記事ポイント
- スリーエスが2026年4月1日発売の可搬型「AKRIAQUASTATION」は、雨水・河川水・プール水から飲料水・生活用水を確保できる
- 1分13Lの浄水処理能力と太陽光発電・蓄電池を標準搭載し、停電時も稼働可能
- シャワーテント・組み立て式浴槽を組み合わせ、避難所でもプライバシーに配慮した入浴環境を整備できる
災害時の避難所で、お風呂に入れる——そんな環境を自前で作れるシステムが登場します。
スリーエスは、雨水や河川水を飲料水・生活用水に変え、シャワー・入浴まで対応できる可搬型「AKRIAQUASTATION(アークリーアクアステーション)」を2026年4月1日に発売します。
停電時も動き、給水車を待たずに地域の水源を活かせる点が最大の特徴です。
スリーエス「AKRIAQUASTATION」

- 製品名:AKRIAQUASTATION(アークリーアクアステーション)
- 発売日:2026年4月1日
- 処理能力:13L/分(780L/時)
- 対応水源:河川水・雨水・井戸水・プール水
- 電源:AC100V(457W)/200W太陽光発電+2000Wh蓄電池
- 水タンク:500L〜2000L
- 標準価格(予定):Aプラン418万円(税抜380万円)/Bプラン550万円(税抜500万円)
- 発売元:株式会社スリーエス(東京都中央区)
「AKRIAQUASTATION」は、浄水装置・太陽光発電・蓄電池・給湯器・入浴設備をひとつにまとめたコンパクトなパッケージです。
内閣府の防災ガイドラインやスフィア基準が示す「避難者の尊厳と健康への配慮」に応えるシステムとして設計されています。
停電時も動く浄水・給湯システム
中核となるろ過装置「アルカスレインバスター2」は、1分あたり13L(1時間あたり780L)の処理能力を持ち、水道水と同程度の流量を確保します。
専用の水質浄化液による殺菌・凝集処理と複数フィルターを組み合わせることで、大腸菌・レジオネラ属菌への除菌作用、各種ウイルスの99.8%以上の不活性化を実現しています。
検査機関による飲料水検査もクリアしており、生活用水だけでなく飲料水としても使えます。
電源には200Wのソーラーパネルと2000Whのリン酸鉄リチウムイオン蓄電池を標準搭載しており、停電時でも浄水装置・給湯器・シャワー設備を継続稼働できます。
プライバシーに配慮した入浴環境
短時間で設営できるシャワーテントを標準で備え、避難所でもプライバシーを守ったシャワー環境を整備できます。
Bプランでは組み立て式浴槽・タープテント・追い焚きろ過装置が加わり、簡易入浴設備としての運用にも対応します。
主な導入先として自治体の指定避難所や防災拠点を想定しており、病院・学校・企業のBCP対策用途にも展開していきます。
なお、「ろ過装置レインバスターシリーズ」は個人宅・医療機関・宿泊施設への導入実績があります。
本製品は2026年5月13日〜15日に開催される「自治体・公共Week」にも出展予定です。
「AKRIAQUASTATION」は、上水道の復旧や給水車を待つことなく、地域にある水源をそのまま活用できます。
飲料水・生活用水の確保からシャワー・入浴まで、1台でカバーできる点が避難所運営の大きな支えになります。
太陽光発電と蓄電池を標準搭載することで、停電が続く状況でも稼働し続けます。
AKRIAQUASTATION(アークリーアクアステーション)の紹介でした。
よくある質問
Q. 「AKRIAQUASTATION」はどんな水源に対応していますか?
A. 河川水・雨水・井戸水・プール水に対応しています。取り込んだ原水を貯水タンクで循環ろ過処理し、水質浄化液と塩素による前処理を行うことで、飲料水基準をクリアした水を供給できます。
Q. 停電時でも使えますか?
A. 使えます。200Wのソーラーパネルと2000Whのリン酸鉄リチウムイオン蓄電池を標準搭載しており、停電時でも浄水装置・給湯器・シャワー設備を稼働できます。発電量や運用可能時間は天候や使用条件により異なります。
Q. 価格とプランの違いは何ですか?
A. AプランとBプランの2種類があります。Aプランは税抜380万円(418万円税込)で、ろ過装置・給湯器・シャワー・シャワー脱衣テントなどを含みます。Bプランは税抜500万円(550万円税込)で、Aプランに加えて組み立て式浴槽・タープテント・追い焚きろ過装置が含まれます。