10年ぶりの新パレード「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」メイン

Dream(キャラクターグッズ・テーマパーク)

個性豊かなチーム衣装など制作の裏側に迫る!サンリオピューロランド「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」プロデューサーインタビュー

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サンリオピューロランドでは、 35周年を記念して12月5日(金)から開催する期間限定イベント「Sanrio Puroland 35th Anniversary(サンリオピューロランド サーティーフィフス アニバーサリー)」を開催中!

アニバーサリーの目玉は10年ぶりの新作パレード「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」

今回はプロデューサーにみどころや企画の想いをうかがいました。

 

サンリオピューロランド「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」プロデューサーインタビュー

 

 

サンリオピューロランドのメインパレードが、10年ぶりにリニューアル!

ある日ハローキティが 「永遠にしあわせになれる秘宝」の神話の本を見つけたところから、物語は始まります。

それぞれが思う「しあわせ」に期待を膨らませながら、ハローキティ、シナモン、ポムポムプリン、クロミを筆頭に、光り輝くフロートに乗って秘宝を探しに冒険へ出発!

新たな演出もふんだんに取り入れられた新パレードに込められた想いやこだわりについて、プロデューサーにお話をうかがいました。

10年ぶりの新パレード!サンリオピューロランド「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」

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ーー 「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」誕生のきっかけを教えてください。

 

サンリオピューロランド35周年のアニバーサリーイベントを実施するにあたり、一番の目玉として、今回この新パレードを掲げております。

サンリオの企業理念である“みんな仲良く”というメッセージを、これまでのパレードとは違う形で、さらに多くの方に届けていくために、どんなメッセージを込めたストーリーにするか考えながら、テーマや世界観を考えながら作っていきました。

 

パレードをリニューアルするにあたり、今まで35年間支えてくださったお客様に感謝をお伝えするということと、これからもサンリオピューロランドが笑顔を届けられるようなテーマパークでありたいということ、この2点をこのイベント全体やパレードのコアメッセージとして込めています。

見ていただいた方が、自分自身はもちろん、他の人とも笑顔の時間を作っていく、サンリオピューロランド自体が皆様にとって幸せを感じられる場所であり続けられたらいいなと、このパレードで伝えてきたいと感じています。

 

 

ーー 「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」の見どころを教えてください。

 

プロデューサー:

今回のパレードはどれもすごく見どころではあるのですが、なかでも一つ、振付を挙げさせていただきます。

大変豪華な振り付けで、テーマソングの2曲、「My Happiness」という曲と、「Smile forever」という曲の2曲をTAKAHIROさんが振付してくださっています。

パレードの全体の楽曲はakaneさんが振付を担当してくださっているのですが、どの曲も各楽曲のシーンや、テーマ、メッセージ、あとは歌詞やメロディー、それぞれ一つ一つを細かく捉え、振付として表現してくださいました。

参加ダンスとなる「My Happiness」はもちろん、その他のシーンでもお気に入りの振りを見つけていただけるような振り付けになっていると思います。

 

 

ーー 今回は体験型パレードということですが、どのような工夫がなされていますか?

 

プロデューサー:

今回のパレードでは演出面において様々なチャレンジをしています。

例えば、今回のストーリーはピューロビレッジの中で冒険を繰り広げていくものですが、ピューロビレッジという場所が世界観がしっかり確立されている場所となるので、「冒険の旅」で風景が変化していく様子をどういった形で描いていくかがキーになりました。

森の中、嵐の中などの情景がイメージしやすくなるようなフロートの映像演出を新たに取り入れ、また、お客様自身が冒険している感覚になれるように工夫しています。

ストーリーに合わせスモークやCO2を使用し、出演者と客席の境目をはっきり分けないような演出が実現しました。

そして出演者、キャラクターたちとお揃いの「ワンダーリボンライト」という参加グッズを新しく販売し、よりお客様と出演者が心を通わせるというようなところで、より一緒に冒険をしている体験を感じていただければと思っています。

 

ーー 35周年のお祝いを来てくださったお客さんに、どのように楽しんでいただきたいでしょうか。

 

プロデューサー:

35周年というかなり長い間サンリオピューロランドを運営しておりますので、今まで来ていた大人の方はもちろん、初めて来るという若い世代の方、お子さまの方など、幅広い年齢層の方が来園しています。

小さい頃ピューロランドに来たよっていうような方に対しては、懐かしさ。

最近来た方には、今までの新しい場所として楽しんでいただけるような、そんな施設、どんな人に対しても、楽しみを見出していただけるようなテーマパークにしていきたいと思っています。

今後も世代や性別、国籍を問わず、たくさんの人に笑顔になっていただけるようなイベントになったらと思っております。

 

 

ーー キャラクターやダンサーさんの衣装のデザインの意図や、こだわったポイントを教えてください。

 

プロデューサー:

今回のコスチュームは、それぞれの衣装にテーマカラーを設定し、そしてチームを作っています。

キャラクターとライブエンターテイナーは今回、冒険に出かける村人たちとして、いろいろな職業をイメージしたデザインになっているのが特徴です。

 

例えば、ハローキティとディアダニエル率いるピンクがテーマカラーのアドベンチャーチーム。

このチームは勇者や世界中の様々な地を旅する冒険者という形で描いています。

 

シナモロールが率いるライトブルーがテーマカラーのチームはフレンドシップチーム。

手紙、タブレットなどのコミュニケーションツールといったものや技術で思いを届ける職業です。

 

ポムポムプリンたちが率いるのはスペシャルトリートチーム。

こちらはご飯やスイーツ、そしてそれらを作る職業です。

 

そして最後にクロミが率いているスーパースターチーム。

こちらはスポーツ選手、踊り子などの一芸に秀でているような、まさにスーパースターといったような職業という形でイメージしています。

そのチームも個性豊かなデザインになっているというのが一番の特徴になっています。

 

 

ーー 特にこだわった部分、または苦労された部分があれば教えてください。

 

プロデューサー:

一つ挙げるとしたら、特にストーリーと音楽というところは一番こだわりました。

まずそのストーリーは、サンリオピューロランドのパレードとして一番コアのところにあるのがみんな仲良くを新しい形でどう届けるかというところなんですけれども、そこが伝えていくためにストーリーが一番コアになっていきました。

冒険者っていうようなことで、こう男性も楽しめるようなものとして作っていっているんですが、そのRPG風の世界、世界観っていうところを目指しながら、それでもサンリオキャラクターらしく、悩みながらもみんな仲良くの形を見つけていくっていうストーリーの中で、お客様自身の気づきを得られるような、そんな内容にブラッシュアップすることに時間をかけました。

音楽に関しましても、この冒険の世界観というのを表現するにあたって一番重要な要素になっていると思っています。

これから冒険が始まるワクワク感であったりとか、力強さ、神秘性、前半の部分はそういったところに振っています。

あとはキャラクターたちに会える懐かしさであったりとか、嬉しさ、喜怒哀楽、全ての感情が詰まったパレードになっていますので、曲や歌詞でそういった部分を表現することに一番こだわりました。

今回、その音楽に関しましては、表現を豊かにするため、一部オーケストラによる生演奏を入れました。

より重厚な音楽で今回パレードをお届けしているというところもポイントかなと思っています。

 

今回その新しいパレードを作っていくにあたり、より多くの方、海外のお客様であったりとか、男性の方にも楽しんでいただくためにはどうしたらいいかということが一番課題としてありました。

よりその演出スタッフの方々に関しても、今までとはまたちょっと違うジャンルの方であったりとか、ピューロランドでチャレンジしたい部分というところでご協力いただきました。

技術面やエンターテインメントのクオリティーアップを目指してデジタル技術を取り入れるなどの新規演出の開拓を目指して、今回クリエイターの皆様にご協力いただいた形になります。

今回この“みんな仲良く”というメッセージが根底にあるっていうところは変わらずですので、そういったところで今までのサンリオイズムみたいなところは感じていただけるかなと思っております。

 

「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」概要

 

上演開始日:2025年12月5日(金)

開催場所:1F ピューロビレッジ

上演回数:1日1~2回

所要時間:約25分

出演キャラクター:ハローキティ・シナモロール・ポムポムプリン・クロミ・ディアダニエル・リトルツインスターズ(キキ&ララ)・ウィッシュミーメル・マイメロディ・ポチャッコ・マイスウィートピアノ・あひるのペックル・バッドばつ丸・ハンギョドン

声の出演:ディーン・フジオカ(司書・ピリオネ役)・蒼井 翔太(司書・ユリンタス役)・沢城 みゆき(司書・ロポーン役)

スタッフ:
演出・美術:杉原邦生、パレードテーマソング振付 TAKAHIRO
パレード全体振付:akane
パレードテーマソング1)作詞・作曲:Revo
パレードテーマソング2)作曲:千葉大樹(Kroi)
脚本:ノゾエ征爾
音楽プロデュース:タノウエマモル(株式会社ハートカンパニー)
作曲:松田彬人・松村颯士
作詞:うえのけいこ
照明デザイン:髙田政義(RYU)
衣装デザイン:生澤美子、ヘアメイクデザイン 松本慎也(Cocololo)
ビジュアル制作:吉川俊彰(PLAINS inc.)、美術デザイン tamako☆
殺陣・アクション演出:市瀬秀和、エアリアル振付 朝倉瑠美
演出助手・演出補佐:鈴木美波(PAPALUWA)、振付助手 北尾亘

 

 

10年ぶりの新作となるメインパレード「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」を上演。

今度は”体験型パレード"でキャラクターたちと一緒に冒険へ!

あなたも試練に巻き込まれる!?

ある日ハローキティが 「永遠にしあわせになれる秘宝」の神話の本を見つけたところから、物語は始まります。

それぞれが思う「しあわせ」に期待を膨らませながら、ハローキティ、シナモン、ポムポムプリン、クロミを筆頭に、光り輝くフロートに乗って秘宝を探しに冒険へ出発!

冒険の先でみんなが見つけるものとは…?

10年ぶりの新パレード!サンリオピューロランド「The Quest of Wonders Parade(ザ クエスト オブ ワンダーズ パレード)」

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