記事ポイント
- ダニエル·ロートが新作「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」を発表
- ギルトダイヤルはマスキングで純金ベースを浮かび上がらせる技法
- キャリバーDR002は143部品·65時間パワーリザーブの手巻き
ダニエル·ロートは、新作「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」を発表しました。
ギルトダイヤルの製作技法を用いた新作で、純金製のベースプレートからローマ数字やブランド名を浮かび上がらせています。
ダニエル·ロート「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」

- 素材:ローズゴールド 5N
- 寸法(ケース):38.6 × 35.5 mm
- 厚さ(ケース):7.7 mm
- 防水:30 m
- ラグ幅:20 mm
- ストラップ素材:カーフレザー
- ムーブメント:キャリバーDR002(手巻き)
- パワーリザーブ:65時間
- 振動数:4Hz
- 部品数:143
- 石数:21
- 発売時期:2026年9月
- 価格:55,500スイスフラン(税抜)
ダニエル·ロートは、1988年にマスター·ウォッチメーカーのダニエル·ロート氏が設立したブランドで、機械式の名人技とエレガントで控えめなデザインを融合させたウォッチメイキングのスタンダードを確立してきました。
ブランドは2023年、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」の支援で復活を遂げ、創業者のレガシーを尊重しながら現代的な革新を取り入れています。
「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」は、「エクストラ プラット」コレクションを拡張する新作で、稀少で歴史的に豊かなギルトダイヤルの製作技法を現代的な仕上げで昇華させています。
ギルトダイヤルの製作技法

ギルトダイヤルは、一般的なダイヤルのように表示を表面へパッド印刷するのではなく、マスキングによってインデックス部分だけ下層のベースプレートを浮かび上がらせる技法です。
ゴールド製チャプターリングの表面にニスを直接塗布し、ローマ数字やブランド名、ダイヤルの個体番号をパッドマスキングすることから工程が始まります。
半自動機を用いたこの作業では、シリコンパッドによって印刷版からニスが取り除かれ、100分の1mm単位の精度でダイヤル表面へ転写されます。

しばしば数日にわたる作業を要するギョーシェ彫刻は、たった1人の職人がローズエンジン旋盤を用いて施します。
制御された直線的な精度で彫刻を施す手動式の機構で、下層に施されたピンストライプのギョーシェ模様が光の反射をいっそう際立たせます。

マスキング後のダイヤルは複数回の電気メッキ処理を経て、鮮明なブラックの色調に仕上げられます。
理想の色調に達したかどうかは、熟練した職人の目によって見極められ、その後のデスマスキング処理でマスキング用のニスだけが除去されます。
こうして、純金製のベースプレートからローマ数字やダニエル·ロートの名、ダイヤルの個体番号がくっきりと姿を現します。
ローズゴールドケースとキャリバーDR002

ローズゴールド 5Nで仕立てられたケースは、合金ならではの温もりを際立たせ、アイコニックなケースシェイプの優美なラインをやわらかく引き立てます。
ブラックのダイヤル、ローズゴールドのケース、ブラックレザーストラップが織りなすコントラストが、手元に洗練された存在感を生み出します。

「エクストラ プラット」コレクションの他のタイムピースと同様、キャリバーDR002が搭載されています。
143個の部品からなる手巻きムーブメントは、オープンケースバックを通して眺めることができ、ブリッジのエッジは1つ1つ手作業で形を整え、磨き上げられています。
4Hzで振動するDR002は、振動数とエネルギー効率を両立し、65時間のパワーリザーブを確保しながら安定した精度を実現しています。
巻上げ機構にはバークリックが採用され、リューズを巻くたびに心地よい感触をもたらします。
ダニエル·ロートとラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン
ブランドの復活は、ロート氏のお気に入りの複雑機構であるトゥールビヨンから始まり、最初に限定エディションのイエローゴールド製「スースクリプション」シリーズが発売され、続いてローズゴールドエディションが登場しました。
インハウス製のムーブメントDR001を採用したこのコレクションは、手作業で綿密に作られ、ソリッドゴールドのクル·ド·パリ ギョシェ模様ダイアルをあしらい、「芸術品としてのウォッチ(La Montre Objet d’Art)」となっています。
「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」は、ミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニの2人のマスター·ウォッチメーカーによって設立され、スイスのジュネーブ州メイランのアトリエで20年以上前からルイ·ヴィトンの卓越性を探究し続けています。
このアトリエは、「ラ·ファブリク·デ·ボワティエ」「ラ·ファブリク·デ·カドラン」「ラ·ファブリク·デ·ムーヴマン」という3つの時計製造部門を統合し、伝統的なサヴォアフェールと最先端技術を融合させた仕上げの一部でジュネーブ·シール認証を取得しています。
純金のベースプレートが浮かび上がらせるローマ数字とブランド名の輝きを、手元でじっくり眺める体験ができます。
オープンケースバックから、143個の部品による手巻きキャリバーDR002の仕上げを確認できます。
ローズゴールドケースとブラックダイヤルのコントラストが、手元に落ち着いた存在感を添えます。
よくある質問
「エクストラ プラット ローズゴールド ギルト」の「ギルト」とはどのような技法ですか?
ダイヤル表面にパッド印刷で表示を加えるのではなく、ゴールド製チャプターリングにマスキングを施したうえで電気メッキ処理を行い、純金製のベースプレートからローマ数字やブランド名、ダイヤルの個体番号を浮かび上がらせる技法です。
複数回の浸漬によってブラックの色調を築き上げ、最後にデスマスキング処理でマスキング用のニスだけを除去して仕上げます。








