記事ポイント
- 新潟県初のナビレンス移動支援社会実験が新潟駅バスターミナルで始動
- スペイン発の音声ナビアプリが1〜18番乗り場まで広がる広大なターミナルをサポート
- 視覚障害者・車椅子利用者・外国人旅行客など幅広い人が安心して移動できる共生社会へ
新潟駅バスターミナルで、視覚障害者をはじめとする移動困難者を支援する次世代音声コード「ナビレンス」を活用した社会実験が始まっています。
新潟県内では初の本格的な取り組みであり、テクノロジーの力で広大なターミナルを「安心安全な場所」へ変えることを目指しています。
この社会実験は、・障害者自立支援センターオアシスがメジャメンツのサポートのもと推進しています。
「ナビレンス」

- 実施場所: 新潟駅バスターミナル
- 開始日: 2026年3月(ナビレンスコード完成:3月30日)
- 主催: 特定非営利活動法人 障害者自立支援センターオアシス
- サポート: 株式会社メジャメンツ
- 委託元: 新潟市
ナビレンスとは
ナビレンスはスペイン発祥の移動支援アプリです。
施設内の各所に貼られた専用コードをスマートフォンで読み込むと、目的地の内容・方向・距離などの案内が音声で読み上げられます。
バスや電車の乗り場案内・時刻案内にも対応しており、視覚障害者が一人で移動する際の不安を大きく軽減できます。
視覚障害者だけでなく、車椅子利用者や外国人を含む旅行客にも有効なツールとなっています。
社会実験の目的と背景

新潟駅バスターミナルは1番から18番まで計18か所の乗り場が広大なエリアに広がっており、視覚障害者にとって目的の乗り場へスムーズにたどり着くことが難しい環境です。
旧ターミナルにはバスのバックを誘導する笛の音や案内所の声があり、図らずも視覚障害者にとっての「音の目印」として機能しています。
新ターミナルはその広さと構造の変化により、視覚障害者や高齢者が外出を控えてしまうケースが課題です。
この社会実験では、既存の点字ブロック等の物理的インフラを補完する「情報のユニバーサルデザイン」として音声ガイダンスシステムの有効性を検証します。
オアシス代表理事・小島紀代子氏は「社会の環境が優しくなると障害は軽くなる」という言葉とともに、誰もが迷うことなく笑顔で歩ける新潟駅を目指すと語っています。
ナビレンスを活用することで、視覚障害者が単独で安心して移動できる環境が広がります。
車椅子利用者や外国人旅行客にも対応しており、多様な人が使いやすい共生社会の実現に向けた継続的な取り組みです。
新潟県初となるこの実証実験が、今後の全国的なナビレンス普及への足がかりとなる可能性があります。
ナビレンスを活用した新潟駅バスターミナルの移動支援社会実験の紹介でした。
よくある質問
Q. ナビレンスはどのように使うのですか?
A. スマートフォンにナビレンスアプリをインストールし、施設内の各所に貼られた専用コードを読み込むと、目的地の方向・距離・案内が音声で読み上げられます。バスの乗り場案内や時刻案内にも対応しています。
Q. この社会実験は視覚障害者だけが対象ですか?
A. 視覚障害者をはじめとする移動困難者が主な対象ですが、車椅子利用者や外国人を含む旅行客など幅広い方に有効なツールです。新潟駅バスターミナルをより多くの人が安心して利用できる環境づくりを目指しています。