記事ポイント
- 日本損害保険協会がSNS経由の保険金不正請求勧誘を意識調査
- 認知度は5割以下、10代は刑事罰より居場所喪失を恐れる傾向
- 保険金不正請求ホットラインで24時間365日通報を受付
日本損害保険協会は、SNSをきっかけに保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為について、一般消費者を対象にした「SNSを通じた保険金不正請求に関する意識調査(※)」を実施しました。
調査では、行為自体の認知度が十分に広がっていない実態と、関与した場合に10代が恐れる対象が他の年代と異なる傾向が明らかになりました。
日本損害保険協会「SNSを通じた保険金不正請求に関する意識調査」

- 調査期間:2026年3月13日~14日
- 調査対象:全国の16歳~69歳の男女(有効回答:7,009人)
- 調査方法:インターネットリサーチ
日本損害保険協会は、損害保険会社を会員とする業界団体です。
損害保険制度の健全な発展や消費者保護、保険金不正請求の防止に向けた調査・啓発活動を行っています。
同協会は、闇バイトなど不正請求の新たな手口が発生していることを踏まえ、2026年3月13日から14日にかけて調査を実施しました。
調査は、全国の16歳から69歳の男女7,009人を対象に、インターネットリサーチの方法で行われました。
主な調査項目は、SNS上でのやり取りをきっかけに保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為やその具体事例の認知度、行為の認知経路、行為に関わった際に恐れるもの、行為を目撃した際の相談先です。
認知度は5割以下にとどまる

SNS上でのやり取りをきっかけに保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為を認知しているのは、全体の5割以下という結果でした。
認知している人の大半は「以前からなんとなく知っている・聞いたことがある程度」で、行為自体を十分に認知している割合は低い傾向にあります。
10代が恐れるのは刑事罰より人間関係の崩壊

全体では、行為に関わった際に恐れるものとして「詐欺罪として刑事罰を科される」が最も高い結果となりました。
一方で10代では、「家庭内での信頼や居場所を失う」「友人との人間関係が崩れる」といったコミュニティから追放されることを、刑事罰を科されることより恐れる傾向が確認されました。
調査結果の詳細は、同協会が公開しているPDF資料で確認できます。
保険金不正請求ホットラインなど相談窓口
- 電話受付番号:0120-271-824
- 電話受付時間:月曜日から金曜日(祝日・損保協会の休業日を除く)9:00~12:00、13:00~17:00
- インターネット受付時間:24時間365日
同協会は、保険金不正請求にかかる情報を受け付ける通報窓口「保険金不正請求ホットライン」を設置し、通報された情報を損害保険会社と共有することで不正請求対策に役立てています。
通報者について、同協会および参加保険会社が不正行為者へ伝えることはありません。
インターネット受付は24時間365日対応し、電話受付は月曜日から金曜日(祝日・損保協会の休業日を除く)の9:00から12:00、13:00から17:00に対応しています。
SNS上での勧誘の実態を知ることは、身近な人間関係を守る判断材料になります。
相談窓口の存在を知っておくことで、不審な勧誘を見聞きした際の対応につなげられます。
日本損害保険協会「SNSを通じた保険金不正請求に関する意識調査」の紹介でした。
よくある質問
「SNSを通じた保険金不正請求に関する意識調査」とは何ですか?
日本損害保険協会が2026年3月13日から14日にかけて、SNSをきっかけに保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為に関する消費者の認知度などを調べた調査です。
調査は誰を対象に行われましたか?
全国の16歳から69歳の男女7,009人を対象に、人口構成比率に合わせてインターネットリサーチの方法で実施されました。
10代が恐れるものは何でしたか?
10代では、詐欺罪として刑事罰を科されることよりも、家庭内での信頼や居場所を失うこと、友人との人間関係が崩れることを恐れる傾向が確認されました。
保険金不正請求ホットラインにはどのように連絡できますか?
インターネット受付は24時間365日対応しており、電話受付は月曜日から金曜日(祝日・損保協会の休業日を除く)の9:00から12:00、13:00から17:00に対応しています。









