記事ポイント
- アグリ王「閉鎖型アクアポニックス システム」が水耕栽培と水産養殖を一体で循環させる仕組みを展示します。
- “GREEN×EXPO 2027”の横浜市出展拠点で循環経路の仕組みを実際に見学できます。
- 環境教育教材や建物への設置など幅広い社会実装が検討されています。
アグリ王は、閉鎖型アクアポニックス システムを2027年に開催される“GREEN×EXPO 2027”の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」へ展示します。
同システムは、親会社の奈良建設が横浜市と締結した協賛契約に基づき、共同開発した展示物として横浜市へ貸与されます。
アグリ王「閉鎖型アクアポニックス システム」

- 協賛場所:“GREEN×EXPO 2027”Urban GX Village内 横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」
- 協賛期間:2027年3月19日~9月26日
- 契約締結日:2026年8月25日
- 代表構成員:奈良建設
- 構成員:アグリ王
「閉鎖型アクアポニックス システム」は、水耕栽培と水産養殖を組み合わせ、水と栄養分を循環させる資源循環型の農業システムです。
魚の排泄物を微生物が植物の栄養へ分解し、浄化した水を再び魚の飼育に戻す仕組みで、きれいな水・魚の養殖・養殖水の濾過・微生物による栄養分解・イチゴの栽培という一連の循環経路をたどります。
アグリ王が2010年の設立以来培ってきたLED活用の閉鎖型植物工場技術を基盤に、2024年に開発したシステムで、親会社の奈良建設が横浜市と締結した協賛契約に基づき、“GREEN×EXPO 2027”の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」へ展示用として貸与されます。
“GREEN×EXPO 2027”横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」

- 名称:2027年国際園芸博覧会(International Horticultural Expo 2027, Yokohama, Japan)
- 開催期間:2027年3月19日~9月26日
- 開催場所:旧上瀬谷通信施設(神奈川県横浜市瀬谷区)
- 来場者数:1500万人(有料来場者数1000万人以上)
“GREEN×EXPO 2027”の会場は、Circular City YOKOHAMAエリア内にUrban GX Village、Farm & Food Village、Kids Village、Craft Villageなどのゾーンが配置されており、「閉鎖型アクアポニックス システム」はこのうちUrban GX Village内の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」で展示されます。
同博覧会は、AIPH承認およびBIE認定を受けたA1(最上級)クラスの博覧会として開催され、幸せを創る明日の風景をテーマに、国内外から多数の来場が見込まれています。
環境教育教材としての利用
アグリ王と奈良建設は、「閉鎖型アクアポニックス システム」を、気候変動や海洋汚染、資源の枯渇といった環境問題を知り学ぶきっかけとして活用する検討を進めています。
東京都市大学環境学部環境経営システム学科のアグリフード・システム研究室(木下幸雄教授)と共同で、ワークショップを取り入れた体験・協同型の教育プログラムを開発しています。
“GREEN×EXPO 2027”の会期中には、横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」でも子供向けイベントの開催を予定しており、教育効果の測定もあわせて実施されています。
建物への設置

アグリ王と奈良建設は、商業施設やマンションへの「閉鎖型アクアポニックス システム」の設置についても検討を進めています。
施設への来場機会の創出や、入居者への癒やし効果、コミュニティ形成のきっかけづくりなど、建物の価値向上につながる効果が期待されています。
両社は建物およびシステムの企画・設計段階からこの取り組みに取り組んでおり、循環型経済(サーキュラーエコノミー)の推進と環境負荷の低減を目指す、グリーンインフラとしての社会実装を進めています。
循環型農業の仕組みを実際の展示で目にできる、貴重な機会です。
環境教育プログラムを通じて、子どもも大人も資源循環を体感で学べます。
建物へのシステム導入によって、暮らしの空間に癒やしとコミュニティが生まれる未来を描けます。
アグリ王「閉鎖型アクアポニックス システム」の紹介でした。
よくある質問
「閉鎖型アクアポニックス システム」とはどのような仕組みですか?
水耕栽培と水産養殖を組み合わせ、魚の排泄物を微生物が植物の栄養へ分解し、浄化した水を再び魚の飼育に戻す資源循環型の農業システムです。
どこで展示されますか?
2027年3月19日から9月26日まで開催される“GREEN×EXPO 2027”の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」内、Urban GX Villageで展示されます。
展示以外にどのような活用が検討されていますか?
東京都市大学と共同開発する教育プログラムでの環境教育教材としての活用や、商業施設・マンションへの設置による建物価値向上への活用が検討されています。







