記事ポイント
- 南九州ファミリーマートが2026年4月より全直営・加盟店にAI端末「スマイルくん」を導入
- 先行8店舗で笑顔・発声の合格率が最大83%(1.5倍)に向上、接客クレームがゼロに
- 店長不在時もスタッフ自律トレーニングが実現し、育成コストを大幅に削減
南九州ファミリーマートが、2026年4月より展開する全直営店・加盟店に、InstaVR株式会社が開発した世界初の笑顔・発声トレーニングAI端末「スマイルくん®」を導入します。
先行導入した8店舗では、接客クレームがゼロになるなど顕著な改善効果が確認されており、全店展開が決定しています。
南九州ファミリーマート「スマイルくん」

- 導入開始:2026年4月
- 対象:南九州ファミリーマートが展開する直営店・加盟店(宮崎県・鹿児島県)
- 提供元:InstaVR株式会社
- 先行導入実績:8店舗(2025年8月〜)
「スマイルくん®」は、カメラとAIが笑顔・発声を客観的にスコアリングするトレーニング端末です。
これまでコンビニ店舗では、スタッフが鏡の前で一人きりで笑顔・挨拶の練習をするしかなく、「正しい基準を満たしているか」の判定が困難です。
南九州ファミリーマートは2025年8月からこの課題に着目し、8店舗に先行導入して改善効果を検証しています。
先行8店舗で確認された改善効果
先行導入の最大の成果は、接客クレームの消滅です。
導入前に接客クレームが頻繁に発生していた店舗が、導入後はクレーム件数ゼロを達成しています。
笑顔・発声の合格率は導入6ヶ月後に57%から最大83%へと約1.5倍に向上し、全店舗で改善が確認されています。
スタッフの週平均出勤日数は3日ですが、最大で1人あたり月16回の利用が記録されており、出勤日以外にも積極的に活用されている実態が浮かび上がります。
自律トレーニングが育成コストを削減
「スマイルくん®」はゲーム感覚で使えるUIを採用しており、初回に使い方を案内するだけでスタッフ全員が翌日から毎日自発的に利用するようになっています。
店長が不在の時間帯でも、スタッフが自律的にトレーニングを実施できるため、従来は店長が担っていた発声指導の機会がなくなり、管理工数が大幅に削減されます。
また、トレーニング結果はすべてスコアとして記録されるため、得意なスタッフが苦手なスタッフへアドバイスする文化が生まれ、店舗全体のコミュニケーションが活性化しています。
新人スタッフが勤務中に発声が小さくなる問題も、「スマイルくん®」の継続利用によって自然と解消されています。
南九州ファミリーマートの全店展開により、宮崎・鹿児島のコンビニ接客品質が均一に底上げされます。
AIが客観スコアで笑顔を可視化することで、スタッフ自身が主体的に接客品質を高める環境が整います。
育成の属人化を排除したセルフ完結型の仕組みは、慢性的な人手不足に悩む店舗運営の新しいモデルです。
笑顔・発声トレーニングAI端末「スマイルくん®」の紹介でした。
よくある質問
Q. 「スマイルくん®」はどのように笑顔・発声を評価しますか?
A. AIカメラがスタッフの表情と発声をリアルタイムで解析し、正しい笑顔・発声の基準を満たしているかをスコアとして判定します。結果はすべて記録されるため、客観的なデータとして振り返りに活用できます。
Q. 先行導入した8店舗ではどのような効果が出ていますか?
A. 導入6ヶ月後に笑顔・発声の合格率が最大83%(導入前57%)に向上しています。また、導入前に接客クレームが多かった店舗ではクレームがゼロになり、お客様から「すごく良い接客ですね」と声をかけられるケースも増えています。
Q. 店長が不在でもトレーニングは機能しますか?
A. スタッフが端末を自律的に操作してトレーニングを実施できるため、店長不在時でも問題なく機能します。初回の使い方案内だけでスタッフ全員が毎日利用するようになった実績があり、店長の育成負担の大幅な軽減につながっています。