CREVIA BASE Tokyo(クレヴィアベース トーキョー)にて、2026年3月20日より『「ピクサーの世界展」あなたが夢見た物語の世界へ』が開催されます。
世界7カ国9都市累計350万人動員中の世界的大ヒットイベントがついに東京に初上陸。
開催に先駆け、2026年3月18日にメディア向け先行内覧会が実施され、スペシャルサポーターの風間俊介さんとピクサー・アニメーション・スタジオ クリエイティブ・ディレクターのジェイ・ウォードさんが登壇しました。
お二人の深いピクサー愛と展示へのこだわりがたっぷりと語られたトークセッションの様子を、余すことなく紹介します。
「ピクサーの世界展」あなたが夢見た物語の世界へ トークセッション

開催期間:2026年3月20日(金・祝)~10月12日(月)
開館時間:あさ10時~よる8時50分(最終入場 よる7時)
※開催日により、よる10時50分まで延長(最終入場 よる9時)
休館日:原則月曜
開催場所:CREVIA BASE Tokyo(クレヴィアベース トーキョー)
所在地:東京都江東区豊洲6-4-25
主催:TBS、デコレーションズ、JBエンターテインメント、NTTドコモ・スタジオ&ライブ、キョードー大阪、ぴあライブクリエイティブ、JTB
特別協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン

ピクサー・アニメーション・スタジオの監修・キュレーションのもと制作された映画のワンシーンを、実物大のスケールで再現した『「ピクサーの世界展」あなたが夢見た物語の世界へ』。
世界中の人々を魅了してきたピクサー・アニメーション・スタジオの作品の世界を、圧倒的なスケールとクオリティで再現し、誰もが物語の主人公になりきれる没入型体験イベントです。
スペイン(バルセロナ)、ブラジル(リオデジャネイロ)、韓国(ソウル)、イギリス(ロンドン)など、世界7カ国9都市を巡回し、これまでに累計350万人以上を動員中の世界的大ヒット展示が、ついに日本・東京に初上陸します。

会場では『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』といった世代を超えて愛される名作から、『インサイド・ヘッド』『リメンバー・ミー』などの近年の話題作まで登場。
24キャラクター以上の等身大のキャラクターたちが、映画の世界から飛び出し、リアルなセットでお出迎えしてくれます。

子どもから大人まで、あらゆる世代に、ピクサー作品がこれまで届けてきた「温かさ」「希望」「無限の想像力」を、そして忘れられない冒険と思い出が届けられます。
用意された28万枚のチケットがわずか2日間で完売し、その後もチケットを求める多くの声をうけ、開催期間を10月12日まで延長することが決定しました。
開催に先立って行われたメディア向け先行内覧会では、ピクサー・アニメーション・スタジオ クリエイティブ・ディレクターのジェイ・ウォードさんと、スペシャルサポーターの風間俊介さんが登壇。
まずはオープニングイベントとして、ジェイ・ウォードさんが日本市場への特別な思いを語ってくださいました。

日本はピクサースタジオにとってもとても特別なマーケットであり、日本人の方というのはピクサーの世界を非常に愛していらっしゃるということで、ここに来れたことは非常に嬉しいです。
ありがとうございます。

続いてスペシャルサポーターの風間俊介さんが、熱い思いと緊張を以下のように語ってくださいました。
皆さんお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
ピクサーの世界展のスペシャルサポーターに就任しました、風間俊介です。
このピクサーの世界展、先ほどジェイさんもおっしゃってた通り、世界ではムンドピクサーと呼ばれていて、僕もブラジルで開催されている時に、あまりにすごいイベントが始まったと。
これは今までのイベントの中で、格段に一つレベルが頭一つ抜けているイベントがスタートしたと、そういうふうに感じました。
そして僕はSNSにブラジルまで行った方がいいか、これはもう日本に誰かムンドピクサーの世界展を呼んでくれないかと僕は投稿しました。
なので、今僕の夢が叶っている状態です。
そして今、ジェイさんと一緒に横に並んでいて、ジェイさんは『カーズ』を手掛けていらっしゃる方で、そしてアナハイムにあるカーズエリアも手掛けられている方です。
なので、少し緊張しているんですけど、マックィーンの気持ちを落ち着かせるレースの前の一言で、私はいつもの自分を取り戻したいと思います。
ジェイ・ウォードさんは、本展覧会のこだわりを以下のように力強く語ってくださいました。
今日皆さんにご覧いただくのは、このピクサーの世界では非常に新しいユニークな体験です。
ピクサーの映画と同様に、私たちは非常にディテールにこだわって質感まで体験できるような部屋をそれぞれ用意しましたので、実際に中に入っていただくことで、それを体験いただけると思います。
ピクサーでは3つのものにこだわってまして、1つがクオリティ、2つ目がイノベーション、そして3つ目がストーリーテリングということで、今回の展覧会にもそれを全て注ぎ込んでいるので、皆さん実感できるんじゃないかなと思っています。
風間俊介さんは、スペシャルサポーター就任の喜びと今後の抱負を以下のように語ってくださいました。
もう嬉しくて仕方がなかったです。
本当にこれからピクサーの世界展を楽しみにしている人たちと一緒に、このピクサーの世界っていうのに飛び込んでいける、その喜びに震えました。
そして本当にこの中を見ていただいたら分かるんですけど、このピクサーのアニメーションを作ってきた人たちが作品に込めた愛情っていうのが溢れています。
僕らもそれを受けて、今までピクサーを愛してた気持ちっていうので、全力で応えよう、そんな風に思える展示のスペシャルサポーターをやらせていただけることに幸せを感じています。
世界でこのピクサーの世界展が行われている時に、たくさんSNSに流れてくる写真を見てワクワクしてました。
なので、これからこのピクサーの世界展、ムンドピクサーを待っている国々の人たちに向けて、日本はこれだけピクサーの世界展を楽しんでるんだぞっていうことを世界に届けたいなと思っています。
日本のみんなのピクサー愛を世界に届けたいですね。
その後、着席してさらにディープなトークセッションが行われました。
風間俊介さんは、実際に展示を体験した率直な感想を以下のように興奮気味に語ってくださいました。
実はこの前にジェイさんとお話しする機会があったので、たくさんたくさん愛を伝えさせてもらいました。
通訳さんが追いつかないくらい早口で、ピクサーへの愛を伝えてごめんなさいってジェイさんに伝えておいてもらいました。
たくさんの写真を今まで見てきて、このピクサーの世界展が他の国でやられている時の写真を見てたんですけど、実際の体験はさらにすごいものでした。
直接触れていいものもたくさんあり、そして香りがして、本当にその世界を旅している観光客になったような、時にはその世界の住人になったような、そんな気持ちにさせてくれる素晴らしい展示でした。
お気に入りだらけなので、ちょっと今、少しだけお話しさせてもらうと、『カールじいさんの空飛ぶ家』の家が丸ごとあります。
で、その家の外観からスタートするんですけど、まずはカールとエリーが手を重ねたポスト、郵便受けからスタートして、お家の中に入っていくと、妻エリーとの思い出の写真がたくさん飾ってありました。
本来あの家っていうのは、カールと妻エリーの思い出が詰まっている特別な場所なんですけど、その特別な場所に入れてもらえているっていう高揚感がすごかったです。
いやもう本当にこのピクサーの世界を作ってくれたすべてのアニメーター、すべてのクリエイターに感謝してますし、このピクサーの世界展を作ってくれた人たちはそのアニメーターたちの愛情っていうのを一心に形にしてくれた。
本当に感謝しかないです。
ジェイ・ウォードさんは、風間俊介さんの熱烈なディズニー愛と観察眼を受けて、以下のように語ってくださいました。
今本当に素晴らしくて、私も非常に勇気づけられます。
本当に細かい部分が非常に注意して見ていらっしゃって、その感情的な体験にまで昇華されているっていうのが、私としては非常に嬉しいです。
これから皆さんがご覧いただくものというのは全てピクサー・スタジオによる直接的な監修によって実現したものでありまして、例えば壁紙であったりとか、キャラクターの彫刻であったりとか、ライトニング・マックィーンのデザインなど、最後に出るまで全てピクサーが実際に映画に出てるものと全く同じものを再現してますので、そのあたりをご覧いただければと思います。
私はピクサーに入って以来、『モンスターズ・インク』からキャリアを始めまして、本当にたくさんのプロジェクトに携わってきました。
映画だけじゃなくて、こういったフランチャイズといったものにも関わってきたんですけれども、このムンドピクサー、ピクサーの世界っていうのは、その中でも私の一番お気に入りの企画の一つです。
風間俊介さんは、『カーズ』エリアについてのマニアックな発見と喜びを以下のように熱弁してくださいました。
確かにマックィーンも本当にかっこよかったですし、近くで見たらよかったです。
ごめんなさい、この場を借りて若干私の私利私欲ではあるんですけれども、ジェイさんに質問してもいいでしょうか。
マックィーンのヘッドライトがステッカーであるっていうことが私のお気に入りなんですけど、今回のマックィーンは『カーズ』1作目のステッカーのマックィーンですよね。
今回あのマックィーンは、ヘッドライトが実際のライトではなくて、ステッカーの『カーズ』1作目のマックィーンが待ってるっていうのがとても興奮しました。
ごめんなさい、ここにお集まりの方々、ちょっと何言ってるか分からない方もいらっしゃるかと思うんですけど、1作目のやつに会えて嬉しかったんです。
そんな風間さんの熱すぎる想いに、ジェイ・ウォードさんは思わず笑顔で以下のように返答してくださいました。
ファーストシーズンのやつを使ってしまってすいません。
それを受けて風間俊介さんも、以下のように満面の笑みで喜びを伝えてくださいました。
ファーストシーズンのライトニング・マックィーンに会えて嬉しかったんです。
ありがとうございます。
映画の世界への没入感と細部へのこだわり
トークセッションではさらに、ピクサー作品が持つ普遍的なメッセージや、展示の没入感を高める工夫へと話題が広がりました。
ジェイ・ウォードさんは、空間作りについて以下のように語ってくださいました。
部屋に入ったときに、実際に細かいディテールがたくさん見られるようになっています。
例えば『カールじいさんの空飛ぶ家』でカールが貯金していた貯金箱であったり、『ファインディング・ニモ』のマスクの裏にあるロゴであったり。
本物を最後まで入れているというのが、体験を高めるための非常に重要な鍵になっています。
風間俊介さんは、それらのアイテムを見つけた時の感動を以下のように語ってくださいました。
キャラクターが待っていてくれていることも嬉しかったんですけれども、ゴーグルの裏のアドレス住所だったりとか、今おっしゃった貯金箱だったり。
そのキャラクターたちが思いを込めたグッズみたいなのとかトリガーみたいなものが、大切にされているのがすごい素敵でした。
全部は見つけられていないんですけれども、ピクサーボールが隠れているのも今回の楽しみの一つだと思います。
お二人のお気に入りの空間として、『リメンバー・ミー』のエリアが挙がりました。
風間俊介さんは、その美しさを以下のように語ってくださいました。
本当に一エリアごとに皆さんと一緒にお話ししたいなと思うんですけど、その時間はないので一つ選ぶとしたら『リメンバー・ミー』のココのシーンなんですけど。
これがいなくなってしまった家族の祭壇から、マリーゴールドの橋を渡って死者の国に行く。
この流れがあまりに美しすぎて感動しました。
ジェイ・ウォードさんも深く頷き、以下のように共感してくださいました。
若いミゲルがですね、オフレンダという祭壇の部屋からマリーゴールドのブリッジを通って、ヘクターとダンテが死者の国に向かうというところのフローに私も恋しています。
あのマリーゴールドの橋のところがLEDで表現されていて、本当に花びらが舞っているようで綺麗なんですよね。
ピクサーフィルムをこういう形で実現するというのはパークスでやっていることとも違いますし、映画とも違います。
ムンドピクサーの体験というのは、その映画の中に没入するというものでして、匂いだったり、音だったり、私たちができる最高の表現だということを知ってもらいたいです。
風間俊介さんは、写真撮影の楽しみ方について以下のように語ってくださいました。
今回は僕旅行とか行った時にあまり写真を撮らない人間なんですよ。
本当に目に焼き付けようと思うんですけど、今回はとても写真が撮りたくなりました。
普段行けない場所だからだと思います。
キャラクターとツーショットを撮るということじゃなくて、本当に例えば『マイ・エレメント』の世界では、僕もあの世界の地下鉄に乗っている、乗客の一人という写真が撮りたいという願いに駆られたので、私だったらこんな写真を撮ろうかなっていう楽しみ方がおすすめかなと思っています。
本当にあの世界の広告とか、あの世界の何気ない一コマみたいなものをキャッチする機会が今回あるっていうのが本当に驚きの体験だなと思います。
進化を続ける「ピクサーの世界展」とディズニーパークとの違い
話題は「ピクサーの世界展」の成り立ちと、日本で開催される意義へと移りました。
ジェイ・ウォードさんは、本展覧会の歴史を以下のように語ってくださいました。
ムンドピクサーというのは開催するたびに進化を遂げていく体験でして、今回の東京ムンドピクサーがムンドピクサー史上最高の体験をお届けすると自信を持って言えるんですけれども。
このムンドピクサーというのはコロナ禍の後に、人々がつながりを求めるタイミングで生まれた企画でございまして、それが何回も開催されて結局東京に来ることになったと。
この東京に来るというのは私自身も予期していなかった、嬉しいサプライズなんです。
ここで風間俊介さんから、ディズニーファンならではの鋭い質問が投げかけられました。
今までピクサーの世界展はディズニーパークがない地域、ディズニーパークがない国で行われてきました。
今回ディズニーパークがある国では初めて日本、東京の開催となります。
それは先ほど言った日本の人たちのピクサー愛に応えてくれたんでしょうか。
ジェイ・ウォードさんはその洞察力に感心しつつ、以下のように答えてくださいました。
もともとはディズニーパークに行けない国にそれを体験させてあげようということで、ムンドピクサーはディズニーパークがない国を中心に回ってきたんですけれども。
今回日本人の方は本当にディズニーを愛していらっしゃる、ピクサーを愛していらっしゃるということで。
ディズニーパークとは全く違う体験をムンドピクサーというのは提供しておりまして、本当にご自身が映画の中の一部になれる、そこを観光しているような気持ちになれるという点が特徴ですので、既にディズニーパークを楽しんでいらっしゃる方でもムンドピクサーはぜひ体験してみてください。
風間俊介さんは、『インサイド・ヘッド』のエリアで得た感動を以下のように語ってくださいました。
本当にピクサーを愛している人ほど今回は本当に楽しめる、そして立ってられないくらいの感動がそこにあるんですよね。
『インサイド・ヘッド』の部屋では、まさかライリーの頭の中に自分が行く機会が得られるとは思ってなかったので、本当に美しい人の心の中を見させてもらったような、ちょっと清らかな気持ちになりましたね。
あのボタンを押す裏側に行けた瞬間私も感動しました。
本当に『インサイド・ヘッド』の世界だけは、あの映画の世界に行ったというよりかは、ライリーの頭の中にお邪魔させてもらったそんな体感でした。
ジェイ・ウォードさんは、展覧会がどのように拡張してきたかを以下のように明かしてくださいました。
このムンドピクサーというのは進化していく建物でして、最初始めたとき4年前ぐらいに始めたときは『リメンバー・ミー』の部屋というのがなかったんです。
ですがメキシコに進出する際に、ムンドピクサーに『リメンバー・ミー』の部屋がないのは問題だろうということになって設置することになったと。
さらに1回作ったはいいけど、さらに死者の国と生者の国の2つのエリアを作るべきだという感じでだんだん部屋が拡張していって、今に至るという形なので今後もどんどん部屋が拡張していって、いろんな子どもたちが楽しめるような空間に育っていくというふうに考えています。
それを聞いた風間俊介さんは、自身の願望を以下のようにリクエストしてくださいました。
1個いつか足してほしいことがあるんですよ。
『あの夏のルカ』のエリアのベスパ、最高なんですよ。最高なんですよね。
もう一台いつか水色のボロボロの壊れかけのベスパをあそこに置いてください。
ジェイ・ウォードさんは笑顔で、制作の裏話を以下のように披露してくださいました。
アニメーションの中に登場するスクーターのエンジンが、ジェイさんが持っているスクーターのエンジンを使っています。
風間俊介さんはその事実に大変驚き、以下のように興奮して語ってくださいました。
すごい素敵。じゃあ物語のベスパとジェイさんのベスパがシンクロしたんですね。
オリジナルグッズやフォトサービスも登場

会場では展示だけでなく、思い出を形に残せるフォトサービスや、魅力的なオリジナルグッズも販売されています。
風間俊介さんは、実際に体験したフォトサービスについて以下のように語ってくださいました。
『モンスターズ・インク』のちょっとモンスターっぽく、怖がらせ屋として頑張ってみました。
このように来場したときにお写真を撮って、全ての世界を体感した後に購入するかどうかを決められるということで、お土産には最高なのではないかなと思っています。
『モンスターズ・インク』以外にも本当に『トイ・ストーリー』があったり、『レミーのおいしいレストラン』もありました。
あの『モンスターズ・インク』のラストのメッセージ、笑いの大切さっていうのもすごい素敵ですよね。
さらに風間俊介さんは、オリジナルグッズの魅力について以下のように熱く語ってくださいました。
本当に今まだ紹介できていない素敵なグッズが山ほどあるので、僕は巻物のようなレシートをこれから作り出すと思います。
クッキーもあるんですけれども、キャラクターの顔がプリントされてるんですけど、キャラクターのチョイスが素晴らしい。
今持っているのは『リメンバー・ミー』のヘクターなんですけど、『インサイド・ヘッド』の怒り、アングリーです。
この主人公たちだけじゃなくて、愛されている脇役たちもここに詰め込まれているこの作品愛に震えました。
すごい素敵なグッズがたくさんあるので、皆さん楽しみにしていてください。
質疑応答(ターゲット層やトイ・ストーリー5について)
トークセッションの終盤には、会場の記者からの質疑応答が行われました。
「どのようなターゲット層を想定しているか」という質問に対し、ジェイ・ウォードさんは以下のように回答してくださいました。
ピクサーの映画と同様でですね、子供がもし訪れたら、光だったり音だったり、そういった五感の刺激を楽しめると思うんです。
大人の方が訪れたら、より思い出だったり、質感だったり、家族とのつながりみたいな、そういった情緒的な味わいができるのではないかなと思ってまして。
このムンドピクサーというのは、全年齢のある意味対象にしています。
「親子でどのような会話をしてほしいか」という問いに対しては、以下のように提案してくださいました。
まずしてもらいたいのは、どの部屋が気に入ったのかということですね。
結構子どもと大人によって気に入る部屋が違うので、そこを話してもらうというのが一つ。
あともう一個は、今回どこのディテールに気づいた?みたいな会話をしてもらいたいなと思っているんです。
また、現代のデジタルデバイス普及と関連し、今後公開予定の『トイ・ストーリー5』との繋がりについての質問も飛び出しました。
ジェイ・ウォードさんは以下のように深く語ってくださいました。
教育的な意味で言うと、やっぱり現代ではデジタルデバイスが普及していてiPhoneやiPadだったりという感じだったんですけども。
ムンドピクサーってのは実際にフィジカルに触れる場所ですので、VRセットを使わなくても実際に没入型の体験ができる意味で、非常に貴重な経験を親御さんのところに提供できると思います。
『Toy Story 5』というのは、まさにそことおっしゃる通り関係していまして。
やはりデジタルデバイスというのが本当に敵なのかというのは、実際に『Toy Story 5』でも探究するテーマではあるんですけれども。
やはり実際の人との交流だったり、実際のリアルで存在するおもちゃとの関わり方だったりとかを問い直すような作品になっているので、まさにムンドピクサーを見てからですね、さらに深いものが得られるんじゃないかと。
続いて風間俊介さんへの「どの作品の世界に入り込みたいか」という質問に対し、風間俊介さんは以下のように真剣に答えてくださいました。
いや、あまりに素敵な質問をいただいたので、今、本気で考えてます。
今回思ったのが、本当に『マイ・エレメント』の中の地下鉄に乗ってみて、僕はあの世界に行ったらどんな元素、どんな属性になるのかなと考えました。
風間という名前だから風かなって思いました。
今の社会が多様性という言葉があるんですけど、その多様性って今まだ目指しているところだと思うんですよね。
そして、『マイ・エレメント』の世界っていうのは、本当にそれぞれの特性が強いから、本当より多様性っていうのの理解が進んでいる世界だと思うので、『マイ・エレメント』の世界を体験してみたいなって今思いました。
さらに「ピクサー作品の中で印象に残っているエピソード」について問われると、以下のように熱く語ってくださいました。
僕がずっとパラリンピックと、あと福祉の番組をずっとやらせていただいています。
その中で『ファインディング・ニモ』という作品で、ニモはヒレが人より小さいという特徴があります。
なので、父親のマーリンがとても心配して過保護になる。そのニモが大きな冒険をするというのが『ファインディング・ニモ』の物語なんですけど。
他の人たちと喋ってると、いつの間にか見終わった後にニモって片方のヒレ小さいよねっていう話をすると、みんなね、忘れちゃうんですよ。
でも、そこがすごいところだなと思って。
いつの間にか身体的特徴よりも、彼の精神性だったり、冒険っていうのがテーマになっていく。そこがピクサーのすごいところだなって僕は思って。
あの『ファインディング・ニモ』っていう作品のニモの冒険っていうのはとても意義のあるものだなっていつも思って大好きな映画です。
最後にジェイ・ウォードさんは、日本への感謝と本展覧会への想いを以下のように締めくくって語ってくださいました。
これまで日本にはおもちゃを作ったりとかテーマパークとかそういったプロジェクトで来ましたけど。
今回このムンドピクサーで日本に東京に来るというのは、私にとっても非常にハイライトな一つで、一生思い出に残る瞬間だと思っているので、本当に今回ありがとうございました。

圧倒的なスケールと細部へのこだわりで、物語の主人公になりきることができる没入型体験イベント。
ピクサー作品に込められたクリエイターたちの愛と情熱、そして多様性や家族との繋がりといった温かいメッセージを直接肌で感じることができる、見どころ満載の展示となっています。
CREVIA BASE Tokyoにて開催される『「ピクサーの世界展」あなたが夢見た物語の世界へ』の紹介でした。
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