ウォルト・ディズニー・ジャパンが実施している、国内のこども病院に向けた支援活動「こども病院イニシアチブ」の一環として、病気と闘う小児患者に向けた絵本の読み聞かせプロジェクト「Disneyストーリータイム」
2025年6月10日、東海エリアでは今回初めて、ディズニーが支援している静岡県立こども病院にて開催され、読み聞かせには静岡第一テレビのアナウンサー陣も参加されました。
ディズニー 絵本読み聞かせプロジェクト「Disneyストーリータイム」静岡県立こども病院
開催日:2025年6月10日
開催場所:静岡県立こども病院
ディズニー、日本テレビホールディングス、講談社の3社が協力し、<物語><読み聞かせ><絵本>といった、各社が持つ強みを活かして展開する、日本オリジナルの読み聞かせプログラム「Disneyストーリータイム」
プロの伝え手たちが心を込めて届けるディズニーの物語を通して、病気と闘うこどもたちや家族に、ひと時の安らぎや楽しみを届け、前向きな気持ちを持ってもらうことを目指しています。
こんかい、そんな「Disney ストーリータイム」が静岡県立こども病院で開催され、日本テレビ系列・静岡第一テレビアナウンサーも参加し、プロの伝え手たちが、病気と闘うこどもたちにディズニーの物語を届けました。
病棟内・べッドサイドでの読み聞かせを初実施
「Disneyストーリータイム」の第2回目となる今回は、病棟内の病室にて、入院中のこどもたちに向けたベッドサイドでの読み聞かせを初めて実施されました。
日本テレビ・元アナウンサーで第4期絵本専門士の杉上佐智枝さんをはじめ、ディズニーの読み聞かせボランティアの方や講談社の書籍チームがこどもたちの病室を訪問。
『トイ・ストーリー』『おいしい たのしい! ミッキーと10のおはなし』などの絵本をベッドサイドで、1対1で優しい語り口でお届け。
こどもたちは、静かに耳を傾けながら、物語の世界にじっくりと浸っていました。
好きなキャラクターが登場する場面では、絵本を指さす姿も見られ、楽しくあたたかなひとときを過ごしました。
また、病棟内の2つのプレイルームでは、杉上さん、静岡第一テレビアナウンサーの秋元啓二さん、
伊藤薫平さん、澤井志帆さんの4名がペアになり『くまのプーさん』『美女と野獣』『ファインディング・ニモ』などの絵本を読み聞かせを実施。
今回のイベントのために特別に制作された 『モアナと伝説の海』の大型絵本も披露され、約20名のこどもたちが熱心に耳を傾けました。
外来待合スペースでも、絵本読み聞かせイベントを実施。『くまのプーさん』大型絵本、『リロ&スティッチ(新装版)』が初登場
また、外来の待合スペースでは、通院するこどもたちとその家族に向けた読み聞かせイベントを開催。
2023年にディズニーが提供したミッキー&フレンズが描かれたオリジナル壁紙の前に、約45名のこどもたたちと家族が集まりました。
参加された方にはディズニーのキャラクターが描かれた本のしおりにもなる特別なチケットを配布。
好きなキャラクターのチケットを手に、こどもたちはわくわくした表情を浮かべながら椅子に集まります。
イベントが始まると、絵本にあわせて物語を彩る美しいおなじみの音楽が流れ、「アリエルの曲だ!」と声を上げたりしながら、子どもたちは物語に引き込まれていきました。
読み聞かせを担当されたのは、杉上さん、伊藤さん、澤井さんの3名。
講談社から出版されている、世界中で読み継がれてきた名作絵本シリーズ「世界につながるディズニーストーリー」から『リトル・マーメイド』と『ピーターパン』を。
愛すべきキャラクターたちと心に残る夢いっぱいのディズニー物語を絵本でお届けするシリーズ「ディズニーゴールド絵本」からは、6月6日から大ヒット劇場公開中の実写版映画『リロ&スティッチ』のストーリーを楽しめる『リロ&スティッチ(新装版)』がセレクトされました。
名作絵本の世界を三者三様の豊かな表現力と美しい声で、臨場感たっぷりに届けられました。
そしてイベント終盤、『くまのプーさん』の大型絵本が登場。
こどもたちは鮮やかで大きな絵の迫力に最初は少しびっくりした様子で、その後じっくりと絵本を見つめ、物語の世界に入り込むように聴き入っていました。
4つの物語の読み聞かせがすべて終わると、会場には温かい拍手と笑顔が広がり、病院にいながら家族でディズニーの物語と音楽に包まれる、幸せなひと時を過ごしました。
イベントに参加したこどもたちからは、
プーさんが大好き。
いつも見ている絵本の何倍もある大きなプーさんの絵本が出てきてびっくりした!
といった声や、患者さんの家族からは、
入院期間が長くなると、どうしても毎日同じ風景や似たような日々の繰り返しになり、退屈や気持ちの沈みを感じてしまうことがありますが、病室にまで来て楽しい体験を届けてくれるこういった特別なイベントがあるのは、こどもにとっても、保護者にとっても非常に嬉しい機会です。
是非またやってほしいです。
と、喜びのコメントが寄せられました。
静岡県立こども病院の副院長・河村秀樹さんは、
ディズニーの物語は希望が感じられるストーリーばかりで、お子さんやご家族の励みとなり、心の安寧にもつながると感じています。
当院では、できる限り治療を怖がらずに受けられるような環境を提供したいと思っております。
今後もこうした機会があれば、病院をご利用されるお子さんやご家族に積極的に届けていきたいです。
と語りました。
さらに、読み聞かせを担当した静岡第一テレビのアナウンサー陣も、イベントを振り返りました。
秋元啓二さん:「こどもたちの反応や表情から、絵本の力の大きさを改めて実感しました。」
伊藤薫平さん:「うまくいかないことや逆境があっても、あきらめずに乗り越えていくディズニーの物語を、今日たくさんのおこさんとそのご家族に届けることができて、とても嬉しく思います。」
澤井志帆さん:「読み聞かせは初めての経験でしたが、絵本を通して心がつながったように感じました。」
読み聞かせイベントに登場した、「世界につながるディズニーストーリー」の『リトル・マーメイド』と『ピーターパン』、「ディズニーゴールド絵本」の『リロ&スティッチ(新装版)』など 37 冊のディズニー絵本が、講談社から静岡県立こども病院に寄贈されました。
「最も必要とされるときに、安らぎと楽しいひと時を子どもたちへ」届けることを目的に、2022年より国内のこども病院への支援を行っているディズニー。
静岡県立こども病院には2023年12月に、ディズニーのキャラクターをあしらったインタラクティブな壁紙などが提供されています。
今後も「Disneyストーリータイム」を通じて、地域社会にポジティブなインパクトをもたらし、こどもたちとその家族に笑顔を届けていきます。
ⓒ Disney
© Disney / Pixar
© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.