造船で培った鉄加工の技術が、農業設備のコスト課題に向き合う新サービスとして動き出します。
岡本製作所は、一般鋼材を活用した農業用ハウス資材「おかちゃんハウス」を2026年3月から販売開始します。
頑丈さと導入しやすさを両立しながら、瀬戸内エリアの営農現場に合わせた受注生産に対応する点が注目ポイントです。
岡本製作所「おかちゃんハウス」

- 販売開始:2026年3月
- 提供エリア:広島県内・愛媛県の一部地域(配送・引き取り対応範囲)
- 本社所在地:広島県尾道市因島重井町474-3
岡本製作所は、広島県尾道市因島を拠点にLPG船・LNG船向けを含む高精度な船体ブロック製造を手がける技術集団です。
同社が展開する自社農園「しまなみリーフ」での運営経験が、農業現場の設備投資負担という課題認識につながりました。
その実体験と造船の加工ノウハウを組み合わせて生まれたのが、地域仕様の農業用ハウス資材を提供する今回の新事業です。
一般鋼材を活かしたコスト最適化設計
- 使用素材:一般鋼材
流通量の多い一般鋼材を造船ネットワークで調達し、自社工場で効率よく加工することで価格を抑えやすい構成です。
現場では銀色のアーチフレームが整然と並ぶ施工例が確認でき、骨組み段階でも高い剛性を意識した設計が伝わります。
資材価格の変動が続く中で、初期投資を管理しながら強度を確保したい農家にとって現実的な選択肢になります。
瀬戸内の地形に合わせる完全受注生産
- サイズ調整項目:幅・高さ・形状
平地が少ない広島・愛媛の営農環境を前提に、土地条件に合わせて寸法を調整できる受注生産方式を採用しています。
規格品では対応しづらい傾斜地や段々畑でも、設置条件に合わせて骨組みを組めるため無駄な改修を減らしやすい設計です。
圃場ごとに異なる課題へ合わせて組める点が、長く使う設備ほど効いてくる価値になります。
部材供給から始まる導入しやすい運用
- 販売チャネル:施工業者向け卸売・DIY向け部材提供
- 対応方法:配送・引き取り
サービス開始時はビニールハウスの基礎となる骨組み部材の供給からスタートし、導入ハードルを抑えた運用になっています。
施工業者向けの供給だけでなく、自分で組み立てたい農家にも部材提供を行うため運用スタイルに合わせて選択可能です。
今後は設置・施工まで一貫対応する体制づくりも視野に入り、地域農業を支えるインフラとしての広がりが期待されます。
造船の精度と農業現場の実感を掛け合わせた今回の取り組みは、地域産業が連携して課題を解く好例です。
設備投資を抑えながら現場に合うハウスを選びたい生産者にとって、検討価値の高い新サービスとなっています。
造船技術で農業設備をもっと導入しやすく!
岡本製作所「オーダーメイド農業用ハウス資材おかちゃんハウス」の紹介でした。
よくある質問
Q. 岡本製作所 おかちゃんハウスの発売日はいつですか?
販売開始は2026年3月です。
Q. 岡本製作所 おかちゃんハウスの場所はどこですか?
本社所在地は広島県尾道市因島重井町474-3です。