記事ポイント
- 「第16回EST脱炭素交通大賞」の応募受付が始まりました
- 地域の交通環境対策の取組みを国土交通大臣賞などで表彰します
- 7月22日にオンライン説明会が開かれ過去の受賞事例を紹介します
EST普及推進委員会と交通エコロジー・モビリティ財団は「第16回EST脱炭素交通大賞」の応募受付を7月15日から開始しました。
国土交通省や環境省など複数の省庁・団体が後援する表彰制度で、地域の交通環境対策の優れた取組みを発掘し紹介します。
第15回まで実施してきた「EST交通環境大賞」を発展的に継承し、今回から「EST脱炭素交通大賞」へ名称を変更しています。
環境的に持続可能な交通「EST脱炭素交通大賞」

- 応募期間:2026年7月15日(水)~2026年10月15日(木)
- 応募資格:自治体、企業、NPO等の団体(自薦)、地域の交通環境対策に関する有識者または後援団体(他薦)
- 応募方法:ESTポータルサイトから応募書類の様式をダウンロードし、必要書類を添付してEST普及推進委員会事務局に提出
- 賞の種類:大賞(国土交通大臣賞、環境大臣賞)、優秀賞、奨励賞

EST(Environmentally Sustainable Transport:環境的に持続可能な交通)は、1990年代後半にOECDにおいて提案された概念です。
経済的な持続可能性と社会的な持続可能性に加え、脱炭素化を含む環境的な持続可能性も考慮する考え方で、現在のSDGsにも通じています。
「EST脱炭素交通大賞」は、自治体が交通・環境政策やそれに関連する都市・福祉などの政策を、ESTのコンセプトを踏まえ長期的視野に立って策定・実施することを促すための表彰制度です。
地域で交通環境対策を実践している自治体、企業、市民団体等の優れた取組み事例を発掘し、広く紹介することを目的に2009年度創設の「EST交通環境大賞」を発展的に継承しました。
今回で16回目を迎えます。
審査基準と応募のポイント
本表彰制度では、複数の団体による応募や協議会での応募が奨励されています。
審査は基礎的な事項(実績、新規性・独創性、適時性・話題性、普及可能性、経済性)、環境改善効果(対策の将来性、環境改善量、実施期間)、地域の持続可能性(環境面、経済面、社会面の評価)、各主体との適切な連携(自治体、交通事業者、地域住民、その他関連する団体等)を軸に行われます。
地域の交通計画や既存の交通ネットワークとの関係も加点事項となっており、都市計画・福祉・エネルギー関係の人流・物流に関する取組みも対象に含まれます。
応募説明会で紹介される過去の受賞事例
7月22日(水)には応募説明会がオンラインで開催され、今回からの主な変更点の説明とあわせて、過去に受賞した3団体の最新の取組みが紹介されます。
紹介される事例には、再エネ由来の電力を使った電気バスの運行と公共交通の利用促進に取り組んだ伊勢地域公共交通会議、グリーンスローモビリティで脱炭素と地域課題解決を実現した陸前高田グリーンスローモビリティ・陸前高田市、全国タクシーEV化プロジェクトに取り組んだ第一交通産業が含まれます。
審査結果は2027年2月に公表され、2027年4月頃に受賞団体の表彰が行われる予定です。
地域の交通環境対策に取り組む団体にとって、自らの活動を広く発信する機会となります。
環境的に持続可能な交通「EST脱炭素交通大賞」の紹介でした。
よくある質問
応募の対象になる団体の条件は?
自治体、企業、NPO等の団体が自薦で応募できるほか、地域の交通環境対策に関する有識者や後援団体による他薦での応募も可能です。
自治会等の任意団体も応募できます。
応募書類はどこで入手できますか?
ESTポータルサイトから応募書類の様式をダウンロードし、必要事項を記入のうえ必要書類を添付してEST普及推進委員会事務局に提出します。
審査結果はいつ発表されますか?
審査結果は2027年2月に公表される予定で、受賞団体の表彰は2027年4月頃に行われます。
都市計画や福祉分野の取組みも応募できますか?
都市計画・福祉・エネルギー関係の人流・物流に関する取組みも募集の対象に含まれます。

