけるDHEASとテストステロンの分泌低下が抑制されたとしています。
主観的評価では、CONがISOよりも15番ホール以降のリラックス感と集中度で高いスコアを示しました。
眠気はCONがISOより6番ホールで低く、12番ホール以降もプレー終了までその状態を維持しました。
長時間・中強度のスポーツや日常生活、ビジネスシーンにおいて、イソマルツロース含有グミが生理的ストレスを抑えながら安定したコンディションの維持に役立つ可能性が示されました。
第46回韓国運動栄養学会で優秀ポスター賞を受賞

- 発表時期:2026年4月
- 開催地:韓国・ソウル
- 学会:第46回韓国運動栄養学会
- 受賞:優秀ポスター賞
- ポスター発表:Effect of continuous isomaltulose-containing high-sugar gummy intake on salivary stress hormones during a round of golf: A randomized, double-blind controlled trial
研究成果は、ゴルフラウンド中のイソマルツロース含有高糖質グミの継続摂取が唾液中ストレスホルモンへ及ぼす影響として発表されました。
韓国運動栄養学会は1996年に設立され、運動生理学の専門家を中心に約1,800名の会員が所属しています。

同学会は日本スポーツ栄養学会と学術協定を締結し、学会員の相互交流を行っています。
客観指標と主観評価の違いまで捉えた、競技中の糖質摂取に関するパイロット研究です。








