記事ポイント
- 『すべては計算でできている』は落合陽一氏の初の小説
- 約3.5億文字のテキストデータをもとに機械学習
- 三輪慎一とAI「禰宜(ねぎ)」の対話を描く
メディアアーティスト・落合陽一氏による初の小説『すべては計算でできている』が、2026年9月18日に刊行されました。
目次
クロスメディア・パブリッシング『すべては計算でできている』

- 発売日:2026年9月18日
- 定価:2,145円(本体1,950円+税)
- 体裁:四六判/404ページ
- ISBN:978-4-295-41254-0
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
本書は、落合氏が提唱する「デジタルネイチャー(計算機自然)」の思想を、ひとりの青年とAIの対話を通じて描く小説です。
執筆にあたり、落合氏は独自のLLM(Large Language Model、大規模言語モデル)を開発するところから着手したそうです。
実家に残されていた壊れたコンピューターなどからもデータを取り出し、ミクシィのデータや20年分のメール、LINEのやりとりなど、自身が人生で書いたすべての文字にあたる約3.5億文字のテキストデータをもとに、機械学習を行いました。
服をつくるのに、ミシンを発明するところから始めたようだ

LLMは27ものバージョンを重ねるなど、多くの試行錯誤を経て開発されたといいます。
表紙を飾る装画も、小説のテキストをもとに、落合氏がAIとともに制作したものです。
物語では、29歳のSE・三輪慎一が、「禰宜(ねぎ)」と名乗る不思議なAIに悩みを打ち明けます。
禰宜から投げかけられる予想外の問いを通じて、慎一は悩みの根底にある自分自身の本当の価値観に気づいていきます。
独自のLLM開発とAIとの制作を経て、「デジタルネイチャー」の思想を物語で描いた一冊です。







