企業や商品のブランディング、プロモーションなどを通じて、経営・マーケティング課題の解決を支援するデザインエージェンシー、たきコーポレーション。
たきコーポレーションが、創業65周年事業の一環として全国620人を対象に「これからの時代に愛されるコミュニケーションデザインとは何か」をテーマとしたアンケート調査を実施しました。
今回は、調査結果の中から「AIの利活用」に関する内容を中心に紹介します。
たきコーポレーション「コミュニケーションデザイン調査」

AIの進化やリモートワークの浸透など、技術や環境が大きく変化する今、コミュニケーションに求められるものをテーマとした意識調査。
アンケート調査は、「AIの利活用」「クリエイティブが発揮できる環境」「これから求められるコミュニケーションスキル」の3つの軸で実施されました。
調査の結果、コミュニケーションスキルに自信がある、またはその向上に努めている人ほど、ChatGPTやGeminiなどの生成AIを積極的に利用していることが明らかになりました。
調査概要
- 調査委託先:マクロミル
- 調査方法 :インターネットリサーチ
- 調査対象 :全国の男女20~69歳、620人
- 調査テーマ:「これからの時代に愛されるコミュニケーションデザインとは何か」
- 調査期間:2026年1月30日
- 調査項目:「生成AIの利活用」「クリエイティブが発揮できる環境」「これから求められるコミュニケーションスキル」
生成AIの利用状況:43.4%が日常的に利用

「あなたは生成AI(例:ChatGPT、Geminiなど)をどの程度利用していますか?」という質問に対し、週に数回以上利用する層は全体の43.4%でした。
この結果から、生成AIが、私たちの日常生活やビジネスシーンにおいて、その存在感を着実に高めていることがわかります。
一方、「一度も使ったことがない」と回答した人は34.4%で、約3人に1人は生成AIとの接点がない現状も示されました。

また、年齢別にみると、若い世代ほどAI利用頻度が高くなっています。
デジタルネイティブ世代が日常的なツールとして生成AIを使いこなしている一方で、上の世代では未経験者の割合が高い傾向が見られました。
コミュニケーションスキルとAI活用の関係

さらに「コミュニケーションスキルへの自信」や「コミュニケーションスキル向上への努力」とAI利用の関係をクロス集計したところ、コミュニケーションを大切にする人ほど生成AIを積極的に活用する傾向が明らかになりました。
- コミュニケーションスキルに自信がある:生成AIを日常的に利用(71.4%)
- コミュニケーションスキルに自信がない:生成AIを利用しない(68.2%)
- コミュニケーションスキルを努力する:生成AIを日常的に利用(75.0%)
- コミュニケーションスキルを努力しない:生成AIを利用しない(76.3%)
これらの結果から、コミュニケーションへの関心が、生成AIの利用にも影響があることが示唆されます。
生成AIがもたらすコミュニケーションデザインの新たな課題

今回の調査を通じて、コミュニケーションへの関心が、生成AIの利用にも影響があることが示唆されました。
生成AIの利用は「AIとのコミュニケーション」であり、的確な指示を出す能力(生成AIへのディレクション)が重要となります。
今後、サービスに生成AIが組み込まれることが前提となる世の中、AIを「使う人だけが使う」という状況(ギャップ)を生み出し、「取り残される人もでてくる」可能性があります。
この課題に対し、コミュニケーションをデザインする立場として、生成AIがコミュニケーションにおける障壁(ギャップ)にならないよう、誰も取り残さないボーダレスなコミュニケーションのあり方をデザインすることが重要であると考えられています。
まとめ【生成AIの利活用は、正しい理解から正しい利用を】
コミュニケーションスキルが高い人ほど生成AIを積極利用するなど、興味深い結果が明らかになった意識調査。
たきコーポレーション「『これからの時代に愛されるコミュニケーションデザイン』に関する意識調査」の紹介でした。