大阪くらしの今昔館『大阪百世』XR体験コンテンツ

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大阪の都市と文化の変遷を360度のVRアニメーションで体感!大阪くらしの今昔館『大阪百世』

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「大阪くらしの今昔館」に、大阪メトロ アドエラ『大阪百世』XR体験コンテンツが登場!

 

大阪くらしの今昔館『大阪百世』XR体験コンテンツ

 

大阪くらしの今昔館『大阪百世』XR体験コンテンツ

 

価格:大人1,500円/子供600円(大阪市在住者:大人1,000円/子供400円)
発売日:2025年7月18日(金)
販売場所:大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」
体験時間:毎時0分/20分/40分(初回10:20〜、最終16:40〜)
所要時間:約10分(1回あたり最大16名)

 

大阪くらしの今昔館

 

大阪くらしの今昔館は、「住まい」を通じて「暮らし」や「まちづくり」の変遷を学べる歴史系ミュージアム。

江戸・明治・大正・昭和の街並みを実物大またはジオラマで再現し、大阪に暮らした人々の生活を体感できます。

所在地:大阪市北区天神橋6丁目4-20 大阪市立住まい情報センター8階
アクセス:Osaka Metro 谷町線/堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目駅」直結
営業時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日:火曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:一般600円/高・大学生300円
公式サイト:https://www.osaka-angenet.jp/konjyakukan

 

そんな「大阪くらしの今昔館で、大阪の歴史とエンターテインメントが融合したXR体験コンテンツ「大阪百世(おおさかももよ)」を開催中。

同コンテンツは、江戸から令和まで400年に及ぶ大阪の都市と文化の変遷を、360度のVRアニメーションとして体感できる新感覚の歴史エンターテインメントです。

このプロジェクトは、大阪メトロ アドエラが企画・制作を担当し、「住まい」や「まちづくり」をテーマに掲げる今昔館と連携して展開。テーマである“大阪の都市居住の歴史”を、XRテクノロジーによって磨き上げ、教育とエンタメを融合した体験を目指しています。

 

VRアニメーション「大阪百世」とは?

 

大阪くらしの今昔館『大阪百世』XR体験コンテンツ2

 

同コンテンツは、江戸時代から現代に至るまで、時代ごとの大阪の風景や人々の暮らしを、360度のVR空間で再現する日本初*のXR体験型アニメーション。

特徴的なのは、12の時代(シーン)に分けられたストーリー構成。

「大坂夏の陣」から始まり、復興・繁栄・災禍・近代化など、大阪が経験してきた激動の歴史が約10分間に凝縮され、まるで“時空を旅するような感覚”を味わえます。

体験者はまさにその場にいるかのような没入感を得られ、子どもから大人まで幅広い層に向けて「楽しく学べる」構成となっています。

舞台となる視点は、歴史的な出来事や都市変遷の象徴地である“堺筋平野町通角”。「大塩平八郎の乱」や「大阪大空襲」の舞台でもあり、沢の鶴ビルや生駒時計店といった歴史的建造物が存在するこの地を通して、大阪のエネルギーと時間の流れを体感できます。

 

時代を超える12の歴史シーン

「大阪百世」では、以下の12シーンで大阪の時代の流れを辿ります。各シーンは視点を固定しながら360度の空間演出によって、都市の風景・人々・出来事を体感できます。

  • Scene1(1615年):大坂夏の陣Scene1(1615年)大坂夏の陣徳川方に攻め落とされた大坂城は炎上し、城下町は灰燼に帰した。
  • Scene2(1665年):徳川大坂城下Scene2(1665年)徳川大坂城下復興から50年後。再建された町には賑わいが戻り、大坂城も遠くに見える。
  • Scene3(1724年):妙知焼け
    市街の3分の2を焼き尽くした近世最大級の大火。火消したちの奮闘が描かれる。
  • Scene4(1832年):商都のにぎわい
    復興後の町では商いが盛んに。むしこ窓と瓦屋根の建物が立ち並ぶ。
  • Scene5(1837年):大塩平八郎の乱
    豪商の屋敷を反乱軍が襲撃。平和な世に陰りが見え、幕末の波乱の幕開けとなる。
  • Scene6(1882年):近代の装い
    明治維新後、ガス灯や洋風建築が導入され、街の近代化が進む。
  • Scene7(1913年):市電・バス・百貨店・天神祭Scene7(1913年):市電・バス・百貨店・天神祭堺筋に市電が走り、百貨店が並ぶ。天神祭の花火が夜空を彩る。
  • Scene8(1932年):大大阪時代
    人口日本一となった大大阪時代。平野町通には歴史的建築物が建ち並ぶ。
  • Scene9(1945年):大阪大空襲
    大空襲で街は焼け野原に。戦禍を逃れた大阪城天守閣が雨に煙る。
  • Scene10(1969年):高度経済成長Scene10(1969年):高度経済成長終戦から四半世紀。復興した大阪は高度経済成長期を迎える。
  • Scene11(2018年):ビジネスと歴史が交差する街
    高層ビルが建ち並ぶ現代。歴史とビジネスが共存する都市景観が描かれる。
  • Scene12(2024年):夜の街角で
    深夜、街角のバルが温かな灯りをともす。現代人の息遣いが感じられる風景。

 

体験スペースの空間演出:時の標と時の流れ

 

体験スペースの空間演出:時の標と時の流れ

 

同コンテンツでは、体験前から「時の流れ」を感じさせる空間演出が施されています。

会場内には「時の標(ときのしるべ)」として大小の立体柱が配置され、その合間を布や紐などの柔らかなテキスタイルが揺らめきながら流れていきます。

この演出により、来場者は歴史の流れと重厚感、そして“自らが歴史の証人となる感覚”を味わうことができます。

年齢・国籍を問わず誰でも楽しめる設計です。

 

XRとは?

 

XRは「Extended Reality/Cross Reality」の略称で、現実と仮想を融合し、知覚を拡張する先端技術の総称です。

本作はその中でも「VR(Virtual Reality/仮想現実)」技術を使用しており、視覚・空間・演出をすべて360度のアニメーションで表現。
物語の中に没入するような体験が可能です。

 

来場者特典

「大阪百世」サービス開始を記念し、体験者全員に「映像解説パンフレット」を配布。
さらに毎日先着20名には「目撃記念ステッカー」がプレゼントされます☆

 

監督プロフィール:ジョナサン・ハガード氏

フランス系インドネシア人の映画製作者・アニメーターで、現在は京都を拠点に活動。
東京やジャカルタといった都市での経験に基づき、伝統的アニメーションと先端メディアを融合した作品を手がけています。

代表作『Replacements』は、2020年ベネチア映画祭でプレミア上映され、2021年にはアヌシー国際アニメーション映画祭VR部門にて最高賞であるクリスタル賞を受賞しました。

監督メッセージ

 

大阪百世は、400年以上にわたる大阪の歴史の世界に入り込んで、ジェットコースターのように時代のうねりを体験いただける作品です。
作品の舞台は全て同じ場所ですが、時代は移り変わっていき、登場人物も時代ごとに変わっていきます。

大阪の歴史は、左から右へと直線上に流れていくのではなく、大火や戦争、そして繁栄の時代が振り子のように訪れます。
しかしいつの時代でも、大阪の人たちのバイタリティが大阪の街を支え、何度も復活してきました。
この作品を体験した方が、大阪のエネルギーを受け取って、ケセラセラ、何でも来るがいいという、未来に対して前向きな気持ちになっていただけたら幸いです。

 

制作・企画体制

企画・製作・著作:株式会社 大阪メトロ アドエラ
監修:大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」

制作:エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社
株式会社NTTデータNJK
株式会社CinemaLeap

協力:株式会社生駒時計店/沢の鶴株式会社/大阪市高速電気軌道株式会社

 

江戸から令和までの400年の大阪の都市と文化の変遷を360度のVRアニメーションで体感できる期間限定弁と。

大阪くらしの今昔館『大阪百世』の紹介でした。

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