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福利厚生改善の優先順位が見える実態調査!MS&ADインターリスク総研「団体保険・GLTD認知と満足度分析」

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2025年12月19日から12月25日にかけて、MS&ADインターリスク総研が大企業勤務者1,000人を対象にインターネット調査を実施しました。

調査結果は2026年2月18日に公表され、福利厚生満足度と団体保険認知の関係が可視化されました。

制度の有無だけでは差がつかず、周知の設計まで問われるフェーズです。

 

MS&ADインターリスク総研「福利厚生満足度と団体保険認知調査」

 

福利厚生満足度の5区分を示した横棒グラフ

 

  • 調査実施期間:2025年12月19日~12月25日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 回答者数:1,000人(男性500人・女性500人)
  • 対象年齢:20~59歳(4区分)

MS&ADインターリスク総研は、MS&ADインシュアランス グループのシンクタンクです。

同社は企業の危機管理やリスクマネジメント領域で、実践的なコンサルティングを提供しています。

今回の調査は、福利厚生満足度と団体保険・GLTDの整備状況および認知度の関係を読み解く内容。

 

就職・転職で重視される福利厚生の存在感

 

福利厚生の重視度を示す100%積み上げ棒グラフ

 

  • 福利厚生を「重視する/やや重視する」:77.6%
  • 福利厚生の充実が就業継続の要因になる:77.9%

福利厚生は就職時の比較項目にとどまらず、定着意向を左右する基礎条件です。

採用施策より前に制度を整えることが、企業の魅力を底上げする近道!

 

満足度を分ける団体保険の周知ギャップ

 

福利厚生満足層と不満層の団体保険認知を比較した横棒グラフ

 

  • 福利厚生満足層(とても満足+やや満足):50.7%
  • 福利厚生不満層(あまり満足していない+全く満足していない+強く不満):49.3%
  • 「団体保険がわからない」(不満側):41.4%

満足層では制度を把握している回答が相対的に高く、不満層では「わからない」が目立つ構図です。

制度整備と情報到達の差が、そのまま体感差になる調査結果。

 

導入状況に表れるGLTDの低普及

 

団体保険の導入状況と割合を示した横棒グラフ

 

  • 生命保険(死亡保障)導入認知:34.5%
  • 医療保険導入認知:27.0%
  • GLTD導入認知:12.3%
  • 制度が「わからない」:34.5%

生命保険や医療保険に比べ、GLTDは導入認知の水準が低いポジションです。

就労不能時の所得補償という重要テーマに対し、社内実装が追いついていない現状。

 

認知不足と準備不足が重なる就労不能リスク

 

GLTD認知度を4段階で示した横棒グラフ

 

  • GLTDを「聞いたことがなく全く知らない」:49.5%
  • GLTDを「詳しく知っている」:7.5%
  • 就労不能への生活費準備が「しっかりできている」:4.6%
  • 所得補償導入希望(そう思う+ややそう思う):66.8%

 

認知が低い一方で導入希望は高く、制度ニーズと情報供給の間に大きな段差があります。

周知導線を整えるだけでも、福利厚生満足度を押し上げる余地は十分です☆

福利厚生はコスト項目ではなく、働き続ける安心を設計するインフラです。

団体保険の整備と周知を同時に進めることが、満足度向上の実務的な打ち手になっています。

福利厚生改善の優先順位が見える実態調査!

MS&ADインターリスク総研「団体保険・GLTD認知と満足度分析」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 調査はいつ実施されましたか?

 

2025年12月19日から12月25日に実施されました。

 

Q. 回答者数は何人ですか?

 

大企業勤務者1,000人です。

 

Q. GLTDの導入認知はどのくらいですか?

 

12.3%です。

 

Q. 所得補償の導入希望はどの程度ありますか?

 

「そう思う」と「ややそう思う」の合計で66.8%です。

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