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ヤンニョムチキンが急拡大! 日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

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記事ポイント

  • 韓国・朝鮮料理が「好きな料理」TOP3入り、ヤンニョムチキンが3年間で唯一10ポイント超増加
  • 魚介類は7割弱が不足感、肉類は9割強が充足という対照的な食卓実態が明らかに
  • 市販の冷凍ブロッコリーが12年前比2.5倍増で利用率1位に浮上

 

家庭の食卓でアジア系メニューの存在感が急速に高まっています。

日本能率協会総合研究所が2025年11月に実施した「家庭の食卓トレンド調査2025」では、韓国・朝鮮料理が「好きな料理」TOP3に入り、ヤンニョムチキンの喫食経験が3年前比で唯一10ポイント以上増加しています。

魚介類への不足感や冷凍ブロッコリーの急成長など、食卓の変化を数字で示す結果が注目されています。

 

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

 

  • 調査名:家庭の食卓トレンド調査2025
  • 調査期間:2025年11月18日〜2025年11月28日
  • 調査対象:一都三県在住の20〜79歳の既婚女性および20〜39歳のシングル女性
  • 回答者数:1,500名
  • 調査方法:郵送調査

 

「家庭の食卓トレンド調査」は3年に1度実施される継続調査で、定番の味・食材に加え、新しい味や食材の食卓への浸透度を捉えます。

今回は「野菜」「魚介類・肉類」「世界各国のメニュー・調味料・食材」の3テーマで食卓トレンドを多角的に分析しています。

 

韓国料理・アジア系メニューの台頭

 

40以上の各国料理を対象とした「好き・もう一度食べたい料理」では、「イタリア料理」が最上位となり、「フランス料理」「韓国・朝鮮料理」が続くTOP3です。

時系列で見ると、上位2位のイタリア料理・フランス料理は10年以上にわたり大きな変動がありませんが、韓国・朝鮮料理・沖縄料理・台湾料理・タイ料理はいずれも10ポイント前後の伸長を示しています。

一方で広東料理・四川料理といった中華料理の地域別分類は好意度が減少傾向にあります。

150以上の各国メニューの喫食経験では、2022年調査比で10ポイント以上増加したのは「ヤンニョムチキン」のみです。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」がいずれも8ポイント以上増加しています。

2013年の調査開始時からの長期比較では、「ガパオ・ガッパオ」が30ポイント以上の増加を記録しており、「サムギョプサル」「浜松餃子」「カオマンガイ」も20ポイント以上増加しています。

全体の傾向として、ヨーロッパ・アメリカ系メニューに比べ、アジア系メニューの伸長が著しい結果です。

また、調査対象女性の2割が最近新たに調味料・スパイスを購入しており、購入場所は総合スーパーや食品スーパーが6割台で最多、次いで「食品セレクトショップ(カルディ等)」「業務用スーパー」が続いています。

 

魚介類・肉類の充足感と冷凍野菜トレンド

 

食卓における魚介類と肉類の過不足感は、対照的な結果が出ています。

魚介類は充足感が3割強にとどまる一方、不足感が7割弱と大きく上回っています。

肉類は充足感が9割強で、不足感は1割以下です。

さらに肉類については、1割が「充分足りて、減らしたい」と考えていることも明らかになっています。

冷凍野菜の利用では、市販の冷凍ブロッコリーが顕著な成長を見せています。

よく利用する市販の冷凍野菜で「ブロッコリー」が5割弱でトップとなり、2013年の調査時点では2割を下回っていた利用率が12年間で2.5倍に拡大しています。

「枝豆」「ほうれん草」もほぼ同率で続いており、冷凍野菜全体の利用が定着しています。

2026年4月からブロッコリーが国の「指定野菜」に追加されることもあり、今後の動向にも注目が集まっています。

「家庭の食卓トレンド調査2025」は韓国料理やアジア系メニューの台頭をデータで明確に示しており、食卓トレンドの変化を具体的な数字で把握できます。

魚介類の不足感や冷凍ブロッコリーの急成長など、家庭の食卓がどのように変化しているかを多角的なデータから確認できます。

ヤンニョムチキンをはじめとするアジア系メニューが家庭の食卓へ着実に浸透しており、食のグローバル化が数字として表れています。

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 家庭の食卓トレンド調査2025で、喫食経験が最も増加したメニューは何ですか?

 

A. 2022年調査比で10ポイント以上増加したのは「ヤンニョムチキン」のみです。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」がいずれも8ポイント以上の増加となっています。

 

Q. 魚介類と肉類では、家庭の食卓でどちらが不足していると感じられていますか?

 

A. 魚介類は7割弱が不足感を抱いている一方、肉類は9割強が充足と感じており、対照的な結果となっています。

肉類は1割が「充分足りて、減らしたい」と回答しています。

 

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