ディズニープラス『エイリアン:アース』

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『ピーター・パン』からまさかのオマージュ!ディズニープラス『エイリアン:アース』

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『SHOGUN 将軍』のFXが放つ「エイリアン」シリーズ初のドラマシリーズ『エイリアン:アース』が、ディズニー・アニメーション『ピーター・パン』からまさかのオマージュ!

主人公・ウェンディたち、不治の病の子どもの意識をシンセティック(アンドロイド)に移すことで開発された“ハイブリッド【ロスト・ボーイズ】”が、未知の生物を封じ込めるために墜落した宇宙船へと派遣されることに。

ディズニー傘下になったからこそ生まれたFXの粋な演出の舞台裏を紹介していきます。

 

ディズニープラス『エイリアン:アース』

 

ディズニープラス『エイリアン:アース』

 

巨匠リドリー・スコットが生み出した、恐怖の原点にして、頂点ともいえる『エイリアン』(79)。

そこから始まった、「エイリアン」シリーズでは、宇宙船や惑星を舞台にした、人類と宇宙最恐の生命体“エイリアン”との壮絶な戦いがこれまで描かれてきました。

寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、その不気味なデザインから、映画史上もっとも恐ろしく独創的なクリーチャーと評されるなど、世界を魅了。

主演のシガーニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞したレジェンド的作品です。

その生みの親であるリドリー・スコット製作総指揮による、「エイリアン」シリーズ初のドラマシリーズ『エイリアン:アース』が、2025年8月13日(水)よりディズニープラス スターで独占配信スタート!

 

 

物語の舞台となるのはシリーズ1作目『エイリアン』の2年前である2120年の地球。

世界はプロディジー、ウェイランド・ユタニなど5つの大企業によって統治されていました。

そんな中、 “5種の未知の生命体”を載せた宇宙船が地球に墜落。

ウェンディたち、不治の病の子どもの意識をシンセティック(アンドロイド)に移すことで開発された“ハイブリッド”が、未知の生物を封じ込めるために墜落した宇宙船へと派遣されることに。

宇宙最恐の生命体エイリアンが地球に解き放たれる危機から人類を救うことはできるの!?

地球の命運を賭けた最恐のサバイバル・スリラーの幕が上がる――

 

ディズニープラス『エイリアン:アース』2

 

映画批評家サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア94%フレッシュの高スコア(8月14日時点)を叩き出し、『エイリアン2』に並ぶシリーズ最高評価を獲得している本作。

実はとある“粋な演出”でも話題を呼んでいます。

それが、ディズニー不朽の名作アニメーション『ピーター・パン』からのオマージュ。

主人公の名【ウェンディ】といえば、ピーター・パンに憧れ彼と共に旅をすることになる少女の名前と一致。

そして、本作でウェンディと共に宇宙最恐の生命体“エイリアン”に立ち向かうこととなる“ハイブリッド”の仲間たちの総称は、【ロスト・ボーイズ】。

『ピーター・パン』の中でロスト・ボーイズは、ネバーランドに住む「迷子」の少年たちのこと。

本作のロスト・ボーイズも、幼いころに不治の病になった子供たちが、意識をシンセティック(アンドロイド)に移され“ハイブリッド”となって生きているという設定ですが、彼らもまた幼いころ親元を離れているという設定部分にも親和性を感じます。

今回のロスト・ボーイズのメンバー名も、ディズニーファンはそれぞれ聞き覚えがあるはず。

さらに、ピーターたちが暮らす魔法の国ネバーランドと同じ名称のエリアが、本作にも登場!

そのほかにも、アニメーションを思わせる要素ががっつりと画面に浮かび上がるシーンがあるとか…!

2019年以降、ディズニー傘下となったFXだからこそできるスペシャルな演出となっています。

 

監督を務めたノア・ホーリーは、今回の演出について、「クリエイティブなアイデアから発展していった。生物的なものと人工的なものとの間には葛藤があり、いま人類はその狭間にいる。だから、“人類は生き残るに値するのか?”について描きたかったんだ」と着想の起源について語り、「そして、子ども以上に人間らしい存在はいるのかということも考えた。なぜなら、彼らは怖くないふりをする方法を知らないからね。彼らは嘘が下手なんだ。大人の心は固定されすぎていて移行することができないが、子どもの心はより柔軟で変化していく。それを探求する必要があると思ったんだ。まったく意図していなかったが、うまくディズニーブランドとFXブランドを融合させることができたよ(笑)」と明かしています。

ディズニー・アニメーションからのオマージュは、今の時代を生きる全ての人々に向けた製作陣からのメッセージでもあったようです。

 

「エイリアン」シリーズらしさを存分に感じさせつつ、ディズニーファンにも嬉しい新たな設定もたっぷりの『エイリアン:アース』

シリーズファンにはもちろん、初心者も一見の価値がありそうです。

 

「エイリアン:アース」作品情報

 

「エイリアン:アース」作品情報

 

「エイリアン:アース」:ディズニープラスのスターで2025年8月13日(水)より独占配信

原題:Alien: Earth
クリエイター:ノア・ホーリー
製作総指揮:リドリー・スコット、デイビッド・ツッカー、ジョセフ・イベルティ、ダナ・ゴンザレス、クレイトン・クルーガー
出演:シドニー・チャンドラー(『ドント・ウォーリー・ダーリン』、ドラマ「シュガー」)/アレックス・ローサー(ドラマ「このサイテーな世界の終わり」/
ティモシー・オリファント(ドラマ「マンダロリアン」)/エッシー・デイヴィス、サミュエル・ブレンキン、バブー・シーセイ、デヴィッド・リスダール、
エイドリアン・エドモンドソン、アダーシュ・グーラヴ、ジョナサン・アジャイ、エラナ・ジェームズ、
リリー・ニューマーク、ディエム・カミーユ、モエ・バーエル

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