記事ポイント
- 測定機に後付けできる2軸回転テーブル
- USB接続・Windows操作のシンプルな導入
- 横置き・縦置き両対応の柔軟な設置
スイスの精密回転テーブルメーカーpL LEHMANNから、測定機用途向けの2軸回転テーブル「MICROシリーズ TIC35-90」が発表されています。
測定機上でワークの姿勢を自在に変更し、測定効率の向上や段取り時間の削減につなげる製品です。
日本国内ではリンスコネクトが総代理店として販売しています。
pL LEHMANN「MICROシリーズ TIC35-90」

- 製品名:MICROシリーズ TIC35-90
- メーカー:PETER LEHMANN AG(スイス)
- 日本総代理店:株式会社リンスコネクト
- 初公開:INTERMOLD2026(2026年4月15日〜17日、インテックス大阪、小間番号6B-301)
近年の製造業では部品形状の複雑化や高精度化が進み、測定工程の重要性が高まっています。
一方で、測定機の活用方法は従来と大きく変わっておらず、ワークの姿勢変更や段取り作業に時間を要するケースも少なくありません。
従来の測定機用回転テーブルは振れ精度測定などを目的とした1軸タイプが主流で、エアーベアリングを採用した超高精度構造の装置が中心となっています。
高価な装置であることに加え、用途も振れ測定など特定の測定に限られる場合が多い状況です。

TIC35-90は、測定機上でワークの姿勢を変えながら測定を行うことを目的とした2軸回転テーブルです。
ワークを回転させることで、これまで難しかった角度からの測定や複雑形状ワークの測定が容易になります。
現状ではプローブヘッドを回転させて様々な角度から測定を行う方法が一般的ですが、プローブヘッドの回転にはキャリブレーションに時間がかかるという課題があります。
ワーク側を回転させるアプローチにより、測定時間の短縮にもつながります。
USB接続による簡単導入と柔軟な設置

操作はWindows環境で専用ドライバをインストールし、USBケーブルで接続するだけのシンプルな仕様です。
測定機メーカーや測定ソフトウェアに依存しない設計となっており、既存の測定設備へ後付けで導入できます。

多ピンコネクタを備えたコンパクトな筐体に、A軸チルトヘッドとC軸回転テーブルをL字に組み合わせた2軸構造を採用しています。
横置き・縦置きの両方の設置姿勢に対応しており、測定対象や設備レイアウトに応じた柔軟な配置が可能です。

pL LEHMANNは工作機械用回転テーブルで世界的に実績を持つメーカーであり、その精密技術を活かした測定用途向けソリューションとして展開しています。
本製品は2026年4月開催の「INTERMOLD2026」(インテックス大阪、2026年4月15日〜17日)で初公開予定です。
既存測定機の機能拡張装置として、幅広い現場での活用が見込まれます。
ワークの姿勢変更により複雑形状の測定が容易になり、測定機の活用範囲が広がります。
USB接続とWindows操作によるシンプルな導入で、既存の測定設備をそのまま活かせる点も大きな特長です。
横置き・縦置き両対応の設置自由度が、現場のレイアウトに合わせた柔軟な運用を可能にしています。
pL LEHMANN「MICROシリーズ TIC35-90」の紹介でした。
よくある質問
Q. TIC35-90はどの測定機メーカーの製品にも対応していますか?
A. 測定機メーカーや測定ソフトウェアに依存しない設計のため、幅広い測定機に後付けで導入できます。
Q. TIC35-90はどこで実物を確認できますか?
A. 2026年4月15日〜17日にインテックス大阪で開催されるINTERMOLD2026(小間番号6B-301、出展社名:リンスコネクト/ピーターレーマン)で初公開予定です。