ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で2025年11月19日より開催される『ユニバーサル・クールジャパン2025』のフィナーレ、『モンスターハンターワイルズ~モリバーの宴~』
「モンスターハンター」シリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』の世界観を再現したレストランの開催に先駆け、カプコンの「モンスターハンター」シリーズプロデューサーである辻本良三氏が囲み取材に応じました。
辻本氏は、コラボレーションの経緯や、ゲームの「食」に込めたテーマ、そしてUSJとのパートナーシップについて語りました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『モンスターハンターワイルズ~モリバーの宴~』辻本良三氏 囲み取材

開催期間:2025年11月19日(水)~2026年5月17日(日)
開催場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/ジュラシック・パーク「ロストワールド・レストラン」
『モンスターハンターワイルズ』の作品世界を再現したレストラン「モリバーの宴」

その開催に先立ち、ひと足先にレストランで「モリバーの宴」の料理を試食した辻本氏は、そのクオリティに太鼓判を押しました。
「すごく豪華なメニューで、ゲームの中でも料理は出てくるんですが、それをイメージして見事に再現していただいているなと思いました」
とコメント。
さらに、
「ボリュームもかなりあります。
USJさんは(パークが広くて)皆さん結構歩くと思うので、これを食べて“ハンターみたいなパワー”をもらえたな、と思っていただけたら」
と、ハンターの“食体験”とパーク体験の親和性に期待を寄せました。
コラボの決め手は新キャラクター「モリバー」への着眼点

今回のコラボレーションは、『モンスターハンターワイルズ』に登場する新キャラクターである獣人族「モリバー」たちの宴がテーマです。
この着眼点こそが、コラボ実現の決め手になったと辻本氏は明かします。
「(USJ側に)すごく『モンハン』が好きなスタッフさんがいらっしゃって。
(『ワイルズ』の)新しいキャラクターである『モリバー』にスポットを当てて、『モリバーの宴』を再現しませんか、と(USJ側から)アイデアをもらえると思っていなかった」
と、驚きを語りました。
「僕もスタッフも、新しいキャラクターにスポットを当ててくれたことがすごく嬉しくて。
それだけ『モンハン』を理解していただいているということで、『ぜひやりましょう』とすぐにお返事しました」と、深い信頼関係がうかがえるエピソードを披露しました。
『ワイルズ』の食の裏テーマと絶賛の「チーズ」
プレスから「試食したメニューの中で特に気に入ったものは?」と聞かれた辻本氏は、笑顔で「チーズ」を挙げました。
(「モンスターハンターワイルズ×限定コースターセット」に含まれる「クナファチーズをインスパイアしたとろ~りトッピング」)
辻本氏は「『ワイルズ』のゲーム中で、チーズが名産品として出てくるんです。
今回それも入れていただいていて、かなりトロっとしたチーズなんですけど、ゲーム中のチーズもすごくトロっとしているのをしっかり再現いただいている」
と絶賛。
ゲームの世界観との強いリンクを感じている様子でした。
また、『ワイルズ』の食のテーマについては、「“素朴だけど美味しそうな料理”というのがすごくテーマとしてあって。
素材を活かした料理が多いんですけど、先ほどのチーズのように、ものすごく美味しそうに見えるとか、感じてもらえる、というのが(『ワイルズ』の)食の裏テーマみたいなところであったりします」と、ゲームデザインのこだわりを披露しました。
カプコンとUSJのコラボレーションは10年以上に及びます。
辻本氏は
「カプコンも本社は大阪にありますし、USJさんも大阪。
お互い大阪の会社で、関西を盛り上げたいという気持ちがすごく強かった」
と、長年のタッグの原点を振り返りました。
直近の「XRウォーク」に至っては、「あれはもう、かなり我々も(話し合いに)入って、共同で開発させてもらったぐらいのレベル」だったと明かし、「お互いがお互いを理解できているからこそ実現できること。
すごくいい関係だと思っています」
と、強いパートナーシップを強調しました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『モンスターハンターワイルズ~モリバーの宴~』辻本良三氏 囲み取材の紹介でした。
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『モンスターハンターワイルズ~モリバーの宴~』開催!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン『ユニバーサル・クールジャパン2025』
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