ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

新プログラム「クルーとクールシェア!」も!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「熱中症ゼロへ」熱中症予防セミナー

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にて、一般財団法人日本気象協会の協力のもと「熱中症ゼロへ」熱中症予防セミナーが開催されました。

このイベントは、来場ゲストおよびパークスタッフを対象に、夏の健康を守るための実践的な対策を学ぶ機会として企画され、セミナー・体験・実演の3軸で構成されました。

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「熱中症ゼロへ」熱中症予防セミナー

 

 

 

開催日:2025年6月11日(水)

開催場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内 各所

協力:一般財団法人 日本気象協会

2025年6月11日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にて、一般財団法人日本気象協会の協力のもと「熱中症ゼロへ」熱中症予防セミナーが開催されました。

来場ゲストおよびパークスタッフを対象に、夏の健康を守るための実践的な対策を学ぶ機会として企画され、セミナー・体験・実演の3軸で構成されました。

 

第一部:ゲスト対象セミナーと新プログラム紹介

 

 

イベントの幕開けとなる第一部では、司会による挨拶とセミナー概要の紹介に続き、サプライズで「ウッディー・ウッドペッカー」や「ウィニー・ウッドペッカー」、

 

 

さらに「しゃべくり・ジェネラル・マネジャー(SGM)綾小路麗華」が登場しました。

会場に集まったゲストたちからはキャラクターたちの登場に歓声があがりました☆

 

 

セミナーでは、気象予報士の久保智子さんが登壇。

熱中症に関する基礎知識と予防策を専門的かつ分かりやすく解説しました。

特に近年の猛暑傾向や「暑熱順化(しょねつじゅんか)」の重要性が紹介され、ゲストの関心も高まりました。

 

 

第一部の終盤では、2025年初導入の新プログラム「クルーとクールシェア!」の紹介も行われました。

パーク・コンシェルジュが登壇し、クルーとの交流を通じて熱中症予防行動を自然に体験できる仕組みを説明。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではのエンタメ性を交えた内容に、会場からは多くの共感が寄せられました。

 

体感プログラム:スプレーアート&打ち水体験

 

 

セミナー後、参加者はパーク内に移動し、実際の体感イベントが実施されました。

 

 

まずはクルーによる「スプレーアート」のデモンストレーションが披露され、水を使って描かれたキャラクターのアートに、ゲストたちは歓声を上げて見入っていました。

 

 

その後は、夏の装いに身を包んだエンターテイナーたちとともに、「打ち水体験」がスタート!

 

 

参加者はバケツとスコップを手に、「3,2,1 GO!!!」の掛け声とともに勢いよく水を撒き、笑顔でフォトセッションに臨みました。

 

 

暑さを吹き飛ばす爽快感と一体感に、場の熱気も一層高まりました☆

 

第二部:オアシス隊セミナーと巡回活動

 

 

第二部では、屋外勤務を担うパークスタッフ「オアシス隊」を対象に、より専門的な内容のセミナーが開催されました。

講師は引き続き久保智子さんが務め、関西地域の気象傾向や熱中症時の応急処置のポイント、さらに6月1日より施行された「改正労働安全衛生規則」の要点についても解説。

質疑応答ではオアシス隊から活発に質問がなされ、「熱中症に特に注意したい時間帯は?」という質問に、久保さんからは「10時から14時が一日の中で最も気温が高くなる時間帯。しかし大阪は夜になっても気温が下がりにくい土地のため、夜のエンターテイメントなどゲストが密集する場所では引き続き注意が必要」と専門的な解答がなされました。

 

 

続いて、オアシス隊のパーク巡回を実施。

2人1組で編成された隊員たちは、園内各所で屋外作業中のスタッフに声をかけ、スポーツドリンクや冷たいおしぼり、塩分タブレットなどを配布。

 

 

バックヤードには「オアシススポット」を設置。

計6箇所に設けられ、クルーに冷たいおしぼりや水分、塩分タブレットなどを配布します。

 

この取り組みは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが毎年実施している夏限定のスタッフケアプロジェクトであり、クルーの安全と快適な労働環境づくりを目的としています。

 

 

担当者の鶴 隼人さんは、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではのエンターテイメントの力を活用した熱中症対策を行いたい」と話します。

今夏はクルーからの塩分タブレットの配布をインタラクティブな形で行ったり、水を使ったエンターテイメントを通じて、楽しみながら涼を取る工夫を各所に設けているそうです。

水を使ったパレードの打ち水効果についても、実際に効果があるのかについても議論し、パーク内での温度測定や風向きの研究など、科学的な裏付けに基づいた取り組みであると話します。

 

セミナーを通じた知識の獲得と、実際に体験、実演で、夏の健康を守るための学びが得られたイベント。

スタッフ・ゲストともに熱中症のリスクを正しく認識し、「熱中症ゼロへ」安全に夏を過ごすための新たな一歩として、多くの学びと笑顔が共有されるイベントとなりました。

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