モータースポーツの次世代育成に向けて、日本カート協会が「JKAスカラシップ制度」を始動しました。
2026年度は厳正な選考を経て、支援対象選手7名が決定しています。
速さだけでなく、面接や行動観察まで含めて評価する設計が、今回の制度の大きな特徴です。
「JKAスカラシップ制度」

- 制度開始:2026年度
- 支援対象選手数:7名
- 当初想定枠:最大5名
- 最終選考形式:合宿審査
日本カート協会は、若手ドライバーの競技力向上とプロ育成を目的に活動する競技団体です。
同制度は、資金面の支援と人材育成を同時に進めるために設計された独自プログラムです。
才能ある選手が経済面で挑戦を止めない環境をつくり、長期視点で成長を後押しする枠組みになっています。
厳正な合宿選考で見た総合力評価
- 審査環境:性能調整済みエンジン・統一タイヤを使用
- 実技審査:逆走・特殊レイアウトを含む走行評価
- 選考委員:山本尚貴氏・坪井翔氏・山内英輝氏・平峰一貴氏
最終選考では道具差を減らしたイコールコンディションを用意し、その場での対応力を確認しています。
評価対象はタイムだけでなく、面接、ディスカッション、待機中の振る舞いまで広く設定されています。
レース結果の単発評価ではなく、将来プロとして継続的に伸びる資質を見極める審査です。
2026年度支援対象7名の編成
- 強化指定選手(JKAトップ):2名
- チャレンジ選抜選手(JKAチャレンジ):5名
- 合計:7名
強化指定選手には、阿部瑠緯選手と藤原迪永選手が選出されています。
チャレンジ選抜選手には、小林駿斗選手、鶴貝拓海選手、久田朱馬選手、村杉星弥選手、ロイド海翔・ピーター選手が選ばれました。
当初の枠数を超えてでも支援対象を拡張した判断に、育成重視の姿勢が表れています。
活動支援と成長支援の2軸プログラム
- 活動支援:スカラシップ給付
- 成長支援:ドライビング・フィジカル・メンタル・栄養学・社会性育成
- 活動計画:選手・保護者との対話を経て策定
活動支援では、経済的理由で参戦機会を失わないように資金面をバックアップします。
成長支援では、速さの強化に加えて、プロとして必要な身体管理と思考力も育てていく方針です。
学業との両立まで含めた中長期計画を個別に組む運用が、実行段階の強みになっています。
2026年3月上旬発表予定の次ステップ
- トレーニング開始:2026年2月より順次
- 追加発表予定:2026年3月上旬
選出選手は2月から順次トレーニングを開始し、実践フェーズに入っています。
3月上旬には資金助成元、パートナー企業、指導体制の詳細が公表予定です。
制度の運用基盤が見えてくる次の発表は、地域モータースポーツ育成の広がりを占う節目になります。
速い選手を選ぶだけで終わらず、育成の仕組みまで設計している点がこの制度の価値です。
挑戦機会と成長機会を同時に確保するモデルは、ジュニア世代の競技環境を変える可能性があります。
次世代プロアスリート育成を加速する新制度!
日本カート協会「JKAスカラシップ制度・活動支援と成長支援」の紹介でした。
よくある質問
Q. JKAスカラシップ制度はいつ始まりましたか?
2026年度から運用が始まっています。
Q. 2026年度の支援対象選手は何名ですか?
当初想定の最大5名を拡張し、合計7名が選出されています。
Q. どのような支援が受けられますか?
活動資金を給付する活動支援と、技術・フィジカル・メンタルなどを育てる成長支援の2軸でサポートが提供されます。