仏壇修復30年、62歳漆職人が生んだ触れる瞑想道具!渡邊美術工藝「naderu」

手のひらのnaderu

記事ポイント

  • 渡邊美術工藝、天然漆の『naderu』をKickstarterで公開
  • 62歳の漆職人・渡邊嘉久が長浜の技術で開発
  • 拭き漆・木地呂・根来・梨子地・螺鈿の5技法を展開

 

渡邊美術工藝は、天然漆を用いた「触れる瞑想道具」『naderu(なでる)』をKickstarterで公開しました。

開発したのは、長浜市で30年以上にわたり仏壇や長浜曳山祭の漆工品の修復を手掛けてきた62歳の漆職人・渡邊嘉久さんです。

『naderu』は器でもインテリアでもなく、静かに手のひらで撫でることで漆の艶や手触り、木の温もりを感じる道具です。

 

目次

渡邊美術工藝「naderu」

 

手のひらのnaderu

 

  • 材質:天然木(ケヤキ)、天然漆
  • サイズ(小):長径60mm 短径45mm
  • サイズ(大):長径70mm 短径54mm
  • 公開日:2026年9月8日
  • 公開先:Kickstarter
  • 発行元:渡邊美術工藝(滋賀県長浜市)

 

『naderu』を開発した渡邊嘉久さんは、長浜市で30年以上にわたり仏壇や長浜曳山祭の漆工品の修復を手掛けてきた62歳の漆職人です。

仏壇や文化財の修復に携わる中で、漆が現代の日常にどう存在できるかを問い続け、その答えとして『naderu』を生み出しました。

近年は世界的にマインドフルネスや禅への関心が高まっており、日本の漆が持つ手触りや温もりに人の心を静かに整える力があるのではないかという思いから、このプロジェクトが始まりました。

『naderu』は器でもインテリアでもなく、たまご型の木地に天然漆を幾重にも塗り重ね、乾燥と研磨を繰り返して仕上げた、手のひらで静かに撫でるための道具です。

漆ならではの深い艶となめらかな手触り、木の温もりを感じながら自分自身と向き合う時間をつくります。

 

naderu5種

 

  • 価格 拭き漆(小):14,000円
  • 価格 拭き漆(大):16,000円
  • 価格 木地呂(小):24,000円
  • 価格 木地呂(大):26,000円
  • 価格 根来(小):28,000円
  • 価格 根来(大):30,000円
  • 価格 梨子地(小):34,000円
  • 価格 梨子地(大):36,000円
  • 価格 螺鈿(小):58,000円
  • 価格 螺鈿(大):60,000円
  • 割引:早期割引、セット割引あり

 

  • 拭き漆
  • 木地呂
  • 梨地
  • 螺鈿
  • 根来

 

『naderu』のラインアップは、木目を生かした拭き漆、透き漆を何度も塗り重ね呂色仕上げで鏡面に仕上げた木地呂、錫粉を用いた梨地、貝の輝きを散りばめた螺鈿、使い込むほど表情が変化する根来など、日本の漆が持つ多彩な技法を取り入れています。

大きな転機となったのは、2026年2月に単独出展した東京ギフトショー「LIFE×DESIGN」です。

国内外の来場者が『naderu』を手に取り、「思わず触れ続けてしまう」「心が落ち着く」「今までにない体験だ」といった感想を寄せ、言葉が通じなくても触れた瞬間に価値が伝わる手応えが、海外への挑戦を決意するきっかけとなりました。

 

木地呂

 

木地呂は、透き漆を何度も塗り重ね、呂色仕上げで鏡面のように仕上げた技法です。

 

根来

 

根来は、使い込むほど表情が変化していく技法です。

 

螺鈿

 

螺鈿は、貝の輝きを表面に散りばめた技法です。

 

『naderu』は、生命の誕生や再生、新たな始まりを象徴する「たまご」をモチーフにしています。

欧米で親しまれるイースターエッグの形は国や文化を超えて共感を呼ぶ象徴であり、日本の漆文化と世界の文化をつなぐ架け橋になることを願っています。

渡邊美術工藝は、商品だけでなく、長浜で受け継がれてきた漆文化と職人が培ってきたものづくりの価値そのものを届けたいとしています。

62歳からの世界への挑戦は、まだ始まったばかりです。

 

手のひらで包み込むように撫でれば、漆の艶と木の温もりがじんわりと伝わります。

拭き漆や木地呂、根来など技法ごとに異なる表情を、日々の暮らしに取り入れられます。

早期割引やセット割引を活用すれば、複数の技法を並べて楽しむこともできます。

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