記事ポイント
- アラジン、塔の上のラプンツェル、リメンバー・ミーなど、いくつもの物語の場面が一夜のうちに続けて描かれます。
- アリエルとエリック王子、ラプンツェルとフリン・ライダー、アラジンとジャスミンの3組が、それぞれの船で同じ水面にそろいます。
- フィナーレにはミッキーマウスやミニーマウスをはじめとした仲間たちが集まり、レーザーと花火に包まれて幕を下ろします。
東京ディズニーシーで公演中の、ハーバーショー「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」。
メディテレーニアンハーバーの水上を舞台に、ディズニー映画の名場面が次々と立ち上がっていきます。
今回は、そんな「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」の名場面を、ショーの流れに沿って紹介します。
東京ディズニーシー「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」

「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」は、メディテレーニアンハーバーの水域全体を使って上演されるハーバーショーです。
水上に浮かぶ船、港を取り囲む建物へのプロジェクション、噴水、レーザー、花火が同時に動き、作品ごとの場面が入れ替わりながら進んでいきます。
ここからは、ショーの進行に沿って場面ごとに見どころを追っていきます。
アラジンのパート
ショーが動き出すと、展望塔の上にアラジンが姿を現します。

手にした魔法のランプを高く掲げるところから、最初の物語が始まります。

ランプに触れたアラジンの願いに応えて、舞台はアグラバーの夜へと切り替わります。

青い煙が立ちのぼり、ランプの主が姿を現す瞬間が訪れます。

ジーニーが水上に降り立ち、ここからはアラジンとジーニーの二人でパートを進めていきます。

ジーニーの魔法は水面から建物へと広がり、港がまるごとアグラバーの街に姿を変えます。

港沿いの建物には、ジーニーの笑顔が壁いっぱいの大きさで描き出されます。

トランプカードを模した船体では、アブーが軽やかに跳ね回る一幕が続きます。

やがて虎の頭をかたどった洞窟の入口が現れ、魔法のランプが眠る場所へと物語が進みます。

花火とレーザーが同時に立ち上がり、アラジンのパートは一気に加速します。

最後にもう一度ジーニーが大きく笑い、次の物語へとバトンが渡されます。
塔の上のラプンツェルのパート
音楽が静まると、高い塔の窓辺に外の世界を見つめるラプンツェルの姿が浮かび上がります。

塔の中だけで過ごしてきた日々が、ここで初めて動き出します。

長い金髪が水上いっぱいに広がり、ラプンツェルが塔の外へ踏み出します。

髪は光をまといながら宙を流れ、行く先を照らす道しるべになります。

ハーバーには太陽の紋章が掲げられ、ラプンツェルが自分の生まれを知る物語へと進みます。

光の粒が水面と建物を渡っていき、パートは静かに閉じられます。
リメンバー・ミーのパート
曲調が変わると、ギターを抱えたミゲルが展望塔の上に現れます。

ミゲルがギターを高く掲げると、背後に死者の国の街並みが立ちのぼります。

噴水とレーザーが塔を取り囲み、ミゲルの立つ場所が港の中心になります。

港沿いの建物は、切り絵の飾りで埋め尽くされた祝祭の街へと姿を変えます。

花に彩られた意匠が壁を覆い、死者の国と現実の港が地続きになります。

高くそびえる街並みの投影に花火が重なり、ミゲルが旅した世界が一望のもとに広がります。

そしてミゲルの顔が建物一面に大きく描かれ、家族をめぐる物語がパートの中心に据えられます。

花火が連続して打ち上がり、リメンバー・ミーのパートが締めくくられます。

アリエルとアースラのパート
場面が変わると港全体が紫の光に沈み、海の底から不穏な気配が忍び寄ります。

渦を巻く水の中から現れたアースラが、アリエルに取り引きを持ちかけます。

緑の炎に包まれる中、アリエルは声と引き換えに人間の姿を手に入れます。

失われた声の代償を残したまま、ハーバーは次の場面へと移っていきます。

アリエルとエリック王子のパート
ここからは、3組の主人公がそれぞれの船でハーバーに集まるロマンスの場面です。

最初に現れるのは、貝殻を天蓋にしたボートに並んで座るアリエルとエリック王子です。

ボートはランタンの灯りに囲まれながら、ゆっくりと水面を進みます。

背後の水上スクリーンにも光が満ち、二人の距離が少しずつ近づいていきます。

ボートが港の中央へ差しかかると、物語は次の二人へと引き継がれます。
ラプンツェルとフリン・ライダーのパート
太陽の紋章を掲げた塔の上には、ラプンツェルとフリン・ライダーの姿があります。

ラプンツェルが両腕を広げ、長く待ち望んだ夜がついに訪れます。

二人はそろってランタンを掲げ、灯りを空へと送り出します。

灯りを手にした二人が正面を向く場面が、このパートのいちばんの見どころです。
アラジンとジャスミンのパート
三日月の装飾を背にして、アラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って現れます。

二人は並んで腕を広げ、ひと晩で世界を巡る旅を描き出します。

貝殻、太陽、ランプと、3組それぞれの紋章を掲げた船が、同じ水面にそろいます。

ハーバーを包む光と花火
3組がそろったところで、演出はハーバー全体へと広がっていきます。

水域の中央には月をかたどったリングが浮かび、港そのものが大きな舞台装置として動き始めます。

中央の装置から花火が上がり、水面には小舟の光跡が波紋のように広がります。

緑のレーザーと金色の噴水が交わり、港の水面そのものが照明の一部になります。

小舟の隊列は扇の形に散り、光の軌跡が水面に大きな模様を描きます。

港沿いの建物には、ランプをかたどった光の模様が次々と移り変わります。

最後は塔のシルエットが壁いっぱいに立ちのぼり、余韻を残したまま場面が閉じます。
モアナのパート
舞台はひらけた海へと移り、モアナのカヌーが波を越えて進んでいきます。

高く上がる噴水に囲まれながら、モアナは海に向かって祈りを捧げます。

両手に掲げられるのは、テ・フィティの心である緑に光る珠です。

その光に引き寄せられるように、溶岩の魔物テ・カアが炎の顔となって立ちはだかります。

加勢に現れたマウイが、歯を食いしばってテ・カアに挑みます。

怒りをあらわにするマウイと、その先を案じるモアナが向かい合う形で描かれます。

水面には炎が走り、テ・カアとの対決はハーバー全体を巻き込む規模になります。

争いが収まると、緑の葉をまとったテ・フィティが本来の穏やかな姿で現れます。

アナとエルサのパート
海の物語が収まると、氷でできた塔の上にエルサが立ちます。

エルサは水の精霊ノックの背にまたがり、荒れる海を鎮めにかかります。

水しぶきがたてがみとなって立ち上がり、ノックが本来の力を取り戻します。

続いて、姉妹が手を取り合う場面が水上のスクリーンで語られます。

エルサとアナの物語に金色の花火が重なり、シーンはひとつの大団円へ向かいます。

塔の上でエルサが腕を高く掲げると、その両脇から花火が立ちのぼります。

水面には炎のアーチが走り、氷と炎が同じ画面に並び立ちます。

やがて港沿いの建物が雪の結晶に覆われ、アナとエルサのパートが締めくくられます。

ピノキオのパート
大きな見せ場が続いたあと、ショーは静かな再会の場面を挟みます。

ゼペットじいさんとピノキオが向かい合う一幕が、親子の物語をショーの流れに結び直します。
水上スクリーンによみがえる名場面
終盤に入ると、水上のスクリーンには歴代作品の場面が次々と呼び戻されます。

最初に現れるのは、劇場版アニメーションのままの姿で描かれたアラジンです。

リメンバー・ミーからは、ミゲルの物語の一場面が続けて映し出されます。

虹色の噴水が加わり、ミゲルの旅がもう一度なぞられます。

白い煙に縁取られたスクリーンには、アラジンとジャスミンが心を通わせる場面が現れます。

いくつものスクリーンと噴水が同時に立ち上がり、ここまでの物語がひとつに束ねられます。
フィナーレに勢ぞろいするディズニーの仲間たち
フィナーレでは、それぞれの物語を歩んできたキャラクターたちが一斉にハーバーへ集まります。

金色の手すりに囲まれた台座では、ラプンツェルとフリン・ライダーが並んで手を振ります。

ドナルドダックが台座の上に姿を見せ、フィナーレの顔ぶれがそろい始めます。

デイジーダックも別の台座から加わり、ハーバーの左右がにぎやかになります。

モアナはカヌーの帆の前に立ち、フィナーレの隊列を先導します。

プルートは単独の台座を任され、まっすぐ正面を向いて港を進みます。

三日月の装飾を背にしたじゅうたんの上には、アラジンとジャスミンが再び姿を見せます。

同じフロートの脇にはグーフィーが控え、アグラバーの一角を受け持ちます。

海賊船のマストの上では、ウェンディとピーター・パンが空を指し示します。

ミニーマウスが台座に現れ、フィナーレはいよいよ中心の顔ぶれへと進みます。

続いてミッキーマウスが姿を見せ、ショー全体の締めくくりを引き受けます。

二人は海賊船のデッキで手をつなぎ、隊列の先頭に立って港を巡ります。

貝殻を天蓋にしたボートの上では、アリエルとエリック王子が見つめ合ったまま最後の航路を進みます。
フィナーレを締めくくる光の隊列と花火
すべてのフロートがそろうと、隊列はメディテレーニアンハーバーを大きく巡っていきます。

左からアラジン、モアナ、アリエル、そして海賊船の順に、物語ごとの船が水面に並びます。

船と船のあいだを、色とりどりの小舟が灯りをともしながら縫っていきます。

頭上には光るリングが吊り下がり、幾筋ものレーザーが港を横切ります。

そこへ花火が加わり、水面と夜空の両方が舞台になります。

隊列の左右で花火が同時に開き、「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」は幕を下ろします。
メディテレーニアンハーバーは、一夜のあいだにアグラバーにも、ランタンの上がる王国にも、氷に閉ざされた海にも姿を変えます。
そのすべてを水と光と花火でつないでいくのが、「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」という一本のショーです。
ショー全体の内容や上演の流れは、こちらの記事にまとめています。

東京ディズニーシー「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」の名場面まとめでした☆
よくある質問
Q. どんなキャラクターが登場する?
A. アラジンとジャスミン、ジーニー、アブー、ラプンツェルとフリン・ライダー、ミゲル、アリエルとエリック王子、アースラ、モアナ、マウイ、テ・カア、テ・フィティ、エルサとアナ、ノック、ピノキオとゼペットじいさんが登場し、フィナーレではミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、プルート、ウェンディとピーター・パンも加わります。
Q. どのディズニー作品の場面が登場する?
A. 「アラジン」「塔の上のラプンツェル」「リメンバー・ミー」「リトル・マーメイド」「モアナと伝説の海」「アナと雪の女王」「ピノキオ」「ピーター・パン」の場面が登場します。
Q. どこで見られる?
A. 東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで上演されるハーバーショーです。
Q. フィナーレはどんな場面?
A. それぞれの物語のキャラクターがフロートに乗ってハーバーに勢ぞろいし、水上のスクリーンに歴代作品の名場面が映し出されたあと、レーザーと花火に包まれて幕を下ろします。
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