記事ポイント
- 花粉症対策として林野庁補助事業でスギ材の有効活用を促進
- WEBマガジン「LOVE KINOHEI」にスギの家の建築事例や動画を掲載
- 中小工務店向けにスギ製品利用の経費補助を実施
全国木材組合連合会が、令和7年度林野庁補助事業として「花粉症対策木材利用促進支援事業」を実施しました。
スギ材を活用した木造住宅の建築事例や取材記事、動画などをWEBマガジン「LOVE KINOHEI(ラブキノヘイ)」に掲載し、工務店や建築設計事務所に向けてスギ材のメリットを紹介しています。
全国木材組合連合会「花粉症対策木材利用促進支援事業」

- 事業名:花粉症対策木材利用促進支援事業
- 実施:一般社団法人 全国木材組合連合会
- 内容:スギ材活用の建築事例・取材記事・動画をWEBマガジン「LOVE KINOHEI」に掲載
- 令和8年度事業:令和8年4月下旬頃に新たな内容を公表予定
スギ花粉症は国民の約4割が罹患しているといわれ、社会的・経済的に大きな影響を与えています。
林野庁では「伐って利用」「植替え」「出させない」の3つからなる花粉発生源対策を推進しており、本事業は花粉を飛散させるスギ人工林を伐採し、有効利用を促進するために実施されました。
スギ製品のメリット
スギは日本固有の種で、戦後に造林された樹種の中で最も多く、安定した流通量があります。
針葉樹として手入れをして育てることで良質な材となり、日本の建築に多く使われてきました。
幅広い価格帯から選ぶことができ、柔らかく加工しやすい特徴を持っています。
柱や土台、横架材、羽柄材、面材など、木造住宅のあらゆる部分に使用可能です。
WEBマガジン「LOVE KINOHEI」の掲載コンテンツ
「LOVE KINOHEI」には、スギで建てた住宅のストーリー記事が掲載されています。
山形県山形市でスギの家づくりを守り続ける事例や、岡山県岡山市の建築家が自邸で実証した暮らしの心地よさ、兵庫県神戸市での地元スギに包まれた健やかな日常など、各地の実例を紹介する内容となっています。
工務店・建築設計会社向けの「スギをもっと使おうよ」や、木の家を眺めるRoomTour動画も公開されており、スギ材活用の参考になるコンテンツが充実していました。
経費補助による支援内容
本事業では、スギ材利用の加速化を「経費補助」で支援しています。
令和7年度は、中小工務店等が木造戸建住宅においてスギ製品の利用割合に目標を設定し、達成に向けた取り組みを行った場合に、必要な経費の一部が支援されました。
令和7年度補正予算による新たな事業内容は、令和8年4月下旬頃に公表される予定です。
花粉症対策とスギ材の有効活用を両立でき、住まいの質を高めながら環境にも貢献できる取り組みです。
経費補助を活用することで、工務店や建築設計事務所にとってスギ材を採用するハードルが下がります。
実際の建築事例や動画を通じて、スギの家の魅力を具体的にイメージできる点も大きな特長です。
花粉症対策木材利用促進支援事業の紹介でした。
よくある質問
Q. 花粉症対策木材利用促進支援事業とはどのような事業ですか?
A. 花粉を飛散させるスギ人工林を伐採し、スギ材を木造住宅で有効活用することを促進する林野庁の補助事業です。中小工務店等がスギ製品の利用割合に目標を設定して取り組んだ場合、必要な経費の一部が支援されます。
Q. WEBマガジン「LOVE KINOHEI」にはどのようなコンテンツがありますか?
A. スギ材を使った木造住宅の建築事例やストーリー記事、工務店・建築設計会社向けの「スギをもっと使おうよ」、木の家のRoomTour動画などが掲載されています。山形県・岡山県・兵庫県など各地の実例を紹介する内容です。